2016年8月31日水曜日

【お父さんの週末料理】2016年8月27~30日~二人きりの昼食×2日~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 今週は月・火と私が夏休みをとったので4日分。

 8月27日(土) 

◆昼ご飯◆
 この日は寂しく一人で買い物に。選んだ「本日の魚」はハマチ。たくさん獲れたのか、天然のハマチが安かった。娘の希望で照り焼きに。ブリほどの脂ののりはないが、夏にはそれくらいがちょうどよい。
 他はサラダ、スープ、ざるラーメン。

 8月28日(日) 

◆晩ご飯◆
 昼は出かけていたので、さっと作れてさっと食べられるパスタ。缶詰のアサリパスタソースに、ハム、ナスなどを加えた。ニンニクが食欲をそそったのか、息子が
「元気百倍!」
とアンパンマン化して、飲み物のように完食した。
 他はサラダ、スープ。

 8月29日(月) 

◆昼ご飯◆
 息子は保育園に行ったので、娘と二人きりの昼食。息子の苦手な豆腐のフルコースを堪能した。豆腐を味わうなら、まずは冷や奴。一丁300円の高級(?)豆腐と、男前豆腐の枝豆プレミアムを食べた。娘は大喜び。


 他はサラダ、豆腐たっぷり味噌汁、豆板醤抜き麻婆豆腐、白ご飯。娘に麻婆豆腐がいまいち不評だったのは残念。

麻婆豆腐と冷や奴とご飯

◆晩ご飯◆
 メインはイカのオイスターソース炒め。ナス、ピーマンとイカを、オイスターソースで炒めた。息子は気に入ったのだが、娘は「ちょっと辛い」とイマイチの評価。オイスターソースがやや多かったかもしれない。今回はイカの「わた」を加えたので、その好みも分かれたのだろうか。
 他はサラダ、スープ、白ご飯。


 8月30日(火) 

◆昼ご飯◆
 この日は娘が児童クラブに行ったので、息子と二人きりの昼食。昨日と逆のパターンだ。娘が苦手なピリ辛カレーを食べたいということで、カレーうどんがメイン。
「うまっ」「からっ」
と言いつつ、汁も一滴残らず飲み干した。作った私も嬉しくなる食べっぷりだった。
 他はサラダ、ソーセージ、ちくわチーズ。ソーセージが「パリッと、ジュワッと」で美味しかった。

カレーうどんとソーセージ

◆晩ご飯◆
 明日のお弁当も考えて、鶏の唐揚げ。市販のから揚げ粉で、もも肉2枚を揚げた。から揚げが不評なわけはなく、モリモリ食べた。
 他はサラダ、スープ、白ご飯、ちくわチーズ。
 猛暑もようやく和らぎ、親も子も食欲が戻ってきたようだ。

いつも好評のから揚げ

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2016年8月29日月曜日

【夏休みあれこれ】はじめてのUSJ、父の誕生日、保育園の夏祭り~小3の娘と年長組の息子~

 今年の夏休みはイベント盛りだくさん。福井旅行、祖父母の家にお泊まり、映画、キャンプに加え、先日は友人と一緒にはじめてUSJに行ってきた。その後は私の誕生日を挟み、最後の土曜日は恒例の保育園夏祭りがあった。

《はじめてのUSJ》
 子どもたちはもちろん、親もはじめてのUSJ訪問。ただし人混みの苦手な私は欠席で、娘、息子、妻、娘の友人、そのお母さんという5名の組み合わせとなった。娘の友人家族は何度かUSJに行ったことがあり、効率よく回るためのノウハウを持っていたのはありがたかった。
 基本中の基本は、とにかく早く行くことだそうだ。私がグウグウ寝ている間に、6時過ぎの電車に乗って旅だった。
 昼ご飯もそこそこに、「予約」と「並び」を繰り返して、かなりたくさん乗ったそうだ。ハリー・ポッターやジュラシックパークをはじめ、おもなアトラクションにはだいたい乗れたらしい。
 しかし年長組の息子は意外にもゴーカート(エリモのリトル・ドライブ)が最も楽しかったと言う。自分で動かせるのがよかったのだろう。

意外にも一番人気のゴーカート

 一方、小3の娘はハリー・ポッターが楽しかったそうだ。とはいえ、ハリー・ポッターの本も映画も見ていないので、肝心なことが分かっていない可能性あり。次に行くときには、本か映画を見てからにしよう。
 こんな調子でガッツリ楽しみ、家に帰ってきたのは何と夜の10時。もちろん最長記録だ。35 ℃を超える猛暑の中、こんなに遊んで大丈夫なのか心配したが、KOされたのは子どもではなく親のほうだった…。娘と息子は1日ゆっくり寝たら体力も回復。すぐに通常運転モードに戻ったが、妻は2、3日グロッキー状態だった。子どもの回復力にはかないませんなあ…。

《私の誕生日》
 小3ともなると、いちおう父親の誕生日は知っているらしく、ささやかにお祝いをしてくれた。

娘の作ってくれたミサンガ

 娘が、最近マイブームのミサンガを作ってくれた。ありがたい話だ。ただ、妻へのプレゼントよりも少し格が落ちるような…。妻の誕生日には
「もうすぐお母さんの誕生日やで」
と子どもたちを促しているためだということにしておきたい。

《保育園の夏祭り》
 8月最後の土曜日は、恒例の保育園夏祭り。息子は年長組なので、最後の夏祭りだ。まずはかき氷を平らげた。

かき氷をサクッと完食

 息子は当て物でビニールの剣をゲットしてご満悦。

お目当ての剣をゲット

お友達も同じものをゲットしており、当然、戦いが始まった。しかし、みんながヒーロー役で、誰もやられないのが可愛らしい。

 最後は盆踊り。息子は指先までビシッと伸ばして、上手に踊っていた。こういうイベントには前向きに取り組むタイプのようだ。よいことだ。
 息子は4月生まれなので、ついこの前までは頭一つ背が高かったのだが、そういう差もほとんどなくなってきている。6歳から小学生になるというのは、そういう意味でも理にかなっているのだろう。

盆踊り

 この保育園には娘も通っていたので、ずいぶん長い間お世話になっているが、いよいよ最後になってきた。あと約半年、いい思い出を作ってください。

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【書評】宮部みゆき『長い長い殺人』(光文社文庫)

「財布」とは目の付け所がさすが


 1992年に単行本化された連作長編ミステリー。
 ある不倫カップルがお互いの正式な配偶者を殺害し、多額の保険金を得たと疑いをかけられる。その事件に関係する10人の「財布」が語り部となって物語が進むところが斬新。財布という、寝ているとき以外はほぼ持ち主と行動を共にする相棒を一人称に据えるとは目の付け所がいい。
 事件が社会に与える影響がリアルに描かれるところが宮部流。後の『模倣犯』などにつながる、ピリピリしたどす黒い緊張感が物語の空気を形作っている。
 社会派ミステリーの王道をいきながらも、斬新な設定で新しい道を切り開くのが、さすが宮部氏。動機の面でやや弱い感じがしたが、それも些細なことに思わせる名作。

《あらすじ》
 殺人事件の動機は明確。殺害方法の操作が進むが、なかなか黒と断定されない不倫カップル。そこに決定的な目撃証言が出てきて、事件は意外な方向に。彼らは白だったのだろうか…。



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2016年8月28日日曜日

【中央競馬予想の回顧】キーンランドC、新潟2歳S、釜山S(2016)

 今週は札幌でキーンランドC。
 ◎ナックビーナスは逃げたシュウジを見る位置取り。4コーナーでは前を射程圏に入れてシュウジを追ったが、差が詰まらない。ラスト100 mで脚が上がって5着まで。もう一押しがきかなかったが、自分の競馬はできたか。
 勝ったのはブランボヌールナックビーナスの一列後ろから、外を通って最後はシュウジをかわしきった。終わってみれば3歳馬のワンツー。

 新潟では新潟2歳S。
 ◎キャスパリーグは内を回って抜け出しをはかり、ジリジリ伸びたが5着まで。スパッと切れるタイプではないのかもしれない。
 勝ったのはヴゼットジョリー。中団から、馬場の中ほどを突き抜け、1馬身1/4差の完勝。次走が楽しみだ。

 土曜は小倉で釜山S。
 ◎タムロミラクルは中団の外を回るかたち。3コーナー過ぎから外をまくっていき、直線では馬群の中を割ってきたが、先に抜けた1、2着馬には届かず3着。ちょっと踏み遅れた印象。

 今週は3戦0勝。他もイマイチで、トータルは当然マイナス。ドツボにはまりつつある…。

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2016年8月27日土曜日

【中央競馬予想と与太話】キーンランドC、新潟2歳S(2016)~最後の1400 mの勝ち馬~

 今週は札幌でキーンランドカップが、新潟で新潟2歳ステークスが組まれている。
 新潟2歳Sの距離が1600 mに伸びたのが2002年のこと。その前年、最後の1400 mとなったレースの勝ち馬がバランスオブゲーム。ダビスタの薗部氏の持ち馬で、後に中距離戦線で活躍した。しかし意外にもデビュー勝ちは1000 mの直線コースで、2戦目にこのレースを制したのだった。GIには手が届かなかったが、重賞を7勝し、このレース以外の6勝はすべてGIIというGIIハンターだった。

 レースにいってみたい。予想はキーンランドCを中心に。
 前哨戦の函館スプリントSとUHB杯が小波乱の結果。上位入線馬にも信頼はおきづらい。本命は別路線組から◎ナックビーナス。芝1200 mに使い始めてから2連勝。好位から抜け出す走りは安定感抜群だ。3連勝での重賞制覇を期待したい。洋芝は初めてだが、ダートでも勝っているし、重い馬場は得意ということにしておきたい。
 推奨穴馬はホッコーサラスター。北海道大好きホースの大駆けがないか。

 新潟2歳Sは◎キャスパリーグが本命。唯一のディープ産駒。

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2016年8月26日金曜日

【中央競馬予想と与太話】釜山ステークス(2016)~焼き肉に海鮮~

 もう8月も終わりに近いが、なかなか気温が下がらない。人間もたいへんだが、この暑さの中を全力で走らなければならないお馬さんたちには頭が下がる。

 そんな土曜の小倉メインは釜山S。
 釜山は、ソウルに次ぐ韓国の第2の都市。関空から1時間半だから、北海道とほとんど変わらない時間で行けるわけだ。焼き肉はもちろんだが、海鮮料理が名物らしい(よだれ)。LCCも就航しているし、一度行ってみたいものだ。

 レースにいってみたい。
 釜山Sはまだ新しいレースで…と思っていたら、今回でもう7回目。最初の3回は芝だったのが、4回目からダートに変わった。
 本命は人気でも◎タムロミラクル。現級で0-1-2-0の成績は、降級馬のいないここなら大いばりだ。小倉ダートも2-1-1-1と大得意。大外枠も、閉じ込められずに済むと前向きに捉えたい。
 推奨穴馬はゴールドスーク。距離さえ保てば。

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【書評】加藤周一『20世紀の自画像』(ちくま新書)

加藤周一氏の「戦後まとめサイト」的な本


 一貫して反戦と第9条護持を主張した戦後知識人の加藤氏。第1部はその加藤氏が、対談という形で1950~70年代を語る。「自らの戦後」をまとめたものと言えるだろう。相変わらず、主張が明確で読みやすい。美術や芸術にも造詣が深く、文化に絡めて歴史をとらえる加藤氏の主張は、柔らかでありながらも筋が通っている。
 第2部は成田龍一氏が、知識人としての加藤氏の活動をまとめたもの。戦後の日本における加藤氏の立ち位置と、加藤氏の思想の流れがよく分かった。しかし、まとめサイトが得てして
「なんで『まとめ』がこんなに長いねん」
となりがちなように、「あまりまとまっていないまとめ」になっているような気も。やはり加藤氏の思想を知りたいなら、まとめではなく、原典にあたるほうがよいようだ。

 成田氏も本書で述べているように、いまや「知識人」という言葉はほとんど死語になった。芸人やアイドルが情報番組の司会やコメンテーターを務めるなど、非専門家である「お茶の間代表」的なキャラが重宝される。
 小難しい言葉を使って、上から目線でものを語る知識人は不要だが、かといって非専門家が横行しすぎてはいないか。
「私はこれについて詳しくは知らないんですけど」
という枕詞は聞き飽きた。加藤氏が目指したという「非専門化の専門家」が今こそ求められている。



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2016年8月24日水曜日

【映画評】『予告犯』(2015)

現代社会の矛盾を巧みに取り込んだエンターテインメント作品


 「ジャンプ改」に連載されていたマンガを映画化したもの。原作マンガは読んでいないのだが、問題なく楽しめた。
 マンガが原作ということもあり、基本はエンターテインメント作品である。「シンブンシ」をかぶった犯人がネットを使って私的制裁を予告し、それを公開するというインパクトが、本作の刺激性を高めている。
 次は誰が狙われ、どういう制裁を受けるのか。思わず引きずり込まれてしまう。

 しかし後半は一転、予告犯側に焦点が当てられる。いったい誰が公開制裁を行っているのか。そこには、社会からこぼれ落ちてしまった者たちの憤怒があふれていた。
 現代社会の矛盾を巧みにストーリーに取り込み、格差社会の問題点をあぶり出す。ネットが重要な鍵を握るのも、臨場感を高めている。単なるエンターテインメントに終わらず、作品に一つのバックボーンを与えることに成功していると言えるだろう。

 主演の生田斗真はいい感じだった。でも、ちょっとイケメンすぎるかなあ。警察役の戸田恵梨香は、うーん…。頭が悪そうな美女は適役だが、ここに主要キャストを配する意味がなかったような…。

 原作マンガも読んでみようかな。

《あらすじ》
 シンブンシをかぶった犯人がネットで犯行を予告し、個人に制裁を加える。制裁を加えられるのは、小悪党。大犯罪者などではなく「バイト先でゴキブリをフライにする」ような、みみっちいバカがターゲットだ。「ネットで炎上する」代わりに、実際に肉体的・精神的な制裁を加えられるようなイメージである。

 一方、誰が何のために予告→制裁を繰り返しているのか。後半は犯行を行う側、すなわち「予告犯」側に視点が移る。予告犯はグループであることが明らかになる。どこで、どういう繋がりを持った者たちによる犯行なのか。そのきっかけは意外なところにあった。



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2016年8月22日月曜日

【お父さんの週末料理】2016年8月20・21~猛暑で食欲が落ち気味~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 夏休みで外食続きだが、週末は家で食べた。

 8月20日(土) 

◆昼ご飯◆
 この日は娘と買い物に。娘が選んだ「本日の魚」はサンマ。新物の塩サンマだ。今年はサンマの出足が遅い気がする。温暖化の影響があるのだろうか。グリルして食べた。子どもたちはサンマ好き。ぱくぱく食べた。
 他はサラダ、牛すじスープ、白ご飯。牛すじスープは、牛すじ、セロリ、青ネギ、タマネギを2時間ほどグツグツ煮込んで塩で味を調えたもの。具はシイタケとワカメを加えた。塩を入れすぎたのだが、これが逆に大好評だった。汗をかくので体が塩分を欲しているのかもしれない。

サンマと牛すじスープ

◆晩ご飯◆
 夏だ、カレーだ。というわけで、またカレー。これだけ暑いと、ピリ辛が食べたくなる。昼の牛すじスープをカレーに転用した。牛すじベースで旨味があり、われながら上々のデキだった。
 娘はバーモントの甘口、他の3人はバーモント甘口と横濱舶来亭カレーフレーク中辛のブレンド。娘は辛いのが苦手。逆に息子は辛い物好きなのだが、これは少し辛すぎたかも。それでも
「辛い~」
と言いつつ、美味しく完食。姉弟で好みが違うのが面白い。
 他はサラダのみ。猛暑でみんな食欲が落ち気味だ。

牛すじカレー。写りが悪くてすみません

 8月21日(日) 

◆昼ご飯◆
 メインはハモの湯引き。梅肉とポン酢でサッパリ美味しく、娘は気に入ったのだが、息子は小骨が気に入らなかったようで、難色を示した。どうして姉弟で好みが分かれるのだろうか…。
 他はサラダ、ハモのアラのスープ、焼きそば。

◆晩ご飯◆
 夏バテに負けないスタミナをつけるべく、豚肉がメイン。豚肉、エリンギ、ネギを炒めて、味噌だれを絡めた。今回も娘だけは豆板醤抜き。暑さで食欲が落ちていた息子が、意外にも
「グー×1億万回」
の高評価。ニンニクとピリ辛が食欲をそそるのだろう。弁当用にたくさん作ったが、ちょっと多すぎたかも。
 他はサラダ、ポテサラ、スープ。
 猛暑でみんな食欲が落ち気味だ。そろそろ暑さも和らいでくれるとよいのだが。

豚肉の味噌だれ炒め

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2016年8月21日日曜日

【中央競馬予想の回顧】北九州記念、札幌記念、TVQ杯(2016)

 今週は北九州記念。
 ◎ラヴァーズポイントは外枠から意外にもハナを切った。押し切りをはかったが、4コーナーで人気のベルカントに被せられてねじ伏せられた。11着と惨敗。
 そのベルカントが直線で抜け出してセーフティリード、と思ったところに飛んできたのがバクシンテイオー。これは驚いた。
 馬券は、バクシンテイオーが全くのノーマークでハズレ。

 札幌では札幌記念。
 ◎モーリスは後方で脚を溜めて、3コーナーから外を回って進出開始。最後はそれなりに伸びたが先に抜けた同厩のネオリアリズムには届かず2着まで。相手を褒めるべきか。
 勝ったネオリアリズムは見事な逃げ切り。ポンとハナを切ったときにはラビット(ペースメーカー)かと思ったのだが、そのまま逃げ切ってしまった。
 堀厩舎は北と南の重賞を完全性圧。

 土曜はTVQ杯。
 ◎サンタエヴィータは中団から1番人気のタガノヴェリテとともに追い込んだが、先に抜け出したザマンダには届かず、3着。
 レースは、ザマンダは3馬身半差をつけて完勝。これも全くのノーマーク。

 今週は本命馬はそこそこだったのだが、1着にノーマークの馬がこれだけ飛び込んできては3戦0勝。他のレースもイマイチで、トータルもマイナス。完全に夏バテモードだ。

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2016年8月20日土曜日

【中央競馬予想と与太話】北九州記念、札幌記念(2016)~小倉三冠王~

 今週は小倉で北九州記念が、札幌で札幌記念が組まれている。
 北九州記念が、サマースプリントシリーズに組み入れられるのと同時に1200 mとなってのが、ちょうど10年前。小倉の古馬平地重賞が三つとも中距離で、小倉三冠レースと呼ばれていたのも、昔話となってしまった。
 その三つのレースをすべて制して「小倉三冠王」となったのがメイショウカイドウ。武豊を背に、2005年の三つのレースをすべて勝利。その前年の小倉記念も制しており、小倉の重賞を4連勝した小倉大好きホースだった。いまは小倉で誘導馬をしているそうだ。北九州記念でも登場するかもしれない。

 レースにいってみたい。
 芝1200 mのハンデ戦。ベルカントが単勝1倍台(前日段階)と人気を集めているが、それも納得。暑い時期が大好きな夏女で、前走はアイビスSDを完勝。小倉も昨年のこのレースの勝利を含めて2-1-0-1と大得意。しかし気がかりは56 kgの斤量。牡馬なら58 kgに相当する酷量を背負う。他馬が軽いだけに、少し評価を下げる。
 本命はラヴァーズポイント。前走は格上挑戦のCBC賞で2着に入り、ベルカントに先着した。準オープンで勝ちきれなかったのが嘘のような粘り腰は、50 kgの軽ハンデが大きかったと見た。軽い斤量のときによく走るのだろう。1 kg増にとどまる今回は再チャンス。
 人気どころで収まる見立てだが、強いて上げるなら推奨穴馬はプリンセスムーン。人気の盲点か。

 札幌記念は◎モーリスで仕方なかろう。相手探し。推奨穴馬はハギノハイブリッド

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2016年8月19日金曜日

【書評】高濱正伸・竹谷和『子どもの「書く力」は家庭で伸ばせる』(実務教育出版)

「子どもに、文章を上手に書けるようになってほしい」という願いをかなえてくれる本。でも「こんな献本、当たらなきゃよかったのに」なんて思いも…



 子どもの「書く力を伸ばす」というよりも、子どもに「書くことを好きにさせる」ための本だ。

 本書の特徴は「子どもの状態」を説明するのに、多くのページを割いていること。全6章のうちの3章が、ほぼこれにあてられている。いわゆるhow toに近いのは、最後の第6章のみだ。
 「子どもの状態」とは、小学生がどの程度の語彙や表現力を持ち、どの程度の書く力を持っているかということ。子どもにはそれぞれの発達に応じた段階があり、いきなり大人のような文章が書けるわけではないということが、繰り返し述べられる。親から見ると、ついつい大人を基準にしてしまうが、それを子どもに当てはめてはいけないのだ。
 言われてみれば当たり前だ。しかしわが子の作文を目にすると、ついついあれやこれや言いたくなってしまう。そこをぐっとこらえて「これでいいのだ」と子どもにも自分にも言い聞かせることにより、子どもは作文が好きになり、自然に伸びていくのである。
「好きこそものの上手なれ」
という諺を思い出させてもらった。

 本書では「上手な作文を書くためのコツ」や「こういうことに気をつけて書こう」などの「how to」にはほとんど触れられていない。そういう意味では書名には偽りありかもしれないが(笑)、期待は裏切らない。
「子どもに、文章を上手に書けるようになってほしい」
という親の願いは、本書によってかなえられるだろう。

 ところが、本書を読むのはつらかった。実はわが家では2年前にちょっとした出来事があり、それが本書の献本を申し込んだ理由の一つでもあった。
 2年前、娘は小学1年生。夏休みに初めての読書感想文に取り組んだ。長い文章を書いたり原稿用紙を使ったりするのは初めてだったが、何とか書き終えた。そこでわれわれ両親のとった行動は、最悪のもの。娘の初めての作文にダメ出しをしたのだ。
「これは作文とは言えない」
「あらすじを追っているだけで感想がない」
「わたしはもっと上手だった」
などなど、「決してやってはいけません」の見本みたいな対応をしてしまった…。

 この出来事が頭に残っていたこともあり、本書の献本を申し込んだ。首尾よく当選させてもらったのだが…、読んでいるときは「当たらなきゃよかったのに」と思うこともあった。やはりあのときの対応は間違っていたのだ。娘よ、すみませんでした。
 娘は大の読書家で、暇があれば本を読んでいるほどの本好きなのだが、そのわりに文章を書こうとしないのは、やはりこのときのことが原体験となっているのだろう。「そうかもしれない」とは思っていたが、本書を読んで確信に変わった。子どものやる気や才能を摘んでしまったことを突きつけられているようで、本書を読むのはつらかった。
 救われたのは高濱氏の「おわりに」を読んだとき。高濱氏もずっと書くことにコンプレックスがあったのだが、中学生のときにきっかけがあって書く気になり、書くのが苦にならなくなったのだという。わが家も、娘の「書く気」が出てくるのを待つことにしよう。
 幸いなことに、小学校の担任の先生の方針もあって、娘は少しずつ「書く気」を取り戻しつつあるように思う。去年は書かなかった読書感想文を、今年は「書こうかな」と言っている。今度は娘の「書く気」を大事にしてあげたい。




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【中央競馬予想と与太話】TVQ杯(2016)~小郡違い~

 お盆を過ぎて暑さもマシになるかと思いきや、まさにピークの猛暑。この暑さを振り払う大当たりといきたいところだ。
 そんな土曜の小倉メインはTVQ杯。他の特別2レースは小郡特別と青島特別である。九州には小倉しか競馬場がないため、レース名に九州中の地名が出てくるのが面白い。
「あれ、でも小郡って山口県では?」
と思って調べてみると、福岡県には小郡市があり、福岡市や久留米市のベッドタウンとなっているそうだ。一方、山口県にかつて小郡町があり、いまは合併して山口市の一部となっている。よくある「小郡違い」なのかもしれない。しかしなぜ私の脳には、山口県の小郡のほうが強く刻まれていたのだろうか。

 レースにいってみたい。
 TVQ杯はダート1700 mの1000万条件のハンデ戦。いかにもローカルの土曜のメインという条件だ。今年はフルゲートの16頭が揃った。先週も書いたが、今夏の小倉は出走頭数が多いように思う。
 3歳馬が不在となれば、降級馬を狙うのが定石だろうが、あえて本命は◎サンタエヴィータ。ダートの10戦中、掲示板を外したのは2回だけという安定株だ。2走前に崩れているが、府中が苦手だったということにしておきたい。比較的相手に恵まれたここは、惜敗に終止符を打つチャンス。

 推奨穴馬はアドマイヤシャイ。降級馬だが意外に人気がないようだ。

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2016年8月16日火曜日

年長組の息子と映画を観にいった【劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間/劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!】

 夏休み、娘はキャンプに参加するのだが、息子はまだ無理なので、代わりに映画に行くことになった。選んだ映画はもちろんヒーローもの。ゴーストとジュウオウジャーの2本立てだ。

ゴーストとジュウオウジャーの2本立て

上映開始からまだ1週間なので混んでいるかと思いきや、意外に空いていたのはラッキー。朝イチの上映だったから空いていたのかもしれない。真ん中あたりの、よい席で観ることができた。
 息子は入場者プレゼントのガンバライジングカードに大興奮。その日の夕方にさっそくゲームに興じていた。もう一つ、仮面ライダーブットバソウル用のメダルももらった。調べてみると、どうも新しいゲームのようだ。息子にはしばらく黙っていることにしよう…。

 まずはジュウオウジャーから上映開始。シャーク、ライオン、エレファント、タイガーの4人が悪のサーカス団に捕らえられ、それをイーグルとザワールドが助けに行くという展開。一緒に捕らえられた子どもたちの応援を力に変えて難敵をやっつけるというありがちなストーリーだったが、まあこんなものか。

 続いてゴースト。時間的にも長く、こちらがメインのようだ。
 仮面ライダーダークゴーストが作った異世界では、眼魂(アイコン)から解き放たれた英雄たちがワイワイと暮らしていた。そこにゴースト一行もたどり着き、敵であるダークゴーストに、英雄たちとともに立ち向かう。鍵を握る英雄がダーウィンというところがシブい。また、ベートーベンやモーツァルトの役を演じたのは氣志團のメンバー。映画のなかで主題歌を披露した。さらに、沢村一樹がお父さん役として登場したのにもビックリ。
 ストーリーは、主人公のタケルが自らの命を犠牲にするシーンが涙を誘うなど、なかなかよく練られていたが、息子にはちょっと難しかったようだ。

 息子は、約2時間の上映中、まったく気をそらすことなく映画に集中。この集中力が別のところに発揮されれば…といういつもの愚痴がついつい出てしまう(笑)。
 映画の後は、串揚げ屋さんでたらふく(デザートを)食べた。幼児無料はありがたい。

ソフトクリームをむさぼる息子

 息子に「何が一番面白かった?」と聞くと
「仮面ライダーエグゼイドがちょっと出てきたのが面白かったで~」
とのこと。映画の途中に、ゴーストの次の仮面ライダーであるエグゼイドが少しだけ出てきたのだ。エグゼイドはゲームバトルが現実世界になったという設定。ストリートファイターの実写版のイメージだ。
 ゲームと仮面ライダーの組み合わせに、息子は早くも魂が吸い取られている。テレビ朝日さん、やめてほしいなあ…。

仮面ライダーエグゼイド

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【書評】東野圭吾『むかし僕が死んだ家』(講談社文庫)

ミステリーらしいミステリー


 妻が図書館で借りてきた、初期の東野小説。「僕」が元カノと山奥の屋敷を訪れるという、いかにもミステリーな設定。一枚ずつ皮がはがされていくように、徐々に謎が明らかになっていくため、グイグイ引き込まれていく。
 ラストですべてのピースが埋まる心地よさは、さすが東野氏。やや現実離れした設定だが、そこがいい。
 ミステリーらしいミステリーを読みたいときにおすすめの一冊。

【あらすじ】
 結婚して子どももいる元カノに呼び出され、山奥の奇妙な屋敷を訪れることになった「僕」。その屋敷に、元カノの記憶を取り戻す鍵があるのだという。徐々に蘇る元カノの記憶と、少しずつ見えてくる奇妙な屋敷の意味。どうして死ぬのは「僕」なのか。鮮やかなラストですべてが明らかに。



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小3の娘の、初めてのメガネ~どのタイミングで作るべきか~

 先日、小学3年生の娘が、人生初のメガネを作った。なかなか可愛らしく、よく似合っている。本人も気に入っているようで、何よりだ。
 しかし、ここに来るまでには長い経緯があった。

【近眼が発覚】
 実は、娘の近眼が発覚したのはずいぶん前のこと。小学校に入る前だったと思う。テレビで野球中継を見ていると、点数がまったく見えていないことが判明。後日に眼科に行ったところ、かなり近眼が進んでいた。
 ちなみに父親の私もかなりの近眼で、メガネなしでは生活できない。とはいえ、初メガネを買ったのは小学5年のときだった。

【視力は回復するのか】
 私もそうだったが、特に妻が「就学前からメガネは可哀想」という思いが強く、まずは視力回復について調べた。その結果わかったのは、視力が回復する「可能性はある」ということ。ざっくり言うと、目の中にある、遠くにピントを合わせる筋肉を鍛えることにより、近視が治るという原理だ。
 で、その筋肉を鍛える方法の一つが立体視である。じーっと見ていると別の絵が浮かび上がるステレオグラムを見ることにより、遠くにピントを合わせる筋肉が鍛えられる。下記のような本がいろいろ出ている(「どんどんよくなる」は大げさだが)。



【立体視トレーニング】
 「視力回復」で検索するといろいろ怪しげな商売が出てくるが、ここで行われていることも原理は同じなのだろう。まったくの誇大広告ではないのだと思われる。しかし、全員の視力が回復するわけではない。大げさだが、プール教室に通ったところで、みんながオリンピック選手になれるわけではないのと同じことだ。何事も努力(トレーニングを頑張る)と才能(近視の遺伝子)のかけ算なのである。娘は努力面にも才能面にも不安満載だったので、本で頑張ることにした。
 娘はそれから毎日、朝と晩に10分ずつ立体視トレーニングをすることになった。子どもが、単調で面倒なトレーニングを続けるのはしんどいだろう。サボることも多かったが、少しずつでも続けた効果はあったように感じる。回復こそしなかったものの、小3になるまで0.3~0.5程度の視力を保つことができたのは、トレーニングのお陰だったと思う。

【ついにメガネを購入】
 とはいえ、学校の席はいつも一番前。外で友達に会っても、目を細めて相手を確認しなければならない。だんだん
「早くメガネ作るほうがいいんとちゃう?」
という状態になってきたが、娘は恥ずかしいらしく、作るのを嫌がる。
 そんなときに、仲のよい友達がメガネを作った。急に視力が落ちたそうだ。難色を示していた娘も、これを機に「作ってもいいかな」と思い、ようやく作ったのが下のメガネ。茶色とピンクの落ち着いた色合いで、娘も気に入っている。

娘の初めてのメガネ

【近視の原因は】
 こんな経緯があって、ついに作った初めてのメガネ。矯正後の視力が0.5という緩いメガネだが、よく見えるようで、思ったよりも積極的にメガネをかけている。よく見えると世界が変わるよね。おそらく早々に、常時メガネをつけることになるだろう。
 近眼の原因には、姿勢の悪さなどいろいろあるが、結局は遺伝の影響が最も大きいそうだ。娘は私の近眼遺伝子を受け継いでしまったのだろう。すみません。似てほしくないところほど似てしまうなあ…。

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2016年8月15日月曜日

【お父さんの週末料理】2016年8月2・3・13・14日~妻の誕生祝い~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 8月2日(火) 
2日と3日は私が夏休みだった。

◆昼ご飯◆
 この日はちょっと手抜きして、バロー名物18円コロッケをメインに。コロッケはもちろん好評。
 他はサラダ、スープ、ウズラ卵のフライ、ご飯。

◆晩ご飯◆
 娘が選んだ「本日の魚」はチダイ。小さいのを2匹、塩焼きにした。旬なのか、安くて美味しかった。
 他はサラダ、スープ、冷やし中華。

 8月3日(水) 

◆昼ご飯◆
 久しぶりに天津飯を作った。卵を焼いてご飯に乗っけるのは娘が担当。息子が「天津飯○○(娘の名前)スペシャル、めっちゃ美味しい~」と感激していた。
 他はサラダ、スープ、ソーセージ。息子が「もっとソーセージ~」とバカ食いモードに入っていた。

娘の作った天津飯。息子が感激していた

◆晩ご飯◆
 そろそろトマトの季節も終わりなので、もう一度トマトカップグラタンを作ろうということになった。まずはトマトをくりぬく。前回は頑張ってほじりすぎて薄くなったので、今回はほどほどに。

まずはトマトをくりぬく

 ほじったトマトとご飯と溶けるチーズを混ぜ合わせ、トマトに詰めてオーブントースターへ。美味しそう~。

トマトカップグラタン完成

 トマトカップ料理は見た目は華やかで爽やかなのだが、トマトを丸ごと1個食べるのは意外にガッツがいる。ところが子どもたちは「トマト美味しいで~」とペロリ。大好評でした。
 他はサラダ、スープ、竜田揚げ。竜田揚げは翌日の弁当用にと思っていたのだが、もも肉1枚分ではちょっと少なかった。

 8月13日(土) 

◆晩ご飯◆
 この日は息子と映画に行ったので、晩ご飯のみ。息子が選んだ「本日の魚」はアジ。2枚に下ろしてもらって、トマトソースで食べた。娘も息子も、わりにうまく骨を取って食べる。
 他はサラダ、潮汁、そば。ちょっと少ないかと思ったが、猛暑で夏バテ気味なのでちょうどよかった。

 8月14日(日) 

◆昼ご飯◆
 メインは麻婆ナス。ナスが美味しい時期の定番メニューだ。いつものように、陳建一氏のレシピで、娘は豆板醤抜き。最初にナスを軽く素揚げするのがポイント。少し手間はかかるが格段に美味しくなる。お試しあれ。息子は大人と同じもの(けっこう辛かった)をハフハフと完食。なぜ姉弟でこうも違うのだろうか。
 他はポテサラ、サラダ、中華風スープ。夏バテ気味なので、今回も少なめ。

みんなのきょうの料理 マーボーなす

◆晩ご飯◆
 妻の誕生日が近いので、妻をお客さんに見立て、子どもたちが店員さんになり、料理を振る舞った。こどもびいるで乾杯の後、まず前菜はサラダ。

サラダ

 スープは冷製のテキポタ。娘は「温かいほうが美味しい」との評価。

冷たいテキポタ

 パスタは息子が選んだ市販のトマトバジルソース。なかなかグーだった。

トマトバジルソースのパスタ

 メインは、これまた息子が選んだ牛肉の切り落とし(何でやねん)。シンプルに塩を振って焼いた。最近、肉に目がない息子は「グー×10」の高評価。

牛肉の切り落としの塩焼き

 大したものは出せなかったが、妻もそれなりに喜んでくれたかな。子どもたちが作ってくれるようになると嬉しいのだが、それはまだ先の話だ。

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2016年8月14日日曜日

【中央競馬予想の回顧】関屋記念、エルムS、博多S、阿蘇S(2016)

 今週は関屋記念。
 ◎ケントオーは押していくが中団の後ろから。そのまま内を通って直線を向く。少し窮屈になったが、抜けてくる脚もなく、9着。もう少し上がりがかからないと厳しいか。
 勝ったのはヤングマンパワー。好位からしぶとく伸びて2着のダノンリバティを競り落とした。
 馬券はダノンリバティを切っていたため、ハズレ。

 札幌ではエルムS。
 ◎モンドクラッセは1番人気。1番人気は想定内だが、ここまで抜けた人気になるとは思わなかった。レースでは好発からすんなりハナを切ったが、勝ったリッカルドの切れ味に屈して3着。勝ち馬は強かったが、最後にクリノスターオーにもかわされたのはいただけなかった。
 馬券はリッカルドを買っておらず、ハズレ。

 小倉のメインは博多S。
 ◎アカネイロは3コーナーからマクっていき、直線入り口で先頭に。そのまま差を広げて確勝か、と思ったところに飛んできたのがアスカビレン。一気に差されて、2着に終わった。
 馬券は単勝がハズレ。

 土曜は小倉で阿蘇S。
 ◎ブライトアイディアは想定外の1番人気。中団からレースを進めたが、サッパリ伸びずに8着。馬体減が応えたか。先行できなかったのも痛かった。
 レースは推奨穴馬のメイショウスミトモがズバッと差して見事に1着。しかし、2着のモズライジンを押さえておらず、ハズレ。

 今週は4戦0勝。猛暑で馬券も夏バテ気味だ。

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2016年8月13日土曜日

【中央競馬予想と与太話】関屋記念、エルムS、博多S(2016)~なぜ博多~

 今週は新潟で関屋記念、札幌でエルムステークスが組まれている。一方、小倉では重賞がなく、メインは博多ステークス。博多は福岡市にある区の一つ。なぜ福岡Sではなく博多Sなのだろう。そういえば山陽新幹線の終点も福岡駅ではなく博多駅だ。福岡県の県庁所在地は博多市だと思っている友人もいた。なぜ博多はこのように有名なのだろうか。
 グーグル先生に聞いてみると、博多は昔から発展した地域だったらしい。その後、那珂川をはさんでその向かいに福岡ができ、こちらも発展した。そして、明治時代にその二つが合併して福岡市が誕生したのだそうだ。
 福岡と博多には微妙な関係があるのだろうが、これ以上は深入りせず、レースにいってみたい。

 予想はエルムを中心に。
 エルムSは札幌で唯一のダート重賞。過去の勝ち馬にはバトルラインやアドマイヤドンもいて、意外にレベルの高いレースとなっている。
 本命は◎モンドクラッセ。札幌、函館で5戦全勝と、北海道大好きぶりが注目されているが、他の競馬場でも勝っているし、今年の東海Sではアスカノロマンの2着に踏ん張るなど、実力は確か。隣のショウナンアポロンと兼ね合いをつけて、すんなりと先行してほしい。
 人気どころで収まる見立てだが、しいて上げるなら推奨穴馬はヒラボクプリンス。前哨戦の2着馬が軽視されている。

 関屋記念は◎ケントオーを、博多Sはアカネイロを狙う。

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2016年8月12日金曜日

【中央競馬予想と与太話】阿蘇ステークス(2016)~阿蘇山はどの市にあるか~

 お盆を控え、猛暑が続く。これだけ暑いと、夏バテする馬も出てくるだろう。予想にも影響が出そうだが、事前に「夏バテ気味です」なんてコメントは出ないのがやっかいだ。レース後に「実は暑さで疲れが」などと聞いてもほとんど意味がない。その手の情報をレース前に伝えてくれる調教師が出てこないかなあ。競馬法上で問題があるのかもしれないが。

 そんな土曜の小倉メインは阿蘇ステークス。
 レース名の阿蘇はもちろん阿蘇山のことだが、何かネタはないかと思ってJRAの特別レース名解説を見ていると阿蘇市という市があることを初めて知った。2005年に三つの町村が合併してできた、新しい市なのだそうだ。もちろん阿蘇山を中心とする観光業が盛んで、数々の観光スポットがある。
 地震の被害が大きいようだが、一日も早く復興してほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 各上挑戦の馬もチラホラいて、波乱含みのメンバー。本命は◎ブライトアイディア。走るときと走らないときが極端な馬だが、すんなり運べたときは強い。逃げ馬不在でスローが見込まれるここは、好勝負を期待。
 推奨穴馬はメイショウスミトモ。軽ハンデ馬の激走が怖い。

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2016年8月10日水曜日

恐竜博物館と芝政ワールドに行ってきた その2~小3の娘と年長組の息子~

 今年の夏の旅行は恐竜博物館と芝政ワールドの豪華2本立て。恐竜博物館の後は芦原温泉へ。
 恐竜博物館編(その1)はこちら。

《芦原温泉へ》
 永平寺行きを断念し、宿泊地の芦原温泉へ。えちぜん鉄道あわら湯のまち駅近くに行けば、お店やら何やらあるだろうと向かったのだが、意外に閑散としていた…。
 猛暑の中、ヘロヘロと歩いていると湯けむり横丁を発見。まだ店が開いていなかったが、なかなか楽しそう。次回は旅館ではなくここで晩ご飯を食べるのもよいかもしれない。
 その横には芦湯という名の足湯があった。入浴料は無料。「男女混浴」とわざわざ書いてあるのが面白い。水風呂もあり、とても気持ちよかった。

芦湯という名の足湯

《今回の宿は芦原温泉 美松》
 少し早かったが、旅館へ向かった。今回の宿は芦原温泉 美松。娘が選んだ旅館だ。お世辞にも新しいとは言えないが、清潔に保たれており、お風呂もきれいで気持ちよかった。

さっそくお菓子をパクり

 JTBの特典でゲームが借りられると聞いて、子どもたちは超ワクワクしていたのだが、残念ながらテレビゲームではなくボードゲームだった(笑)。ジェンガを借りたら新品だった。ゲーム貸し出しサービスは、ほとんど誰も利用していないようだ。

浴衣でジェンガ

 中庭には大きな池があり、たくさんのコイが泳いでいる。子どもたちは、コイにエサをやるのが思いのほか楽しかったらしい。こうして見ると、仲のよい兄弟のようだ(笑)。

意外に好評だったコイのエサやり

 食事も夜・朝ともそれなりに豪華で、温泉宿を満喫した。大きなお風呂に入って、浴衣でご飯を食べて、布団を敷いて寝るのもよいものだ。
 ただ大浴場で、明らかにその筋の団体さんがいたのにはビックリ(刺青を入れた人が数名いた)。酔っ払ったおじいさんに少し絡まれてちょっとビクビクしたが、何事もなかったのはよかった。それほど悪い人たちではなさそうだったし、そりゃそういう人たちも温泉旅館に泊まりたいだろうが、一緒になって嬉しい団体さんではないよねえ…。

《二つ目のメインイベント 芝政ワールド》
 二日目は、いざ芝政ワールドへ。旅館からは車で10分ほどだ。プールに行く前に、すいているうちに乗り物に乗ってしまおうということになり、まずはジェットコースター 海賊島タイフーンへ。息子は乗る前は「楽しみやなあ~」と余裕たっぷりだったのだが、乗ったら固まっていた(笑)。

海賊島タイフーン

 続いてゴーカート、モーターボートクルーズ、クレー射撃を楽しんだ。クレー射撃は大人と子どもがペアになり、わが家は二組に分かれた。男子中学生二人組と相席させてもらったので、合計四つの銃が的を狙う。結果は、何と私と息子のペアが15点満点を叩きだした。一方、男子中学生たちは5点以下の低得点。
「おれたち、クソだな…」
と自虐していたが、これにはタネがあった。銃には大人用と子ども用があり、われわれが使ったのは子ども用。おそらく、かなり当たりやすくできているのだろう。中学生たち、落ち込まないでくれ。

クレー射撃。満点を叩きだした(自慢)

《プールへ》
 芝政ワールドのウリは、なんといってもプール。流れるプールから屋内プールまで、いろいろなプールがある。「日本最大級」の看板に偽りなしだ。その中でも超目玉は、スライダー(滑り台)。何種類ものスライダーがあり、歓声が上がっていた。スライダーの充実ぶりは日本有数だろう。
 わが家もさっそくアドベンチャースライダーへ(私は財布の見張りのためパス)。娘は
「めっちゃ楽しかったで~。お父さんも行けばよかったのに~」
と大喜び。一方、母と一緒に滑った息子は、ジェットコースター同様、滑る前はワクワクしていたが、いざスタートすると固まっていたらしい…。

アドベンチャースライダー。1時間待ちはきつかった

 それほど並んでいないように見えたのだが、それでも1時間ほどかかった。これでは何度も滑るわけにはいかず、結局1回しか滑れなかったのは残念だった。改善してもらえればありがたいが、難しいかな。
 昼食をはさんで、流れるプールや屋内プールなどを満喫。こんなに長い間プールにいたのは何年ぶりだろうか。私は足の甲が真っ赤に焼けてしまった。子どもたちが喜んでくれたので、よしとしておこう。

《カブトムシとバイキング》
 プールを後にし「世界のカブト・クワガタふれあい王国」へ。期間限定の出し物だ(ただし、有料)。懐中電灯を持って、暗い室内へ。おお、いるいる。カブトやクワガタがぞろぞろと出てきた。
 出口付近におじさんがいて、ヘラクレスオオカブトを触らせてくれた。世界最大のカブトムシだが、意外にも貴重な種ではないらしい。

ヘラクレスオオカブトを触らせてもらった

 最後は、朝に乗り損ねたバイキングへ。息子はまたもや「乗る前は余裕→乗ったら固まる」のパターン…。いい加減、学習しようや…。

バイキング。息子はこれが最も怖かったらしい

 たっぷり遊んだ後は、かき氷を食べてお土産を購入して帰路についた。
 恐竜博物館と温泉旅館と芝政ワールド。楽しいだろうとは思っていたが、ここまで楽しいとは想像以上だった。子どもたちも
「ホンマに楽しかったなあ~」
と大大満足。近所の家族に聞いても「ハズレ」という声は聞いたことがない、鉄板の旅行先だ。小学生を連れた夏の旅行にはぜひお勧め!

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...