2013年5月31日金曜日

2013 鳴尾記念 オレの予想を聞いてくれよ

 今週から開催が変わり、関西では阪神競馬が開幕。馬券の調子がドン底の私も、気分一新して調子を上げていきたいところだ。
 同時に新馬戦もスタート。近年は、期待馬がこの時期から出走することもあり、要注目だ。そういえば、夏の阪神・東京開催でデビューしてクラシックを制した馬は、いままでにいるのだろうか。

 そんな阪神初日のメインレースは鳴尾記念。金鯱賞と入れ替わりでこの時期に移ってきたのが昨年のこと。宝塚記念の前哨戦としては2回目のレースというわけだ。昨年はこのレースを2着したショウナンマイティが宝塚記念で3着に頑張った。

 ところが今年は、いまいち頼りないメンバー。本番では四強が激突することもあり、このレースで勝った馬は人気しそうにない。本番のダークホース決定戦といったところか。
 本命は◎トランスワープ。前走はかかってしまい大敗したが、折り合えば力を発揮してくれるはず。昨年のサマー2000チャンピオンが、得意の距離で巻き返してほしい。8歳にして初めての関西遠征だが、ぜひ関西大好きになって帰ってもらいたいものだ。
 推奨穴馬はモズ。前走はハイペースの2番手を追走したため沈んだが、すんなりハナを切れるようなら。

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2013年5月28日火曜日

書評 吉本佳生『日本の景気は賃金が決める』(講談社現代新書)

 経済学者の吉本氏が、アベノミクスに一定の理解を示しつつも、その欠点を指摘し、修正案を示した本。数々のデータをもとに、説得力のある論が展開される。

 先日、『アベノミクスの真実』という本を読んだ。アベノミクスがどういう理論で景気をよくしようと考えているか、たいへん分かりやすく説明した本であった。その書評で

一方、ちょっと説得力に欠けるなあと思ったのは「企業に資金が回る→従業員の給料が増える」の部分だ。ここが「ホンマかなあ…」と思ってしまう。

と書いたのだが、この疑問にズバッと答えてくれるのが本書である。
 吉本氏も、アベノミクスにより企業の業績は改善するだろうが、それが社員の賃金アップや庶民の暮らしの向上に結びつくのか、疑問を持っているようだ。そこで吉本氏は、アベノミクスの金融緩和が庶民の生活向上に結びつくような、さまざまな提案を行う。その主張の骨格は

「男・大・正・長」から「女・小・非・短」へ

というものだ。「男・大・正・長」は「男性・大企業・正社員・長い勤続年数」を、「女・小・非・短」は「女性・中小企業・非正規社員・短い勤続年数」を表す。「男・大・正・長」な人の給料を上げるよりも、「女・小・非・短」な人の時給を上げることが、景気の回復につながるというのだ。なぜなら「女・小・非・短」のほうが、増えた収入を消費に回す割合が高い(貯蓄する割合が少ない)からである。なるほど。

 そして「女・小・非・短」の収入増のための手段として
「金融緩和により市場に出た現金を、国内の不動産価格上昇につなげる(土地バブル発生はやむを得ない)」
「公共事業は都市部に集中させる(地方に資本を注入するのは無駄が多い)」
といった、乱暴ともとれるアイデアを提出する。
「そんなアホな」
と思うことなかれ。本書を読めば、決して荒唐無稽なアイデアではないことが分かるだろう。

 また本書によると、日本は賃金格差が大きい国なのだそうだ。これは驚いた。日本といえば「国民総中流」という言葉もあるくらいで、貧富の差の少ない国だと思っていたのだが、バブル以降はそうではなくなってしまったというのだ。むむぅ。
 さらに、所得再分配の前よりも後のほうが、子どもの貧困率はアップするのだという。要するに、税金を再分配するとき、子どものいる家庭にとっては、とられた分よりも戻ってくる分のほうが少ないというわけだ。こんなアホな状態になっているのは、先進国では日本だけらしい。
 じゃあどこにたくさん再分配されているのかというと、言わずもがな、高齢者である。どうも日本は、福祉というと老人に目がいきがちで、なかなか子どもにお金が回ってこない。子育て世帯であるわが家としては、この状態は早急に改善してもらいたい。
 などなど、いろいろ勉強になった。

 ただ、経済学というのはどうしても机上の空論にならざるを得ないところがあるので、本書の主張が本当に正しいのかどうかは誰にも分からない。とはいえこれは、アベノミクスにしろ、反アベノミクスにしろ、すべての経済政策に言えることだ。
 どういう案を支持するのかは、各人が考えるしかないということなのだろう。



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書評 E.フィッシャー、H.ロクストン『迷路の秘密図鑑』(青娥書房)

 迷路(といっても紙に書かれた迷路ではなく、自ら歩いて体験する迷路)の歴史をたどり、その実物を鮮やかな写真で紹介。迷路の文化的・宗教的意義が興味深く解説されている。

 20年ほど前、体験型の迷路が流行したことを覚えている人もいるだろう。あちこちに体験型迷路施設ができ、私もいくつか行った覚えがある。そういえば、そのうち一度は女の子と行ったのだが、結局その子とはうまくいかなかったという苦い記憶を思い出してしまった…。

 それはおいといて、そういう体験型迷路の歴史をたどりつつ、その文化的意味や宗教的意味を解説したのが本書である。迷路は宗教と深く結びついていたことがよくわかる。
 古くは、ギリシャ神話にも迷路が登場する。それが「ラビリンス」という言葉の語源なのだそうだ。続いて、ローマ時代の迷路やキリスト教文化圏の迷路も紹介され、さらにはヨーロッパ以外の迷路も掲載されている。
 昔には、ゴールに女性がいて、一番にそこにたどり着いた男性と結婚するなんて儀式(お祭り?)もあったらしい。これは燃えそうだ。また、中世以降は貴族が自分の庭園に設置することが多かったようで、これは逢い引きに使われたりもしていたらしい。これも燃えそうだ(?)。
 紹介されている迷路は生け垣で作られているものがほとんどで、その美しい写真がふんだんに紹介されている。これを眺めるだけでも楽しい。

 体験型迷路に挑戦したことのある人なら分かると思うが、これがなかなか難しい。上から見ていると何てことない迷路でも、いざ歩いてみると、ゴールにたどり着くのはたいへんだ。
 この本を読んだら、またやりたくなってきた(またフラれる気か)。



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2013年5月26日日曜日

予想の回顧 2013 ダービー、朱雀S

 日曜はダービー。◎ロゴタイプは逃げ馬を見る絶好の位置どりでピタリと折り合う。手応えよく直線を向き、進路も確保。スパッと抜け出して完勝…のはずだったのだが、手応えほど伸びず、5着止まり。前にいた馬が3、4着に残ったのだから、ハイペースではなかったはず。距離が長かったということか。
 勝ったのはキズナ。後方待機から直線は馬場の真ん中に持ち出し、一気に差しきった。ラジオNIKKEI杯と弥生賞の結果と、後方待機という脚質から評価を下げていたのだが、見事な末脚だった。
 2着のエピファネイアも、折り合いの不安と調教の軽さから馬券対象外だったが、してやられた。
 3~5着は前にいた馬が残ったのだから、さほど差し馬向きの流れではなかったはず。1、2着馬の力が抜けていたということなのだろう。特にエピファネイアは、パンとすればもっと走りそうだ。
 驚いたのは3着のアポロソニック。初勝利をダートであげた馬だが、芝の長丁場を使い出して能力が花開いたということか。

 ダービー前日の京都メインは朱雀S。
 ◎オーシャンカレントは、後方馬群の先団。思っていたよりも後ろの位置取りだ。直線に入り、馬場の真ん中に進路をとるが、なかなか前との差が詰まらない。ジリジリと伸びて最後は4着まで脚を伸ばしたが、馬券圏外。もう少し前でレースを運んでほしかった。

 今週は2戦2敗。他のレースも散々でボロ負けだった。もう今年も半分が終わるというのに、年明けからなかなか調子が上がらない。なんてこった。

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2013年5月25日土曜日

2013 ダービー オレの予想を聞いてくれよ

 さあ、今年もダービーがやってきた。
 今年は、当日の東京のレースは「JRAプレミアム」で、払戻金が上乗せになる。京都のレースも対象にしてほしかったが、それは贅沢というものか。明日は京都ではなく、東京の馬券を買おうと思う。
 私は「還元率アップ(控除率ダウン)に勝るファンサービスはない」というのが持論だ。妙なキャンペーンに費用をかけるより、今回のように、ぜひプレミアムレースを増やしてほしい。

 もう一つ初の試みとして、当日の特別レース名が過去のダービー馬の名前になっている。これは良い案だと思う。きっと、私が昨年ブログに書いたことを、JRA関係者が見たに違いない。

 オッサンの妄想はこれくらいにして、予想にいってみたい。
 このレース、後から見れば、フロックだった馬はほとんどいないのだが、そのわりには馬券は荒れている。ここ5年の馬連はすべて30倍以上で、うち2回は万馬券だ。それほど抜けているわけではないのに特定の馬に人気が集中して、逆に人気の盲点となる馬が出やすいのだろう。昨年(ディープブリランテ)や3年前(エイシンフラッシュ)などがまさにそれだ。
 レースの傾向もはっきりしていて、皐月賞組なら4着まで、別路線組なら前走重賞勝ちが条件。今年は、これに当てはまる馬が、1~5番人気を占めている。この傾向通りとすると、今年は堅く収まるということになる。

 さて、人気の盲点となっている中穴馬を探すのか、それともレースの傾向を重視して堅いと見るか迷ったが、本命は◎ロゴタイプ。朝日杯、皐月賞をともに制した馬はナリタブライアン以来らしい。皐月賞では着差以上の強さだったし、唯一、距離が伸びてよさそうだった4着のカミノタサハラがリタイヤ。皐月賞組に逆転されることはなかろう。
 推奨穴馬は、皐月賞で掲示板に載ったタマモベストプレイ、前走で勝っているサムソンズプライドマイネルホウオウ、スタートが決まれば怖いメイケイペガスター。ヒモ穴狙いで。

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2013年5月24日金曜日

2013 京都HJ、朱雀S オレの予想を聞いてくれよ

 いよいよ今週はダービーウィーク。どの馬が世代の頂点に立つのだろうか。
 JRAも、80回目の節目ということもあり、広報にはいろいろと力を入れているようだ。私も「春のGI&日本ダービーキャンペーン」「みんなでチョイス!」に参加している。
 しかし、参加させておいてもらって言うのも何だが、「みんなでチョイス!」のほうは、ちょっとピントがずれていると思う。これに参加した人が競馬ファンになってくれるとは思えないなあ。ただ、競馬との結びつきは「?」だが、「みんなでチョイス!」自体はわりに面白いので、気になる人は参加してみてはどうだろうか。

 そんなダービー前日の京都メインは朱雀ステークス。また、8Rには障害重賞の京都ハイジャンプが組まれている。
 朱雀Sは、昨年もダービー前日の京都のメインに組まれており、予想をエントリーした。その際、朱雀とは京都どのあたりの地域のことなのか調べたのだが、よく分からなかった。
 今年はもう少しつっこんで調べてみた。その昔、平安京には朱雀門という門があり、それがあった場所(現在の二条城の少し西)あたりを朱雀というらしい。一件落着。
 実は、二条城には今年のG.W.に子ども(5歳と3歳)を連れて行ったのだが不評だった。歴史的建築物に興味を持つのは、まだ先のようだ。

 回り道が長くなった。
 朱雀Sは芝1400 mの準オープンのハンデ戦。荒れそうな設定だが、過去4回は連続して1番人気が連対中と、堅く収まっている。というわけで、人気どころを本命に据える。
 本命は◎オーシャンカレント。6歳になってはじめて芝レースを走ったという変わり種だ。しかもそれ以降、芝ではまだ掲示板を外していないという堅実さ。前残り傾向の馬場を味方に、早め抜け出しからの粘り込みを期待。
 推奨穴馬は、エトピリカオールブランニューの軽ハンデ牝馬2頭。展開が向けば大駆けがあるかも。

 京都HJは◎モズハリケーン。小坂に乗り代わって、もう一丁。

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2013年5月23日木曜日

日本プロ野球(NPB)改革案 3リーグにすればすべて解決

 今年(2013年)の4月、落合博満氏が講演を行い、3リーグ制という秘策を披露した。

@niftyニュース、週刊朝日

 これはやられた。何がやられたって、私も同じことを考えていたのだ。
 落合氏の講演の前に私の案をエントリーしておけば
「落合氏は、私のブログを読んだに違いない」
などと自慢することもできたのに…残念だ。

 時すでに遅しの感もあるが、落合氏の講演内容が文章で残っているわけでもないようだし、私の案をまとめておこうと思う。

◆3位のチームがポストシーズン進出って…おかしくね?
 パリーグがポストシーズンにトーナメント(現在のクライマックスシリーズ(CS)の前身)を導入してから今年で10年。CS自体は短期決戦の醍醐味もあって面白いし、観客動員増にもつながっているのだろう。
 しかし、それでも私はこの方法には反対だ。3位のチームにポストシーズンがあるというのは、やはりおかしい。3位といえば、勝率が5割を切っていても不思議ではない順位だ。そんなチームが何かの拍子に日本シリーズを制してしまったら…。私は、とても日本一のチームと認める気になれない。
 12球団のうち6球団がCSに参加するというのが、そもそも多すぎる。ポストシーズン進出のハードルを上げないと、CSや日本シリーズはもちろん、ペナントレースの価値も下がってしまう。

◆そこで3リーグ案ですよ
 そこで、3リーグ案である。
 12球団を4チームずつに分ければ三つのリーグができる。それぞれの1位はポストシーズンに進出。2位の3チームのうち、勝率が最も高かったチームもワイルドカード(WC)としてポストシーズンへ。この4チームでトーナメントを行えばすっきりする。
 ワイルドカードの1チームは、いま流行のワンゲームプレーオフ(1試合で勝ったほうが権利を得る)で決めても面白い。

◆落合案とのちょっとした違い
 ここまでは落合氏の案と同じである(と思う)。しかし、試合数をどうするかというところは少し違う。
 落合案では、すべての対戦カードを同じ試合数にしている。同じリーグどうしでも、違うリーグ相手でも、同じ試合数にするというのだ。
 私は、それではあまりにも「リーグ」の意味がなさ過ぎるように思う。そこで、次のように組めばよいのではないかと考えた。

  同一リーグどうしの試合 → 1カード16試合
  別リーグとの試合 → 1カード12試合


たとえば巨人と阪神がAリーグ、日ハムがBリーグの所属だとすると、巨人-阪神戦は16試合、巨人-日ハム戦、阪神-日ハム戦はそれぞれ12試合というわけだ。
 そうすると、1チームあたりの試合数は

  同リーグ 16×3=48
  別リーグ 12×8=96
  合計 48+96=144


おお、現在の試合数と同じだ。素晴らしい(自画自賛)。
 同一リーグの試合で、1チームの主催試合が8試合になるので2連戦が出てくるが、これは何とでもなるだろう。

◆交流戦が多すぎませんか?…
「同じリーグの試合よりも別リーグの試合のほうが2倍も多いって、どうやねん」
という反論に対しては、あらかじめ回答しておく。
 たしかに多い。しかしこれは、営業面を考えてのことである。

 3リーグ案に対する球団側の反対意見としてまず考えられるのが
「巨人、阪神などの人気チームと別リーグになったら、経営が成り立たないよ~」
というものだろう。それを軽減するには、別リーグとの試合の割合を増やせばよいと考えたわけだ。そうすれば、人気チームとの試合数の差が少なくなる。
 これをさらに推し進め、試合数を完全に平均化するというのが落合案なのだろう。

◆妄想が実現するには
 以上が、私の案の骨子である。現在のところ妄想にしか過ぎないが、落合氏という強力な味方を得て、ほんの少しだけ希望の光が見えてきた。
 さらなる秘策もあるが、これは機会があればまた披露したい。

 妄想実現にあたっての大きな壁の一つが、セリーグの一部チームだろう。
「巨人戦、阪神戦が減る案なんて、飲めるわけなかろう」
と考えるに違いない。一球団のオーナーとしては、その考えは間違っていないが、野球界全体を見たときにはどうなのだろうか。英断を期待したい。

2013年5月19日日曜日

予想の回顧 2013 オークス、深草S、平安S

 今週はオークス。馬券は3枠から勝負。パドックの気配では、サクラプレジールのほうがよく見えた。
 レーススタート。◎デニムアンドルビーが出遅れ。いくら後ろから行く馬とはいえ、前残りの馬場では、最後方の位置取りでは…。一方の◎サクラプレジールは好発を切り、先団でピタリと折り合う。
「これは、来るならサクラのほうやな」
と見ていた。
 向こう正面で、デニムアンドルビーが押しながら上がっていく。直線勝負では厳しいと見て、ウチパク騎手が早めに仕掛けたのだろう。
 一方のサクラプレジールは、先頭を窺う手応えで直線を向く。
「きたーッ」
と思ったのだが、最後の1ハロンで脚があがって14着に終わった。正攻法の競馬で見せ場を作ったということにしておこう。
 サクラが失速してガッカリしていると、デニムが大外から追い込んできた。一瞬、オッと思ったが、1、2着争いには加われず、3着まで。今日、一番強い競馬を見せたのはこの馬なのだろうが、スタートが痛かった。
 勝ったのは黒い帽子の2枠の馬。直線で黒帽子が抜け出てきたときには、てっきりアユサンだと思っていたのだが、ゴール直前でメイショウマンボであることに気づいた。桜花賞で人気していたが惨敗した馬の巻き返し。オークスの穴馬のパターンだ。

 京都メインは深草S。
 ◎ヤマノサファイヤは予定通り後方から。4コーナーでグイグイ仕掛けて直線を向いたところで、カシノインカローズにフタをされてブレーキをかけるかたちになり、ジエンド。もう一度脚を使ったが、8着が精一杯だった。フタをしたカシノが2着と頭差の3着まで突っ込んだのだから、あそこでフタをされなければいい勝負だったかもしれない。

 土曜は京都で平安S。◎ニホンピロアワーズは、逃げる2頭を見る位置から。予定通りだ。持ったままで4コーナーを回り、粘るナムラタイタンをねじ伏せて完勝。期待通りの勝ちっぷりだった。
 2着争いは、ナムラタイタンが粘るところにナイスミーチューが差してきた。ナイスミーチューを厚めに押さえていたので
「差せ~っ」
と声を上げると、それに応えてくれたのか、クビ差かわしたところでゴール。ナイスミーチューは意外に人気がなく(8番人気)、馬連が20倍近くついたのは嬉しい誤算だった。

 今週は3戦1勝。中穴をしっかり獲った。来週のダービーへ向けて、上昇中ということにしておきたい。

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2013年5月18日土曜日

2013 オークス、深草S オレの予想を聞いてくれよ

 今週はオークス、来週はダービー。中央競馬が最も盛り上がる2週間がやってきた。
 まず今週はオークス。
「そういえば昨年はどの馬を本命にしたのだったか」
と思ってブログを読み返してみると、何とヴィルシーナを本命にして、ジェンティルドンナとの馬連を獲っていた。ハズれたレースはおろか、当たったレースもろくに覚えていないとは…。自分の記憶にだんだんと信頼がおけなくなってきた。

 オッサンの繰り言はこれくらいにしておく。
 18年ぶりに1勝馬が桜花賞を制したことからも分かるように、今年の3歳牝馬戦線は混戦模様だ。例年は桜花賞組が優勢だが、今年は例外と見たい。
 別路線組で気になる馬が2頭いた。フローラSの勝ち馬のデニムアンドルビーと、フラワーCの勝ち馬のサクラプレジールだった。どちらを本命にしようか迷っていたところ、何とこの2頭が3枠に同居。これは「枠連を買え」という天のお告げだろう。今回は3枠から勝負する。

 デニムは、前走の勝ちっぷりが鮮やかだった。現在のところ1番人気なのはちょっと誤算だが、人気に応えて関西馬のGI連敗をストップできるか。
 サクラは、陣営がとにかく強気である。週の初めから
「桜花賞をパスして正解だった。絶好調!」
というコメントが報じられた。よほど状態がアップしているのだろう。
 枠連なので、買い目は絞りたい。桜花賞1、2着の1、2枠は押さえたいが、もし切るなら2枠か。丸山騎手には申し訳ないが、乗り代わりが気になる。桜花賞は落馬負傷で丸山騎手が騎乗できず、デムーロの手綱で桜花賞を制した。丸山騎手に再び手綱が戻ってきただけでもプレッシャーなのに、GI経験にも乏しい。プレッシャーを跳ね返して頑張ってもらいたい気持ちもあるが、評価を下げる。

 推奨穴枠は5枠と7枠。桜花賞で掲示板に載ったローブティサージュ、プリンセスジャックの評価が低い。前走、前々走で3枠の2頭と接戦を演じているエバーブロッサムも気になる。

 深草Sはヤマノサファイア。前崩れを期待。

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2013年5月17日金曜日

2013 平安ステークス オレの予想を聞いてくれよ

 オークス・ダービーという、日本の競馬が最も盛り上がる2週間がやってきた。そんな土曜の京都メインは平安S……。平安S? なんでこの時期に?……
 そういえば、東海Sと入れ替わりで、今年からこの時期になったのだった。昨年は京都で東海Sが行われ、それに文句を書いたのを思い出した。

 平安Sの「平安」は、もちろん「京都」を意味する。鳴くよウグイス平安京の平安ですな。
 そういえば昔、平安京エイリアンというゲームがあった。ゲームセンター嵐が得意としていたゲームだが、私はやったことがない(と思う)。

 このレース、昨年まではフェブラリーSの前哨戦として行われていた。フェブラリーS設立当初は結びつきも強く、ライブリマウントやシンコウウインディがここをステップに本番も制した。しかし、最近はあまりパッとしない感じだった。そこへもってきてこの時期への移動。都落ち的な雰囲気を感じていたのは私だけではないだろう。
 ところが、フタを開けてみればニホンピロアワーズ、ハタノバンクールのGI馬が参戦。意外にも盛り上がりを見せている。今後も帝王賞の前哨戦として、けっこうレベルの高いレースとなっていくのかもしれない。

 さて、予想。前述のように、GI馬が2頭出てくる。本命はそのうちの一頭◎ニホンピロアワーズ。JCDは6番人気と伏兵の立場からの勝利だったが、前走で59 kgを背負いながらホッコータルマエに抵抗し、決してフロックではなかったことを証明した。ここも堅実に駆けてくれるだろう。
 ◎が人気の馬なので相手は絞りたい。ナイスミーチュー、トウショウフリークを厚めに押さえる。
 推奨穴馬はアントニオピサ。大外枠はちょっと痛いが、京都得意の堅実ホースが波乱を呼ばないか。鞍上も怖い。トウショウフリークも含め、行った行ったを期待。酒井騎手には、ぜひゆっくりと仕掛けてもらいたい。

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2013年5月16日木曜日

京都タワーに行ってきた

 京都に通学・通勤しはじめてから約30年。その間、ずっと京都に生活基盤をおいてきたのだが、一度も京都タワーに登ったことがなかった。地元の評判もいまいちだし、何だかお上りさんみたいなのもイヤで、敬遠していたのだ。

 今回、40歳を過ぎて初めて訪れた。ところが、これがなかなかよかった。私と同様、京都にいながらにして京都タワーに登ったことがない人はたくさんいると思うが、ぜひ登ってみてほしい。


 G.W.の終盤に、5歳と3歳の子どもを連れて京都に小旅行に行った。毎日仕事に通っているところへ旅行に行くというのも、たまにはよいものだ。
 ところが京都は、子どもが喜ぶようなスポットが意外と少ない。トロッコ列車や映画村はちよっと遠いし、動物園は混雑しそうだ。そこで、京都タワーに行ってみることにしたというわけ。これが当たりだった。

 この京都タワー、今年(2013年)の4月1日にリニューアルオープンしたばかりである。リニューアル前に行ったことがないので違いは分からないが、とてもきれいだった。

 さあ、いざ展望台へ。料金は大人が770円、3歳以上の幼児が150円。これを書きながら京都タワーのウェブサイトを見ると、割引券クーポンを発見した。遅いっちゅうねん。
 エレベーターに乗る前に写真撮影がある。
「撮るのは無料。後で見て、気に入ったら買ってね」
という、観光地によくあるやつだ。そして、エレベーターに乗り、展望台へ。展望台に到着すると…、おおーっ、なるほど絶景だ。京都は高い建物が少ないから、遠くまでよく見える。さらに、写真のような双眼鏡が無料で使える。これはよいサービスだ。


 下は、北向きの写真。もっと晴れていたら、大文字山や比叡山などがさらにはっきり見えるのだろう。手前の白い△の建物は東本願寺。ただいま工事中だ。たんまりお金を持ってそうだなあ…。


 こちらは東向きの写真(やや南より)。山の向こうは宇治市になるのだろうか。


 写真がないのが残念だが、南を見れば伏見の町や京セラ本社などがよく見える。西側は嵐山や桂川だ。まるで地図を見ているようだ。自分が普段歩いたり、仕事したりしているところを上から見下ろすのは珍しい体験で、とても面白かった。
 この後は、伊勢丹の都路里(辻利)でスイーツを堪能。抹茶好きの娘は「特選都路里パフェ」を、抹茶の苦手な息子は「ほうじ茶パフェ」を食べた(親と「半分こ」です)。

ほうじ茶パフェ
特選都路里パフェ

 京都タワーは、京都をよく知っている人ほど面白いと思う。
「お、あっちにはアレが見える」
「ということは、この辺りにアレがあるんじゃないか」
という感じで楽しめるのだ。まだ行ったことのない人は、ぜひ一度お試しあれ。

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2013年5月15日水曜日

書評 本田悦朗『アベノミクスの真実』(幻冬舎)

「アベノミクスって何やねん。ホンマに景気よくなるんかいな」
という疑問に答える本。アベノミクスにより、どういう仕組みで景気がよくなるか(よくするつもりか)が、経済音痴の私にもよく理解できた。アベノミクス側の立場が、とても分かりやすく書かれた本である。

 本書は安倍政権のブレーンの一人である本田氏が、アベノミクスのなんたるかを解説した本である。本田氏はアベノミクスを実行する側の主要人物なので、当然、本書はアベノミクスを肯定する立場から書かれている。

 まず第1章で、アベノミクスの手法が説明される。物化上昇率2%という目標(インフレターゲット)を設定し、日銀がそれに向けて突き進む姿勢を見せることが重要であると、繰り返し強調される。
 2%という目標を掲げることももちろんだが、その目標を達成するための覚悟(本気モード)を見せることが何より重要なのだそうだ。なぜなら景気というのは雰囲気であり、多くの人たちが「どうやら本当に物価は上昇しそうだ」と思わなければ物価は上昇しないらしい。
 第2章は、日本がデフレに陥り、それを脱却できない構図が描かれる。ひと言でいうと「日銀の金融緩和が足らん」ことが原因だそうだ。したがって「アベノミクスの異次元緩和が必要」という結論に至る。
 第3章は、巷にあふれるアベノミクス批判に応える章である。「物価は上がって給料が下がったら困る」などの疑問に、本田氏が反論する。
 第4章は、本田氏のソ連時代の経験が語られる。
 最後の第5章では、アベノミクスが目指す日本社会が書かれている。エネルギー問題やTPPについても触れられている。

 以上の章立てからも分かるように、本書の核は1~3章である。アベノミクスとはどういう手法であり、それによってどのような仕組みで景気が上昇していくのかはよく分かった。簡単にいうと次のような仕組みだ。

日銀の金融緩和→金融市場のインフレ期待形成→株価上昇などによる企業収支の改善→企業に資金が回る→従業員の給料が増える→家計の購買意欲が増す→企業に資金が回る→以下同様

 このうち「日銀の金融緩和→金融市場のインフレ期待形成→株価上昇などによる企業収支の改善→企業に資金が回る」ところまでは納得できた。最近発表された企業の決算を見ても、実際に収支が改善しているのだから(少なくとも今のところは)アベノミクスの狙い通りに事が運んでいる。
「アベノミクス、やるやんか」
といったところである。

 一方、ちょっと説得力に欠けるなあと思ったのは「企業に資金が回る→従業員の給料が増える」の部分だ。ここが「ホンマかなあ…」と思ってしまう。本書では、この部分については
「従って、2%程度のインフレ率が実現する際には、賃金はそれ以上に上昇しているはずです」(p.100)
とか
「それによって日本経済全体の所得(GDP)が増えれば、やがて賃金も上昇してくるでしょう」(p.101)
など、あたかも当然のことのように書かれている。ホンマなんかなあ…。
「物価は2%上がったけど、給料は1%しか上がりませんでした」
なんてことにならないよう、本田氏のいう通りになってほしいのだが、不安は残る。

 本書を読んで、アベノミクス側の意見は、経済音痴なりによく理解できた。とても分かりやすい本だった。
 しかし、分かりやすいことと、信じられるかどうかはまた別の話。次は、アベノミクス側ではない立場の本を読んでみたい。



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2013年5月12日日曜日

予想の回顧 2013 ヴィクトリアマイル、京王杯SC、都大路S

 日曜はヴィクトリアM。
 ◎ハナズゴールは中団後方のインを進む。ややスローな流れで、4コーナーで馬群がひとかたまりになり、モロに前が壁になってしまった。直線に入って隙間を見つけて抜け出し、勝ったヴィルシーナを追いかけるように伸びてきたが、最後は止まってしまい、6着。どこかで外に出したかった。
 勝ったのはヴィルシーナ。前走の負け方に見どころがなかったので評価を下げたのだが、
きっちり巻き返した。2番手から押し切るという強気の競馬で、惜敗続きに終止符を打った。おめでとう。

 土曜の東京メインは京王杯SC。
 ◎トウケイヘイローは、ポンとスタートを決めると、何とそのままハナに立ってしまった。手応えを残して4コーナーを回り、残り1ハロンまで先頭で粘ったのだが、最後はずぶずぶになり、8着。気のいい馬だけに、好スタートを切って気分よく行ってしまったのがあだになった。

 京都メインは都大路S。◎ヒストリカルは予定通り最後方から。向こう正面でいい感じで上がっていったが、そこでゴチャついてしまい、ズルっと後退。もう一度盛り返して上がっていき、4コーナーでは先団にとりつきかけるが、直線は伸びを欠いて7着。向こう正面の不利は確かに痛かったが、インが残る展開では、それがなくても厳しかったか。

 今週は3戦全敗。◎が3頭とも掲示板外というトホホな結果に終わった。オークス、ダービーへ向けて運を溜めているということにしておきたい。

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2013年5月11日土曜日

2013 ヴィクトリアマイル オレの予想を聞いてくれよ

 今週はヴィクトリアマイル。今回で8回目の若いGIだ。
 春と秋に古馬牝馬のGIを一つずつおくのは、妥当だと思う。しかし、また東京の1600 mですか…。先週の繰り返しで恐縮ですが、このレースか、先週のNHKマイルCを関西に持ってくるべきだろう。

 さて、レース。
 過去7回で1番人気は4連対だが、その内訳はウオッカとブエナビスタが2回ずつ。このクラスの馬でないと、1番人気には応えられないということか。今回、1番人気になりそうなヴィルシーナには不吉なデータだ。
 本命は、馬場が回復するという前提で◎ハナズゴール。前走は休み明けで、不得手の雨降り馬場。叩き2走目で馬場が乾けば突き抜ける。東京も2勝しており得意。初めて順調にGIを迎える素質馬に期待したい。
 このレースで穴をあける馬のパターンの一つは、前走、重賞で人気していたが、惨敗して人気を下げている馬。今回、これに該当するのはアイムユアーズ。もう一頭、エーシンメンフィスも抑えておきたい。渋化が残れば、この馬に本命を変更する予定。

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2013年5月10日金曜日

2013 京王杯SC、都大路S オレの予想を聞いてくれよ

 ヴィクトリアマイル前日の土曜日は東京で京王杯スプリングカップ、京都で都大路ステークスが行われる。

 京王杯といえば、昔は安田記念のメインステップレースだったのだが、近年は大阪杯などの中距離レースにやや押され気味の印象。マイルのレースでも、GIとなればスタミナを要求されるようになってきているということなのだろう。

 さて、今年のレース。安田記念を狙う馬が顔を揃えた。
 本命は◎トウケイヘイロー。素質馬が前走で初の重賞勝ち。軌道に乗っていきそうだ。その前走でもかかり気味だったので、距離短縮もプラス。もう一丁を期待したい。雨が少し心配。
 天気予報が下り坂ということで、推奨穴馬には泥んこ大好きホースを。インプレスウィナー、サンカルロ、シルポートの3頭。

 都大路Sは迷ったが◎ヒストリカル。重馬場の毎日杯で見せた鬼脚が忘れられない。迷ったもう一頭は○エーシンミズーリ

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2013年5月6日月曜日

2013 NHKマイルカップ、新潟大賞典、京都新聞杯 予想の回顧

 日曜は東京でNHKマイルC。◎ガイヤーズヴェルトはポンとスタートを切ると、何と2番手につける。エーシントップよりも前とは驚いた。仕掛け気味に4コーナーを回り、直線入り口で逃げ馬に並びかけると、残り200 mでトップに立つ。
「そのまま」
と声を出したのも束の間、1~3着にドドッと差されて5着。結果論になるのかもしれないが、もう少し仕掛けを我慢してほしかった。強気に乗りすぎた印象。
 ただ、翌日のスポニチを読むと、武邦彦氏は
「決してハイペースではない。差して来た馬の能力が上だったということ」
という見解だった。

 新潟では新潟大賞典。◎アドマイヤタイシは中団の内を進む。直線ではうまく進路を確保すると鋭く伸び、パッションダンスと併せ馬になって抜け出す。ハナ差及ばなかったが2着を確保。期待に応えてくれた。5戦連続重賞2着というオマケもついた。
 馬券は馬連をゲット。25倍つけば十分だ。

 土曜の京都は京都新聞杯。◎アクションスターは後方から。直線では一瞬伸びかけたが、それほど切れる脚を持っている馬でもなく、6着まで。前につけて粘り込む競馬をしてほしかった。
 勝ったのはキズナ。後方待機から一気に突き抜けた。格が違う勝ち方だった。本番の1番人気はこの馬か。
 惜しかったのが3着のジャイアントリープ。あまりにも人気がなかったので、本命をこの馬に変えようかと思っていた馬だ。直線ではいったん抜け出して、あわやの場面を作った。最後は1、2着馬にかわされたが、見せ場十分だった。
 馬券は1-3着のワイドを引っかけたが、当然トリガミ。

 今週は3戦1勝だったが、中穴をしっかり獲ったということで、よしとしておきたい。

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2013年5月4日土曜日

2013 NHKマイルカップ、新潟大賞典 オレの予想を聞いてくれよ

 5月だ、GIの季節だ。張り切って当てていきたい。
 それはよいのだが、今週から5週連続で東京でGI。5週連続というだけでも「何だかなあ」なのに、そのうち三つは1600 m。多すぎやろ。一つか二つ、関西に持ってくるべきだ。何もダービーをよこせとは言わないから、このレースかヴィクトリアマイルを関西に移してはどうだろうか。

 番組批判はこれくらいにして、レースにいってみたい。
 このレース、設立当初は「マル外ダービー」と呼ばれ、外国産馬が勝ちまくっていたのだが、それも過去の話。気がつけば外国産馬の勝利は、12年前のクロフネが最後らしい(持ち込み馬のキングカメハメハの勝利はあったが)。
 今年、1番人気は外国産馬のエーシントップになりそうだ。ジンクスを打ち破り、12年ぶりの外国産馬の勝利なるかに注目が集まる。しかし、コパノリチャードがいいペースで逃げ、差し馬向きの展開になることを期待して、本命にはしない。
 本命は◎ガイヤーズヴェルト。現在のところ2番人気なのは誤算だが、このレースと相性のよい毎日杯で2着だった馬だ。1着のキズナは京都新聞杯で強い勝ち方を見せたし、桜花賞、皐月賞、天皇賞と関東馬が3連勝しているのも、この馬を後押しする。ズバッと差してきてほしい。
 推奨穴馬はマイネルホウオウと、フラムドグロワール。中距離実績のある馬が怖い。

 新潟大賞典は◎アドマイヤタイシ

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2013年5月3日金曜日

2013京都新聞杯 オレの予想を聞いてくれよ

 5月最初の週末。今年も、はや3分の1が終わったわけだ。早いなあ。
 そんな京都の土曜メインは京都新聞杯。やはりこのレースは菊花賞トライアルであるべきで…という繰り言は今年はやめておく。

 このレースがこの時期に移ってダービーの前哨戦となったのが、2000年のこと。初年度からいきなりアグネスフライトというダービー馬を輩出し、順調なスタートを切った。それ以降は、ダービー馬こそ出ていないが、2着、3着馬はボツボツと出ている。

 さて今年。キズナが一本かぶりの人気になりそうだ。単勝1倍台もあるかもしれない。しかし、そこまでの信頼はおけない印象。やや折り合いに難のある馬だし、今回は本番を見据えて後ろからじっくり行くだろう。差して届かずとならないか。アッサリもあるだろうが、そのときは諦める。
 本命は◎アクションスター。前走の大敗で人気を下げているが、それまでは実に堅実な走りを見せていた馬。前残り傾向の馬場で、前につけてほしいところ。
 相手はマズルファイヤー、リグヴェーダ、ジャイアントリープあたりを中心に。
 推奨穴馬はウインアルザス。すんなりハナを奪えれば。

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2013年5月2日木曜日

5歳の娘の歯が抜けた

 昨日、娘の歯が抜けた。娘はいま5歳半。まず2月10日に下の右の歯が抜け、それに続いて5月1日に、上の左の歯が抜けた。このように、対角線の順に抜けていくものだろうか。少なくとも私はそうではなかったように思う。下の歯が先に抜けるのも珍しい気がするなあ。
 こちらは、上の歯が抜けた後の写真。



 上の前歯が抜けると、かなり目立つ。「ニコッ」と笑うと、レレレのオジサンのようだ。
 以前からグラグラしていたので違和感があったのだが、それが抜けて、本人はいたってご機嫌である。
 まっすぐ生えてくれるといいのだが。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...