2017年10月31日火曜日

比叡山登山に行ってきた【小4の娘と小1の息子とともに】

 小4の娘と小1の息子と妻と私の一家四人で、比叡山を登った。10月9日(月・祝)の体育の日、天候は晴れ。登山にはふさわしい日だ。体を動かすのが好きではない娘はかなり嫌がったのだが、無理矢理連れていった(笑)。

 今回登るのは、坂本側からのルートだ。まずは湖西線の比叡山坂本駅からケーブルの坂本駅を目指す。入り口が分かりにくく、いちど行き過ぎてしまったが、無事に到着。

まずはケーブル坂本を目指す

 そこから登山道への入り口が、これまた分かりにくかった。ケーブルの駅の50 mほど手前の分岐を、下に降りていかなければならない。ケーブルの下をくぐると、あとは1本道だ。

ケーブル坂本の下の道を行かねばならない

ケーブルをくぐる

登山客はちらちらといったところ。家族連れはわれわれだけで、中高年のグループが多かった。

序盤は階段

 途中に「入り口」と書かれた木の扉があり、それをくぐると、だんだん登山道らしくなっていく。とはいえそれほど険しいところはなく、小1の息子でも十分に登れる程度だ。

木の扉。「入り口」と書かれている

だんだん登山らしくなってきた

 しばらくすると、娘がだんだんと遅れていく…。

遅れ出す娘

最初はそれに付き合っていた妻も、しびれを切らして娘より前に。

妻も娘の前に

 後で娘に聞くと
「疲れたのではなく、なかなか着かないことにムカついていた」
とのこと…。もちろん
「そんなことでみんなを待たせるな」
とこっぴどく叱られた。

 2時間ほどで、最初の目的地、東塔(とうどう)エリアへ到着。まだゴールではないと聞くと「え~~っ」とブーイングが。

東塔エリアへ到着

 ここからさらに1時間ほど山道を歩く。途中にはこんな見晴らしのよいところも。眼下に広がるのは、おそらく京都の八瀬・大原だろう。

八瀬・大原が見渡せる

 いよいよ山頂エリアへ。ここまで来れば、あとひと息だ。ガーデンミュージアムの入り口を通り過ぎ、山頂を目指す。
 ついに山頂である大比叡(848 m)に到着。達成感が心地よい(娘を除く)。ただし、眺めがよくなかったのは、少し残念だった。

ついに頂上へ!

 ガーデンミュージアム入り口近くの山田商店でソフトクリームを食べて、少し休憩した後、来た道を戻り、再び東塔エリアへ。昼食は鶴喜そば。体を動かした後のご飯は美味しい。ただし、この店はセルフサービスで席がなかなか確保できないので、混む時間は注意が必要だ。
 帰りは誘惑に負けてケーブルで下山した。日本一長い坂本ケーブルに乗るのもよい経験ということにしておきたい。坂本ケーブルは1927年に敷設された、現在でも日本最長のケーブルなのだそうだ。敷設当時は、超最先端技術の結集だったのだろう。

日本最長の坂本ケーブル

ケーブルの切符

 秋晴れの一日で、気持ちよく登山ができた。比叡山は2~3時間で登り切れて、山頂にお店やお寺もあるし、ファミリーにお勧めだ。普通の体力があれば、小学校低学年でも余裕を持って登り切れるだろう。

ケーブル駅から。びわ湖大橋やわが家も見える

 たまには登山もいいね。次は来春に蓬莱山を登りにいこう。娘はとても嫌がってますが…。

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【お父さんの週末料理】2017年10月28・29日~今季初の鍋~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 今週末も雨で、息子の野球はまたも中止。

 10月28日(土) 
昼は娘が、夜は妻が不在だった。

◆昼ご飯◆
 娘が小学校の体験学習(お泊まり)で不在だったので、豚キムチを作った。娘がピリ辛系が苦手なのだ。しかし、息子にとっても辛かった。ちょっとピリ辛にしすぎたかもしれない。すみません。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、カボチャの煮物、鶏レバーの煮物、五穀米。息子はレバーが苦手なのだが、頑張って食べている。

豚キムチ。子どもにはちょっと辛すぎた

◆晩ご飯◆
 妻は職場の仲間と外食のため不在。「今週の魚」第一弾は鯛。中サイズの立派な鯛が1匹680円。2枚に下ろしてあら炊きにした。塩焼き好きの娘と息子も「美味しい」と合格点。でも「次は塩焼きがいい」のだそうだ。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、カボチャの煮物、鶏レバーの煮物、ゴボウサラダ、五穀米。久しぶりにゴボウサラダを作ったら、子どもたちが喜んだ。

鯛のあら炊き。例によって娘は頭をほじほじ食べ尽くした

 10月29日(日) 

◆昼ご飯◆
 「今週の魚」第二弾はカマス。1匹約100円のお買い得品を、ひとり1匹ずつ食べた。息子もほぼ自力で食べられるようになってきた。旬なのか、ホロホロで美味しかった。
 他はサラダ、鶏ガラスープ、カボチャの煮物、鶏レバーの煮物、ゴボウサラダ、鯛あらの煮汁のゼリー、五穀米。カボチャとレバーとゴボウは食べ尽くした。

カマスの塩焼き。ほろほろで美味

ゴボウサラダなど。左下は鯛あらの煮汁のゼリー

◆晩ご飯◆
 今季初の鍋。前の日に作った鶏ガラスープと、昆布・煮干しだしのスープをミックスし、オーソドックスに醤油味にした。メインの具は鶏団子。余るかなあと思ったら、あっさり平らげた。もち巾着やエビ団子も堪能。最後はマロニーで締めた。これからの季節、鍋に限りますなあ。

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2017年10月29日日曜日

【中央競馬予想の回顧】天皇賞・秋、スワンS、アルテミスS(2017)

 今週は天皇賞・秋。見たことのないような不良馬場で行われた。
 ◎ステファノスは10番人気。ここまで人気がないとは思わなかった。しかし、連複ではわりに売れていたようだ。
 レースは後方から進め、直線では馬場の半ばを一瞬伸びかけたが、坂で止まって10着まで。馬場が合わなかったか。
 勝ったのはキタサンブラック。序盤で中団にいたときには「ないな」と思ったのだが、4コーナーは内を回して直線で外に持ち出すというコース取りで見事に1着。武豊騎手の好騎乗も光ったが、それに応えた馬もさすがだった。脱帽。

 土曜はスワンS。
 ◎ビップライブリーも、思いのほか低い、9番人気。馬券はワイドで勝負。
 レースは枠なりに内を進み、直線では外へ。1、2着馬に食らいついて3着をキープしていたのだが、最後にかわされてクビ差の3着。2着のヒルノデイバローも押さえていたので惜しかった。
 勝ったのはサングレーザー。馬場の真ん中を抜け出して、粘る2着馬を捉えたところがゴール。マイルCSでも勝負になりそうだ。

 東京ではアルテミスS。
 ◎ウラヌスチャームは、後方からそれなりに伸びたが10着に敗退。前に行った馬の競馬になってしまった。
 勝ったのはラッキーライラック。好位から抜け出した。

 今週は3戦0勝。他もいまいちでトータルはマイナス。来週から開催も変わるし、気分一新といきたい。

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2017年10月28日土曜日

【中央競馬予想と与太話】天皇賞・秋(2017)~年間最多重賞勝利~

 今週は天皇賞・秋。台風が接近中でかなりの降雨が見込まれる。馬場状態を見極めて予想する必要がありそうだ。
 このレースが重馬場以上で行われたのはいつだったか調べてみると…2000、2001年と2年連続で重馬場で行われたのが直近のようだ。
 2000年の勝ち馬はテイエムオペラオー。この年の古馬中長距離GIをすべて勝ったうちの一つがこのレースだった。この年、テイエムオペラオーは、和田騎手を背に京都記念から有馬記念まで、GI五つを含む重賞を8連勝。年間の重賞勝利数、獲得賞金ともにトップの数字だろう。現在は天皇賞・春を避けたり、海外遠征に行ったりする馬が増えたので、この記録が破られることは、もうないかもしれない。
 なお、テイエムオペラオーの生涯獲得賞金、18億3518万円は現在も日本の競走馬のトップの記録である。

 レースにいってみたい。
 府中の2000 mは内枠有利が定説だが、泥んこ馬場になると、むしろ外枠が有利になる可能性も。このあたりの読みが難しい。
 本命は◎ステファノス。一昨年2着、昨年3着の馬が軽視されている。前走も、勝ち馬に内をすくわれたが、早めに動いて強い内容だった。もう6歳だから、GIを取るならここが最後のチャンスとばかり、藤原師もメイチに仕上げてきたはず。渋った馬場もあいそう。
 推奨穴馬は馬場が悪化したときのディサイファ。道悪は歓迎。

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2017年10月27日金曜日

【中央競馬予想と与太話】スワンS、アルテミスS(2017)~藤沢厩舎の初重賞~

 今週末もまた雨。馬場状態も考えた予想が必要となりそうだ。中央競馬は今週で京都・東京開催が折り返し。だんだんと年の瀬が近づいてきた。

 そんな土曜の京都メインにはスワンステークスが、東京メインにはアルテミスステークスが組まれている。
 スワンSは、長い間、本番のマイルCSに結びつかなかった。しかし近年は傾向が変わり、2012年から2015年まで、4年連続で連対馬を送り込んだ。今年はどうだろうか。

 スワンSが重馬場以上で行われたのはいつ以来か調べてみたところ、2005年が直近のようだ。このときはコスモサンビームが穴を開けた。その前は、1993年までさかのぼる。この季節の馬場悪化は珍しいということなのだろう。
 その1993年の勝ち馬がシンコウラブリイ。藤沢厩舎がはじめて重賞を勝った馬だ。通算成績は15戦10勝。今でいう5歳の秋に、毎日王冠とこのレースを連覇。その勢いのままにマイルCSも制して引退した。
 女傑と呼ぶにふさわしいマル外の良血牝馬で、いまは見なくなった「シンコウ」の冠名を広めた馬だった。産駒がいまいち走らなかったのは残念。子孫から大物が出てほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 上にも書いたように、天気は下り坂。先週もかなり降ったし、午後はかなり馬場が悪化しそうだ。それもふまえて、本命は◎ビップライブリー。京都の1400 mは内枠の先行馬が有利。馬場が渋っても大丈夫。好位から内を抜けてほしい。同厩のキタサンブラックの露払いとなるか。
 推奨穴馬はムーンクレスト。外枠は誤算だが、道悪は鬼かも。

 アルテミスSは地方馬を除くとすべて1勝馬。どこからでも入れそうだ。本命は◎ウラヌスチャーム。前走は32.0秒というとんでもない上がりで差しきった。もう一丁。

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2017年10月24日火曜日

【お父さんの週末料理】2017年10月21・22日~台風の週末~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。

 台風で予定がすべて消えてしまった週末だった。

 10月21日(土) 

◆昼ご飯◆
 (結果的には中止になったが)息子が午前、午後ともに用事があったため、ササッと作れてササッと食べられるレトルト大会。息子と私はカレーを、辛いのが苦手な娘は中華丼をチョイス。健康志向に傾いている妻は、娘と息子から少しずつ分けてもらうという小食モード。健康を害さない程度にやってください。
 他はサラダ、カボチャの煮物、鶏レバーの煮物。

レトルトカレー。手軽で美味しい

◆晩ご飯◆
 「今週の魚」第一弾は鯖。今週もみんなのきょうの料理から、さばなすを作った。手軽に美味しくできたが、子どもたちは「塩焼きのほうがいいなあ」だそうだ。どんだけ塩焼き好きやねん。
 他はサラダ、中華風スープ、冷やしなすのごまソース、カボチャの煮物、鶏レバーの煮物、白ご飯。冷やしなすのごまソースもみんなのきょうの料理のレシピ。簡単にできて、美味。この時期の作り置きメニューに最適だ。ただし、ごまソースはごまドレで代用した。

さばなす。旬の物の組合わせだ

 10月22日(日) 

◆昼ご飯◆
 「今週の魚」第2弾はサンマ。芸がないと思いつつ、ついつい買ってしまう。3匹を4人で分けた。息子もほぼ一人で食べられるようになってきた。
 他はサラダ、中華風スープ、冷やしなすのごまソース、カボチャの煮物、鶏レバーの煮物、白ご飯。カボチャの煮物は、そぼろ餡したら息子がたいそう気に入った。娘は「お肉は美味しい」だそうだ…。

サンマ。ついつい買ってしまう

カボチャの煮物のそぼろ餡。息子がたいそう気に入った

◆晩ご飯◆
 またまた、みんなのきょうの料理から、豚肉とれんこんの炒め煮。倍量の肉を使った(ナスは少なめ)のでたくさん余ると思ったら、8割方食べ尽くしてしまった。息子は、肉と魚では食べるスピードが5倍ほど違う(当社比)。
 他はサラダ、中華風スープ、鶏レバーの煮物、白ご飯。

豚肉とれんこんの炒め煮

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【書評】古内一絵『風の向こうへ駆け抜けろ』(小学館文庫)

ベタなところがいい


 ぶっちゃけ、ベタなストーリー。でも、そこがいい。昭和の香りの漂う、青春スポーツ小説だ。
 やる気のない厩舎スタッフや、有力馬主の嫌がらせなど、「分かりやすっ」という障壁に立ち向かう新人女性騎手が主人公。しかし、彼女のひたむきさが仲間のやる気を呼び起こし、厩舎は一丸に。そこに一頭の馬も加わり、みんなが一体となって障壁を乗り越えていき、最後には…という、ひと昔前のスポ根マンガのようなストーリーだ。でも、それがいい。
 主人公のひたむきさには、ついつい肩入れしたくなる。しかし、主人公を女性としてではなく、娘として見てしまうのが少し残念だ…。

 最近、本書のような「ベタ」なストーリーが復活しているような気がする。「アルプスの少女ハイジ」に代表される(?)、「理不尽な障壁をひたむきに、まっすぐ乗り越える」的な昭和風の話が増えているように思うのだ。
 好景気と言われるのに、それが実感できない。そんな閉塞感が、こういう昭和の香りのストーリーを求めさせるのかもしれない。

《あらすじ》
 主人公は地方競馬の新人女性騎手、瑞穂。配属されたのは、全く人気のない競馬場の、全くやる気のない厩舎。調教師もスタッフも、なんの覇気もない。そんなどん底の環境で騎手生活がスタートする。さらには有力馬主の陰湿な嫌がらせにあってしまう。
 そんな状況の下、ついに動いたのがボスの調教師。女性騎手のひたむきさが仲間を動かし、厩舎が一丸となり始める。そこへ加わった競走馬とともに、みんなで障壁を乗り越えていく。そして、ついには中央競馬(JRA)のレースにも出走。その結果やいかに。



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2017年10月23日月曜日

【書評】内田康夫『遺譜 浅見光彦最後の事件 上・下』(角川書店)

永遠の33歳が、ついに34歳に


「あんたも浅見光彦、読んでたやろ。最後の事件は読んどき」
と母から渡された本。タイトルに「最後の事件」とあるように、永遠の33歳、永遠の好青年、浅見光彦の、ひと区切りとなる作品だ。

 光彦の34歳の誕生日パーティーから、話は始まる。これまでの事件に登場したヒロインが勢揃いするという設定だ。その中から今回選ばれたのは、本沢千恵子と阿部美果の二人。おそらく、内田氏のお気に入りキャラなのだろう。さらに新ヒロインとしてドイツ人バイオリニストのアリシア・ライヘンバッハが加わり、3人の美女に囲まれて話が進んでいく。
 最後を締めくくるにふさわしく、光彦はドイツと日本を股にかけて大活躍。二次大戦直前にドイツから日本に持ち込まれたものの正体と、その行方は。ドイツのライヘンバッハ家と日本の浅見家の因縁の正体は。さまざまな謎と美女が絡まり合い、ドイツのエルランゲンや京都の丹波市の旅情もスパイスとなり、光彦の行くところ行くところ、都合よく謎が解き明かされていく「これぞ光彦シリーズ」と言える内容に仕上がっている。光彦シリーズを一冊でも楽しんだことのある人にはシメの一冊としてお勧めだ。

 実は、私はエルランゲンに行ったことがあり、丹波もなじみの場所。そいういう面からも楽しめる作品だった。ちなみにエルランゲン(エアランゲンと表記されることも多い)は、本書からは古い都市を想像させるが、実際は非常に進んだ都市で、シーメンスの拠点でもある。ニュルンベルクに行く機会があれば、ぜひエルランゲンまで足を伸ばしてはどうだろうか。

 私が最初に読んだ光彦シリーズは、代表作の一つである『天河殺人事件』。高校生のときに、母から勧められて読んだら、これが面白かった。そこから数冊読んだが、遠のいてしまい、いつの間にか光彦より10歳以上も年上になってしまった…。初読から約30年経ったいまでも、光彦は相変わらず光彦だったのは、なんだかホッとした(笑)。

 内田氏は脳梗塞を患い、2017年3月に断筆を宣言した。その予感めいたものがあり、この作品を著したのかもしれない。



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2017年10月22日日曜日

【中央競馬予想の回顧】菊花賞、富士S、室町S(2017)

 今週は菊花賞。台風前の大雨で、ドボドボの不良馬場になった。菊花賞がこのような馬場になったのは記憶にない。馬も騎手も関係者もお疲れ様でした。
 ◎ウインガナドルは好スタートからハナに立ったが、外からきたマイスタイルに譲って2番手をキープ。3コーナーでマイスタイルが脱落して再びハナに立って4コーナーへ。しかし、ここでスタミナが切れて、内に押し込められて馬群に沈んだ。馬場か距離か、それともその両方か。いずれにしろ、勝負に加われなかった。これだけ馬場が悪化すると、どの馬が大丈夫なのか見分けるのはほとんど不可能だ(言い訳)。
 勝ったのはキセキ。馬場の真ん中をドスドスと伸びてきて、差しきった。根性のある馬だ。

 土曜は東京で富士S。
 ◎ペルシアンナイトは5、6番手のインをキープ。直線では、みんなが外に行くところを、果敢にも内を突いた。直線半ばまでは食らいついたが、最後は力尽きて5着。内を突いたのが裏目に出たか、それとも力不足か。
 勝ったのはエアスピネル。3番手から抜け出して2馬身差をつけて完勝。勝つときは強い勝ち方を見せる馬だ。

 京都では室町S。
 ◎サイタスリーレッドは4コーナーではすでに手応えがなく、馬群に沈む一方。13着に惨敗した。臨戦過程に誤算があったらしいとは知らなかった。最近、厩舎のコメント欄などをあまり見ていないのだ。馬柱だけでは見えない情報はチェックしないと…。
 勝ったのはブルミラコロ。ノーマークだった。

 今週は3戦0勝。他もポツポツでトータルはややマイナス。GIの連勝も途切れてしまった。

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2017年10月21日土曜日

【中央競馬予想と与太話】菊花賞~不良馬場の菊花賞~

 今週は菊花賞。京都の誇る長距離GIだ。しかし、今年はダービー上位馬が軒並み欠席。それぞれ事情があるとはいえ、残念だ。馬主や調教師の方々には、ぜひ菊花賞を盛り上げてもらうよう、お願いしたい。

 台風も接近中で雨だ。土曜は芝はやや重から始まったが、午後から重馬場に。そして明日の天気予報は、なんと暴風雨…。菊花賞は不良馬場で行われることになりそうだ。
 泥んこ馬場のダービーはいくつか記憶にあるのだが、菊花賞はない。不良馬場や重馬場の菊花賞がいつだったか調べてみると…意外と最近にあった。記憶力の衰えは隠せないなあ…。
 4年前、2013年が不良馬場だった。福永騎手を背に、エピファネイアがそれまでの惜敗の鬱憤を晴らす5馬身差の圧勝劇を演じた。
 その前はというと、これはかなり昔で、1990年までさかのぼる。このときは重馬場で、メジロマックイーンが初のGIを制したレースだ。それ以前を探しても、やや重や重は散見されるものの、不良馬場は見つからなかった。いれまで、2013年が唯一の不良馬場なのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 上記のようにダービー上位馬が不在で混戦模様。現時点では、1番人気のミッキースワローキセキの単勝が4.9倍と、オッズもかなり割れている。
 本命は◎ウインガナドル。全く人気がないと思っていたら、前日夜の時点で5番人気。それだけ実力が評価されているのだと、前向きに捉えたい。前に行く馬には願ってもない、1枠2番の好枠を引いた。重馬場適性も大丈夫。距離は未知数だが、血統的にはどんと来い。ハナか2番手から、泥んこ馬場を粘りきってほしい。後ろから行く馬には厳しい馬場や流れになることを期待。関東馬の連敗を止めるのはこの馬だ。
 推奨穴馬は前走1000万条件勝ちのトリコロールブルーマイネルヴンシュ。本命馬も含めて、3頭ともステイゴールドの子だ。

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2017年10月20日金曜日

【中央競馬予想と与太話】富士S、室町S~ジンクスは破れた~

 天気は下り坂で台風も接近中。競馬もプロ野球のCSも、無事に行われてほしいものだが。

 そんな土曜は東京で富士ステークスが、京都で室町ステークスが組まれている。
 富士SはマイルCSの前哨戦なのだが、なかなか本番に結びつかなかった。天皇賞・秋やスワンS組に押されていたのだ。また、関東馬の低迷とも無関係ではなかっただろう。
 ところが、3年前にダノンシャークが穴を開けてジンクスを破ると、昨年はイスラボニータが2着に入った。今年はマイルCSに結びつくだろうか。
 そのイスラボニータは、6歳の今年も元気に登場。人気の一角を占めそうだ。

 レースにいってみたい。
 先述のように、天気は雨模様。馬場も渋りそうだ。本命は◎ペルシアンナイト。先週の秋華賞を制したディアドラと同じ、ハービンジャー産駒。渋った馬場は合いそうだ。ここまでの成績は3-2-1-1とダービー以外はすべて馬券圏内。デムーロ騎手の手綱に戻り、快勝してほしい。
 推奨穴馬はクラリティシチー。道悪は鬼かも。

 室町Sは◎サイタスリーレッドが本命。ここは通過点。

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2017年10月17日火曜日

びわ湖高島栗マラソンに参加した【小4の娘と小1の息子と妻と、家族みんなで】

 ランニングを始めて3カ月半。ついに初めて大会に参加した。デビューに選んだのは、びわ湖高島栗マラソン。
「滋賀の片田舎の大会なんて、そんなに人気ないやろ」
と高をくくっていたら、満員でハーフには出られなかった…。仕方なくクォーターに出場したが、初の大会だし、それでよかったのかもしれない。

参加賞のTシャツ

 主催者指定の電車に乗って、マキノ駅へ。電車はかなりの混雑だ。おそらく、マキノ駅では1年で何番目かに人の多い日だろう。駅を出るとシャトルバスを待つ長蛇の列が。指定の電車に乗ったのだから、レースのスタートに置いてけぼりを食らうことはないとは思うのだが、明らかに受付時間を過ぎるのは精神衛生上よろしくなかった。子どもたちや妻の出場する2 kmが最初のスタートなので、優先的にバスに乗せてもらって会場へ。

 2 kmの部 
心配していた雨は、小雨。受付を済ませてゼッケンをつけたりしていると、もうスタート時間が近い。けっこう慌ただしいなあ。いざスタートラインへ。ちびっ子が多く見られる。

スタート地点にて

 さあスタートだ。ヨーイドン! 娘も息子も、元気に走って行った。

いざスタート

 10分もすると、先頭が帰ってきた。1、2位ともに小学生で、2位は何と小学3年生。おそらく日常的にランニングをしているのだろう。
 真ん中あたりで息子と妻が帰ってきた。そして、少し遅れて娘が登場。4年生が1年生に負けるとは情けない…。バテることを極端に恐れるあまり、ペースを抑えすぎてしまうのだ(私もどちらかというとその傾向ですが…)。勇気を出して、もう少し突っ込みましょう。

 クォーターの部 
その後、まずハーフの選手がスタートし、最後にクォーターの選手の順。スタートでは、初めてということもあり、少し遠慮してやや後方に位置した(笑)。いざスタート。スタート直後はやはり走りにくいが、1 kmもするとばらけてくる。なるほど、こういう感じなのか。雨は小雨で収まっており、走りに支障はない。
 目標は60分。キロ6分のペースで7~8 kmまで行って、最後にペースを上げて60分を切ろうという計画だ。スタート時のタイムロスは1 km地点でほぼリカバー。その後も順調にペースを刻み、キロ6分ペースよりも少しずつ貯金ができていく。
 3~8 kmまでは道が細くて少し走りにくかったが、なるべく信号を避けるとこうなってしまうのは仕方ないかもしれない。ぶつかったり、かかとを踏んだりするトラブルがなかったのはよかった。
 7 kmを予定(42分)より1分以上速いタイムで通過。まだ余裕があったので、ペースアップ。ラスト2 kmはさらにペースを上げてラストスパート。最後はハーフの上位集団と合流する形になり、引っぱってもらった。さて結果は…。

見事に目標達成

 58分52秒で見事に目標達成。ラスト2 kmはおそらくキロ5分前後のペースで走れたと思う。60分よりもかなり早く走りきったと思ったが、1分と少ししか余裕がなかったとは。よく考えてみれば、60分で走るにはキロ5分40秒程度で走らなければならないのだから、キロ6分という設定がおかしかった。まあ、結果オーライとしておきたい。
 前半はもっとペースアップできた。キロ5分半でいけたと思う。気温が下がって、荷物もナシだと、かなりペースが上げられることが分かった。
 目標とする2月のフルマラソンまで、あと約3カ月半。サブ4.5が少しずつ見えてきたような?

 お楽しみ 
参加賞の栗は、さっそく栗ご飯にした。家族みんなで秋の味覚を堪能。来年もみんなで出よう(娘は嫌がってますが…)。

栗ご飯。美味しくいただきました

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【お父さんの週末料理】2017年10月14・15日~餃子ちょっと失敗バージョン~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小4)、息子(小1)の4人である。


 10月14日(土) 

◆昼ご飯◆
 楽天で買ったラーメンを食べた。5食で880円とお値打ちだが
「また食べたい!」
というほどではなかったかなぁ。市販のカップ麺や即席麺が、それだけよくできていると言うこともできるかもしれない。息子は豚骨醤油味、私はカレー味を食べた。娘と妻は昆布塩味と味噌味をシェア。具だくさんにしたら、お腹いっぱいになった。
 他はサラダ、カボチャと大根の煮物。娘は「大根の季節か~」とガッカリしていた(笑)。

具だくさんラーメン

カボチャと大根の煮物とサラダ

◆晩ご飯◆
 先日、ふるさと納税で購入した鮭を焼いた。また「塩辛い」とクレームが出たが、モリモリ食べた。どうも、塩鮭のようだ…。
 他はサラダ、カボチャと大根と切り干し大根の煮物盛り合わせ、鶏レバー、葛きりのスープ。葛きりは大好評かと思いきや「ふつう~」の評価。少しお腹が重かったのかもしれない。

ふるさと納税の塩鮭

 10月15日(日) 
昼は出かけたので外食。

◆晩ご飯◆
 餃子を作った。牛ミンチにネギ、白菜を混ぜ、トマトペーストと溶けるチーズも投入。トマトペーストのせいでタネが緩くなってしまい、子どもたちと悪戦苦闘しながら包んだ。子どもたちは、私に怒られながらよく頑張ったが、けっこうはみ出してしまった。失敗作かと思いきや、焼いたら普通の感じに。ただ、やはりタネが緩かったようで、へにょりとした感じになってしまった。しかし味はグー。特に息子が気に入った。
 他はサラダ、カボチャと大根と切り干し大根の煮物盛り合わせ、鶏レバー、餃子バーグ、栗ご飯。(詳細は伏せるが)息子が鶏レバーで自爆した…。栗はこの日に出場したびわ湖高島栗マラソンの参加賞だ。皮をむくのは面倒だったが、美味しくできた。
 餃子と栗ご飯は翌日も食べた。

餃子。ちょっと「へにょり」となってしまった

余った餃子のタネは餃子バーグに

栗ご飯

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...