2016年7月30日土曜日

【中央競馬予想と与太話】アイビスSD、クイーンS、佐世保S(2016)~恥ずかしい勘違い~

 今週は札幌でクイーンSが、新潟でアイビスサマーダッシュが行われる。
 小倉では重賞がなく、メインは佐世保S。私は佐世保には行ったことがないので、どんなところかちょっと調べてみた。
 佐世保市は長崎県北部の中心都市で、県内では長崎市に次ぐ人口をもつそうだ。そして、日本有数のテーマパークであるハウステンボスが佐世保の観光を支えている。…あら? ということは、私は佐世保に行ったことがあったようだ。その昔、家族でハウステンボスを訪れた。てっきりハウステンボスは長崎市だと思っていたのだが…。失礼しました。

 レースにいってみたい。
 予想はアイビスSDを中心に。アイビスSDはご存じ、JRA唯一の直線重賞。設立当初は直千大好き馬が幅をきかせていたが、最近は「直千でしか力を発揮できない」ような馬は減ってきたように思う。
 本命は◎ネロ。先週、今週と坂路で猛時計をたたき出した。もともと調教は動く馬だが、それにしても調子がよいのだろう。絶好枠を引いた坂路の皇帝が重賞初制覇のチャンス。
 推奨穴馬はアットウィル、と思っていたらけっこう人気しているようだ。

 クイーンSは◎ロッテンマイヤー。51 kgは恵まれた。
 佐世保Sは人気でも◎マルヨバクシン。小倉大好き。

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2016年7月29日金曜日

【中央競馬予想と与太話】KBC杯(2016)~勘ぐりすぎ?~

 今週から小倉、新潟、札幌開催がスタート。夏本番だ。
 例年、この時期は酷暑で就寝時のクーラーが必須だが、今年はまだつけずに粘っている。これから暑くなるのだろうか。

 そんな土曜の小倉メインはKBC杯。KBCは九州朝日放送の略で、文字通りテレ朝系列のテレビ・ラジオ局だ。このレースはずっとオープン特別だったのが、5年前から準オープンに格下げとなった。番組の兼ね合いなのだろうが、KBCがラジオの競馬中継をやめた(確か以前はやっていたような)ことも関係があるかもしれないというのは勘ぐりすぎだろうか。

 レースにいってみたい。
 フルゲートの16頭が揃った。この時期のこのクラスは降級馬が有利。というわけで本命は◎テイエムジンソク。3、4走前に大敗しているが、前々走1着、前走2着と立て直した。馬主のご当地で勝利をあげたい。
 推奨穴馬はミキノハルモニー。前走、前々走と2番人気だった馬が、急に人気を落としそうだ。

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2016年7月28日木曜日

【書評】東野圭吾『仮面山荘殺人事件』(講談社文庫)

殺人事件と強盗事件。この二つの絡みが絶妙


 隔離された空間で殺人事件が発生するという、いわゆるクローズドサークル物なのだが、普通のクローズドサークルではないところがさすが東野作品。

 夏の山荘に8人の男女が集結。その山荘で殺人が起きる。犯人は残りの7人のうちの誰なのか。外部とは隔絶された空間で、さまざまな思惑が絡み合う。
 このように書くと、よくある「クローズドサークル物」なのだが「クローズド」の状況がひとひねりきいている。山荘に強盗が押し入り、集まった人々を軟禁することにより「クローズド」な状況が生まれるのだ。
「誰が殺ったのか」という謎解きと、「強盗による軟禁」という状況の二つが並行して絡み合うことにより生じる、半端ではない緊張感。あれよあれよという間にラストへ。そこで明らかになる「仮面」の意味。

 東野氏の初期の作品で、荒削りという評価もあるだろうが、一気に読ませる迫力はいま以上かもしれない。



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2016年7月25日月曜日

【お父さんの週末料理】2016年7月23・24日~面倒なカレー~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 7月23日(土) 

◆昼ご飯◆
 この日は息子と買い物にいった。息子が選んだ「本日の魚」は舌平目。1匹198円とお買い得。2匹をトマトソースがけのムニエルにした。娘も息子も、わりと上手に骨をとって食べる。まずまず好評。
 他はサラダ、和風スープ、野菜たっぷり焼きそうめん。

◆晩ご飯◆
 メインは練り物。ちくわに溶けるチーズを詰めた自家製ちくわチーズと、市販のちくわの磯辺揚げ。娘がチーズを詰めて焼いてくれた。「めっちゃ美味しい~」と大好評。
 炭水化物はトマトの冷製パスタ。こちらもつるつると完食。冷たい麺はいつも好評だ。
 他はサラダ、和風スープ、納豆。

 7月24日(日) 

◆昼ご飯◆
 夏だ、カレーだ。というわけでカレー。和風だしをベースに、野菜たっぷりシーフードカレーを作った。イカ、エビ、ピーマン、ナス、ニンジンを炒め、そこにカレーをかけ、スープカレー風にした。
 娘は辛いのが苦手だが、一方の息子は辛いほうが好き。というわけで、娘用(バーモント甘口)、息子用(バーモント甘口と大人用のブレンド)、大人用(横濱舶来亭の中辛)の3種類を作る羽目に。カレーを少しずつ作るのは手間だし難しい。娘はそれでも「辛っ」と難色を示した。カレーが美味しく食べられないとは、ちょっと可哀相だ。
 他はサラダ、和風スープ。

カレー。シャバシャバになった

◆晩ご飯◆
 メインは春巻き。いつも普通では面白くないので、ツナ缶春巻きを4本、普通の春巻きを6本の構成にした。ツナ缶春巻きは、ツナ缶にタマネギとナスと溶けるチーズを加え、マヨネーズで和えたものを春巻きにしたもの。これが大好評で、息子は「グー×1千万」と異例の評価だった。
 他はサラダ、和風スープ、そぼろ、白ご飯。春巻きとそぼろは弁当用に多めに作った。そぼろは「みんなのきょうの料理」から。かなり味が濃く、ご飯のお供向けレシピ。

春巻き。ツナ缶バージョンが大好評

そぼろ

みんなのきょうの料理 肉そぼろ

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【書評】柳広司『ラスト・ワルツ』(角川文庫)

 存在感の薄い主人公。でも、そこが面白い。


 人気スパイ短編集第4弾。今回も、世界各地でD機関のスパイたちが、クールで渋い活躍を見せる。第二次大戦中のドイツ、日本、イギリス、満州を舞台に、日本のスパイが暗躍する。
 第4弾にして、ますます主人公であるスパイたちの存在感が薄くなっていく。
「え? 主人公の陰が薄くなっていいの?」
いいんです。目立っているようではスパイではないのだ。映画「ジョーカーゲーム」の亀梨くんのようなスパイは失格なのだ。
 主人公のスパイはほとんど出てこないのに、それでいて、面白さはまったく損なわれていない。いや、損なわれないどころか、むしろさらにいい味が出てきている。
 それを可能にしているのが、第1~3弾の舞台設定だ。第二次世界大戦前の日本に存在したという日本のスパイ組織「D機関」。その組織でのスパイ育成の様子。そのスパイたちの暗躍ぶりが1~3作目で語られる。それらを前提としたのが、第4弾である本作なのだ。1~3作目の前提を踏まえていないと、本作の醍醐味は味わえないだろう。ぜひ、1~3作目を読んでから、4作目に取りかかることをお勧めする。



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2016年7月24日日曜日

【中央競馬予想の回顧】中京記念、函館2歳S、桶狭間S(2016)

 今週は中京記念。
 ◎トウショウドラフタはかかり気味に後方のインを進む。直線では外に持ち出せず内を突いたが、伸びを欠き、12着に惨敗。内を通らされたのも応えたが、やはり1600 mは長いのか。
 勝ったのはガリバルディ。外から豪快に差しきった。
 馬券はハズレ。

 函館では函館2歳S。
 ◎ガーシュウィンは中団の外で行きたがっている。直線でも流れ込んだだけで、8着。穴っぽいところを狙っただけに、仕方ないか。
 勝ったのはレヴァンテライオン。1番人気のモンドキャンノを振り切って見事に勝利。
 馬券は1着馬を買っておらず、ハズレ。

 土曜は中京で桶狭間S。
 ◎サクセスグローリーは好位につけたが、向こう正面から押して押しての追走。バテているわけではないのだろうが、手応えが悪い。これでは直線は伸びるはずがなく、5着まで。やはりこの距離は忙しいのか。
 結果は2番-1番人気のブラゾンドゥリス-サウススターマンで決着。「人気どころで収まる」という見立てはよかったのだが、本命が飛んでしまっては馬券はハズレ。

 今週は3戦0勝…だったのだが、中京の最終が見事に的中。遅ればせながら、今年初の万馬券をとり、トータルは大幅プラスとなった。

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2016年7月23日土曜日

【中央競馬予想と与太話】中京記念、函館2歳ステークス(2016)~自動車メーカーがスポンサー~

 今週は中京で中京記念、函館で函館2歳Sの二つの重賞が組まれている。
 このレースには「トヨタ賞」の冠がついているが、他に自動車メーカーがレースのスポンサーになっている例は記憶にない(あったらすみません)。
「お膝元の愛知県で競馬をやっているのだから、ここは一つ、スポンサーになってあげよう」
というところなのだろう。トヨタにとっては、はした金なのかもしれない。うらやましい話だ。

 レースにいってみたい。
 中京記念はマイル重賞に生まれ変わってから、今回で5回目。過去4回のうち、馬連2万円以上が2回、1万円台が1回、残りの1回も4950円とおおいに荒れている。目立つのが「大外一気」。1、2回目を連覇したフラガラッハが典型的だが、テレビ画面から消えるほどの大外から豪快に差しきるケースが続いている。最終週に組まれているため、差しが決まりやすいのだろう。今年もそういうレースになるだろうか。

 ハンデ頭のスマートオリオンが57.5 kgだが、その次の馬は56 kg。これが示すように、実績馬不在のレースといってよいだろう。また今開催の中京はかなり特殊な馬場になっており「ボコボコだけど、時計が速い」状態らしい。馬場への適性がカギを握りそうだ。
 本命は◎トウショウドラフタ。中京の馬場への適性は2走前で証明済み。距離が不安視されているが、内めの枠を引いたので壁を作れそう。うまく外に出して、弾けてほしい。
 推奨穴馬はダノンリバティ。穴というほどではないかもしれないが、中京は向きそう。

 函館2歳Sは◎ガーシュウィンが本命。前走の勝ちっぷりが上々。控えて競馬ができるなら。

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2016年7月22日金曜日

【中央競馬予想と与太話】桶狭間ステークス(2016)~ネタの宝庫~

 子どもたちは夏休みに入り、今週で夏の中京・福島開催も終了。早いなあ…。
 そんな最終週の中京の土曜メインは桶狭間S。ここ数年、この時期のメインレースに抜擢されている。過去に紹介したように、桶狭間という場所や桶狭間の合戦にはいろいろうんちくがあって面白い。

桶狭間の合戦があった正確な場所はわかっていないというネタ
桶狭間は実は中京競馬場のすぐ近くだというネタ

 なかでも特に面白いのは、桶狭間の合戦は信長の奇襲ではなく正攻法だったというネタだ。いずれも馬券には何の足しにもならないが、また新しいうんちくを知ったら紹介したい。

 レースにいってみたい。
 ダート1400 mの準オープン戦。今年はフルゲートの16頭が勢揃いした。この時期のこのクラスは降級馬が強い。ここでもニットウスバルが人気を集めそうだ。しかし本命は◎サクセスグローリー。前々走は人気を裏切ったが、距離を縮めた前走が好内容。左回りに実績があるのも心強い。走るときと、そうでないときの差が激しい馬だが、今回は走る番であることを期待。
 推奨穴馬はナシ。人気どころで決まると見た。

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2016年7月19日火曜日

年長組の息子と高校野球を見に行った~滋賀大会 膳所高校vs.伊吹高校~

 夏の甲子園の予選が始まった。先日、息子を大学野球に見に連れていったところ、それなりに喜んでくれた。そこで
「今度は高校生の野球を見に行くか?」
と聞いたら乗ってきたので、再び皇子山球場に行ってきた。

 球場に着くと、第1試合の終盤だった。10-1で草津東高校が玉川高校をリード。もう1点入ればコールドゲームだ。そのことを息子に説明しているうちに、二死満塁になった。すると、草津東の打者が見事にタイムリーを放ち、試合終了。息子は
「めっちゃ差がついたなあ」
と驚いていた。

あと1点でコールド

 次の試合までの間に息子が飽きてしまわないか心配したが、かき氷を食べたり、ノックを見たり、グランド整備に感心したりしているうちに、プレイボールの時間になった。息子もずいぶん「待てる」ようになってきた。

イチゴ味のかき氷

 第2試合は膳所高校-伊吹高校戦。息子に
「どっちを応援する?」
と聞くと
「白い帽子のほう」
との答えが。膳所を応援することに決定した。
 いざ試合開始。序盤は投手戦で進んだ。試合が動いたのは3回表。伊吹が相手のミスに乗じて一死から三塁にランナーを進めた。すると、何とここから2球連続のスクイズ。1球目はファール。2球目もファール…と思ったところに、膳所の一塁手が猛然とダッシュしてダイビングキャッチ。飛び出した三塁走者は帰塁できず見事なダブルプレー! 息子も
「すごかったなあ。飛んで捕らはったな~」
と大喜び。

膳所-伊吹戦。投手戦だった

「ピンチの裏にチャンスあり」のことわざ通り、その裏に膳所にチャンスが到来。ヒットで出たランナーが盗塁と悪送球で一気に三塁へ。カウントは3ボール2ストライクだ。
「ここでスクイズも面白いなあ」
と呟いていると、やはり来た。スクイズだ。これが見事に決まって膳所が1点を先制した。両チームとも打力に自信がないのか、バントが多い試合だった。

 しかし、ダイヤモンドを一周して本塁に帰ってきたのは投手の池田選手。その影響か、もしくは元々スタミナに不安があったのか(おそらく、その両方だったと思う)、4回表は投球が定まらない。守備のミスも絡んで、すぐに同点に追いつかれてしまった。

 1-1のスコアで中盤戦へ。試合も動き始め「さあ、これから」というところだったのだが、息子が限界を迎えた。
「そろそろ飽きてきた?」
と聞くと
「うん」
想定していた展開だったので
「じゃあ、次の膳所の攻撃が終わったら帰ろうか」
ということになった。4回裏の膳所の攻撃はあっさり3人で終了。伊吹の田濃投手が乗ってきたように感じた。

 残念だったが、ここで球場を後に。しかし前回に比べると、ずいぶん長く観戦できた。息子も少しずつルールが分かって、楽しめるようになってきているのだろう。この調子で野球好きに育ってほしいものだ。

 後で確認すると、試合はその後も投手戦が続き、9回に伊吹が2点を取って逆転勝ちを収めたそうだ。

 球場を出たのがちょうどお昼時だったので、西大津のイオンで昼ご飯。息子は唐揚げ定食を、私は鶏カツの卵とじ定食をたらふく食べた。
 もう少し選手やルールを覚えたら、ぜひプロ野球も見に行きたいものだ。また行こう。

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2016年7月18日月曜日

【お父さんの週末料理】2016年7月16~18日~ナスが旬~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。

 今週は3連休。だいたい家で食べた。

 7月16日(土) 
この日は、珍しく午後に家族みんなで買い物に。子どもたちが選んだ「今日の魚」は鯖。

◆昼ご飯◆
 午前中は子どもたちがイベントに参加したので、その帰りに子ども二人でコンビニでカップ麺を調達することになった。二人で買い物に行ってくれるとは、大きくなったものだ。子どもたちは例によって二人ともシーフード、私は醤油豚骨、妻はカップヌードルのライト。カップ麺はもちろん瞬殺。よく噛んで食べましょう。
 他はサラダ、野菜炒め。

カップ麺とサラダ

◆晩ご飯◆
 子どもたちが選んだ「本日の魚」は鯖。2枚に下ろしてもらって揚げ焼きにし、トマトソースをかけた。それなりに好評。
 炭水化物はそうめんチャンプルー。そうめんを水に漬けたままにしておいたら、ぶよぶよになってしまった。そのためベットリしたチャンプルーになってしまったが、意外にも好評。たしかに、これはこれでありかもしれない。
 他はサラダ、冷やしナス、コンソメスープ。冷やしナスはレンジでチンしたナスをめんつゆに漬けたのだが、不評。味が薄かったようだ。

 7月17日(日) 

◆昼ご飯◆
 メインは具だくさん皿うどん。市販の皿うどん2人前を4人で分けた。野菜たっぷりの皿うどんはいつも好評。みんな大好きだ。
 他はサラダ、中華風スープ、ナスのチートマソース。ナスのチートマソースは、不評の冷やしナスに、チーズとトマトのソースをかけたもの。不評だった冷やしナスが、一転、大好評メニューに早変わりした。チートマパワー、恐るべし。

皿うどんとナスのチートマソース

◆晩ご飯◆
 夏だ、焼き肉だ~。というわけで、ホットプレートで焼き肉。アメリカ産のカルビを堪能した。とはいえ肉は控えめで、メインは野菜でしたが…。
 他は中華風スープ。

 7月18日(月・祝) 
昼は外食。息子が外食で「バカ食いモード」に突入したため、夜もお腹が重かった。

◆晩ご飯◆
 メインはギョウザ。息子がタネをこねて、包んでくれた。どんどん上手になってきている。そのせいかどうか、娘は「今日のギョウザは美味しいね~」と高評価。翌日のお弁当用に多めに作った。
 他はサラダ、そうめん、ナスのチータマグリル。ナスのチータマグリルは、レンジでチンしたナスに、卵と溶けるチーズを乗せて、トースターでグリルしたもの。パサパサ気味で不評だった。トマトソースや牛乳でのばして、もう少しトロトロにする必要があったようだ。

ギョウザ。美味しくできた

サラダ、そうめん、ナスのチータマグリル

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2016年7月17日日曜日

【書評】東野圭吾『美しき凶器』(光文社文庫)

今回のテーマはドーピング


 最近、妻が図書館で東野氏の昔の作品を借りてくる。そのうちの一冊。
 テーマは東野氏の得意分野の一つであるスポーツ。しかし本作は特定の種目を扱ったものではない。今回の主題はドーピングである。
 ドーピングによって栄誉と名声を得た複数の選手が、ドーピングによって作られたモンスターに追いかけられる。追いつ追われつの攻防がスリル満点なのは当たり前。それに加えて、モンスターの正体、ドーピングの謎が絡み合い、あっという間にラストへ。最後は東野氏お得意のどんでん返しに、またしてもKO。毎度ご馳走様でした。




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【中央競馬予想の回顧】函館記念、ジュライS、マレーシアC(2016)

 今週は函館記念。
 ◎マイネルミラノオツウが控えてくれたお陰ですんなりハナに立ち、平均ペースに持ち込む。3コーナーで後続の手が動き始めても、持ったまま。2馬身のリードで直線を向き、そのまま押し切った。思い通りの展開にも恵まれて完勝。
 2着に差してきたのがケイティープライド。ノーマークだった…。
 3着に推奨穴馬のツクバアズマオーが突っ込んだが、ワイドは買っておらず、馬券はハズレ。

 中京ではジュライS。
 ◎ピンポンは枠なりに内を進出したが、末脚は不発に終わった。このクラスでは、流れが向かないと厳しいのかもしれない。
 しかし馬券は、ボックス買いの馬連が的中した。

 土曜の中京メインはマレーシアC。
 ◎エアアンセムは2、3番手につけて直線へ。しかしスパッとは切れず、前とは3馬身半差の3着。決め手の差が出た感。

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2016年7月16日土曜日

【中央競馬予想と与太話】函館記念、ジュライS(2016)~驚異のレコード~

 今週は函館記念。
 週刊競馬ブックのこのレースのページを読んでいると、レースレコードの欄に懐かしい名前が。何とサッカーボーイの1分57秒8がまだ記録として残っていた。いつのことか調べてみると、1988年だというから、ほぼ30年前だ。今とは馬場も違うのだろうが、芝の重い函館で日本レコードが出るなど、考えられない。よほどの快足馬だったのだろう。現役時代を知らないのが残念だ。

 レースにいってみたい。
 かつてはエリモハリアーが3連覇するなど「函館Love!」や「北海道命」な馬のためのレースだったのだが、近年はそういう馬は減ってしまった。調教技術の進歩もあり、特定の状況でしか実力を出せない馬が減っているのだろう。個性派が少なくなって寂しい気もするが、時代の流れか。
 本命は◎マイネルミラノ。昨年は巴賞を勝った後、このレースに出走したが、2番人気を裏切って着外に敗れた。敗因は大外枠。逃げ馬にはつらい枠だった。今年は真ん中のいい枠を引いたし、雪辱を果たしてほしい。オツウとの兼ね合いがカギか。
 推奨穴馬はツクバアズマオー。休み明けの前走を3着でまとめた割には人気がない。

 ジュライSは◎ピンポン。差しが決まれば。

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2016年7月15日金曜日

【中央競馬予想と与太話】マレーシアカップ(2016)~マレーシアの競馬事情~

 今週の中京競馬はアジアウィーク。土曜がタイ、インド、マレーシア、日曜がマカオ、シンガポール、フィリピンと、アジアの国や地域を冠した六つのレースが組まれている。土曜のメインレースはマレーシアC。せっかくなので、マレーシアではどのような競馬が行われているのか、ちょっと調べてみた。

 マレーシアには三つの競馬場があり、日本と同じく土・日に開催されている。競馬場によって馬券の種類が違うなど、独立性が高いようだ。馬はオセアニアからの輸入が多く、そのため馬齢表記は南半球式なのだそうだ。
 マレーシア競馬の歴史は古く、19世紀後半にイギリスが占領していたときに始まったというから、100年以上も続いていることになる。文化・娯楽として根付いているのかもしれない。機会があれば訪れてみたいが、いまは時間もお金も足りない…・
 マレーシア競馬について、さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

ジャパン・スタッドブック・インターナショナル マレーシアの競馬場

 レースにいってみたい。
 芝2000 mの準オープン戦。本命は◎エアアンセム。今年に入って5走して0-2-3-0と馬券圏内を外していない安定株だ。逆にいうと勝ちきれないが、名手を背にもうひと押しがないか。良馬場見込みなのもよさそう。
 推奨穴馬はエーティータラント。前走は人気を裏切ったが、重馬場が敗因。良馬場なら。

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2016年7月12日火曜日

佐川美術館の「ボストン美術館ヴェネツィア展」に行ってきた【小3と年長組の姉弟】

 電車の吊り広告で、佐川美術館の「ボストン美術館 ヴェネツィア展 魅惑の都市の500年がやっているのを知り、久しぶりに家族みんなで佐川美術館に行ってきた。


わが家から佐川美術館までは車で約10分なのだが、あまり行っていない。今年の正月休みに行きそびれたので、約1年半ぶりの訪問だ。まずは玄関で記念撮影。


 いざヴェネツィア展へ。ヴェネツィアにまつわるさまざまな絵が展示されている。1400~1500年代の写実的な絵画から始まり、同時期の宗教画、その後の印象派の絵が、写真も交えつつ展示される。
 私は娘とともに鑑賞。娘は
「うわあ、本物みたいやなあ」
「どうすれば、こんなに上手に描けるんやろう」
「きれいやなあ」
と感心しきり。なかでも気に入ったのは、印象派の絵だったそうだ。同感。


 一方、息子には妻がついてくれた。予想通り、早々に飽きて「早く行こう~」状態になってしまったらしい。私も子どものころはそうだったので、よく分かる。私が「ゆっくり絵を見るのも、いいものだなあ」と初めて感じたのは、二十歳のときにルーヴル美術館に行ったときだった。息子もおそらくそんな感じだろう。

 私と娘は、続いて常設展の佐藤忠良館へ。佐藤氏の、女性をモデルにした彫刻を鑑賞した。上半身が裸で、帽子をかぶった女性の彫刻があった。私はついつい上半身に目がいってしまうのだが、娘は「帽子」がその作品の主題であることがすぐに分かったそうだ。負けました。


 お土産を買った後はピエリ守山で昼食。ピエリはそれなりに人がいて、前回のようにすぐに破綻してしまうことはなさそうだ。
 昼食はフードコートで。私はステーキ、妻と娘はうどん、息子はカレーラーメンを選んだ。息子は「辛い~」と言いつつ完食。「辛いけど美味しい~」のだそうだ。もう大人向けのカレーでも大丈夫だろう。辛いもの好きになりそうだ。
 一方、娘は辛いものがからっきし。カレーはバーモントカレーの甘口専門だ。遺伝子は半分同じなのに、なぜこうも違うのだろうか(笑)。


《番外編 怪しい息子》
 家に帰って、プール教室で使っているゴーグルとキャップを身につける息子。あ、あやしい…。


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2016年7月11日月曜日

【お父さんの週末料理】2016年7月9・10日~テキポタトマトバージョンが好評~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 7月9日(土) 
この日は娘、息子と3人で買い物に。今日も美味しそうなハマチが並んでいたので、切り身と短冊を買った。

◆昼ご飯◆
 ハマチの切り身は照り焼きにした。寒い時期のように脂はのっていないが、さっぱりしたハマチもいい感じだ。
 刺身は例によって丼に。薬味をたっぷり乗せ、舐めるように完食。
 息子がテキポタ(テキトーポタージュ)が気に入ったというので、トマトバージョンを作った。スープと煮物のあいのこのようになったが、これはこれで美味。子どもたちにも大好評。
 他はサラダ、野菜の焼き浸し。

《テキポタトマトバージョンのレシピ》
1.タマネギ、ジャガイモ、ニンジンを別々に炒める
2.1をトマトの水分で煮込む(ラタトゥイユと同じ)。鍋にざく切りのトマトと1を入れ、コンソメと塩を加える。水分が飛ばないよう、フタをして弱火で30分煮込む
3.牛乳でのばす
4.お玉で野菜を粗くつぶして完成

◆晩ご飯◆
 メインは肉味噌丼。ご飯を炊く量を間違えて少なめになってしまった。すみません…。今回も「みんなのきょうの料理」のレシピ。肉味噌、レタス、ご飯の組み合わせが食欲をそそる。子どもたちは半熟卵に大興奮。
 他はハマチの刺身、サラダ、野菜の焼き浸し、テキポタトマトバージョン。

肉味噌丼。しょうゆ卵は半熟卵で代用した

みんなのきょうの料理 肉みそ丼 しょうゆ卵のせ

 7月10日(日) 
昼は外食した。

◆晩ご飯◆
 唐揚げ粉が残っていたので、メインはイカと軟骨の唐揚げ。唐揚げ粉の量が少なく、イカはほとんど素揚げになってしまったが、美味しく完食。
 炭水化物はそうめん。夏はこれに限る。4人で1束。
 他はサラダ、和風スープ、ポテサラ。妻と娘はモロヘイヤ納豆も食べた。

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2016年7月10日日曜日

【中央競馬予想の回顧】プロキオンS、七夕賞、白川郷S(2016)

 今週はプロキオンS。
 ◎ダノングッドはスタートから押していって好位に取りつく。しかし、3コーナー手前ですでに手応えが怪しく、4コーナーでは圏外に。完全失速はせず6着に粘ったが、見せ場はなかった。ちょっと敷居が高かったか。
 勝ったのは1番人気のノボバカラ。こちらは好位からグイッと伸びて勝ちきった。
 馬券は馬連をとったが、1-3番人気の決着ではトリガミ。

 福島では七夕賞。
 ◎ヤマニンボワラクテは、大きく逃げたメイショウナルトの次の馬群を引っ張る形。いい位置取りに見えたのだが、4コーナーではすでに手応えがなく、10着に惨敗。仕上がり途上だったのか、それとも力不足か。
 勝ったのはマーティンボロ。中団から早めに上がっていき、そのまま押し切った。仕掛けたタイミングがよかったのだろう。戸崎騎手が乗っている。
 馬券は、2着のダコールを切っていたのでハズレ。

 土曜は中京で白川郷S。
 ミツバは予定通り後方から進め、外から追い込みをはかる。3コーナーからいい感じでマクっていったのだが、直線入り口で失速。最後は再び脚を伸ばしたが、4着まで。もっと溜めるほうがよいのだろうか。前走ほど、はじけなかった。
 勝ったのは初ダートのピオネロ。ダートでどこまで登り詰められるか、今後が楽しみだ。
 馬券はピロネロを買っておらず、ハズレ。

 今週は3戦1勝。その1勝もトリガミで、他もチョロチョロではトータルはマイナス。

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2016年7月9日土曜日

【中央競馬予想と与太話】プロキオンS、七夕賞(2016)~七夕にちなんだレース名~

 今週は中京でプロキオンS、福島で七夕賞が組まれている。
 プロキオンSは星の名前シリーズの一つ。プロキオンは冬の大三角形の一つを構成する一等星だが、七夕とは関係がない。どうせ七夕と同じ日に組むなら、アルタイル(彦星)かヴェガ(織り姫)をレース名にしてはどうだろうか。ミルキーウェイ(天の川)Sなんてのもオシャレかも。

 レースにいってみたい。
 プロキオンSは中京に移ってから今回で5回目。1回目こそ荒れたが、2~4回目はそこそこ平穏に収まっている。今年はどうだろうか。
 本命は◎ダノングッド。距離を縮めたここ2走を連勝。同厩で半兄のダノンレジェンドと同様、短距離に適性があったようだ。馬場は回復傾向だろうが、重馬場適性があるのも心強い。同型と兼ね合って、すんなりいきたいところ。
 本命馬が人気薄なので、これを推奨穴馬としておく。

 七夕賞は◎ヤマニンボワラクテが本命。前走は敷居が高かった。適距離で前進。

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2016年7月8日金曜日

【中央競馬予想と与太話】白川郷ステークス(2016)~世界遺産つながり~

 真夏並みの猛暑が続いていたと思ったら、週末は一転して雨模様。今週も馬場状態を考えて予想する必要がありそうだ。

 そんな土曜の中京メインは白川郷S。世界遺産である白川郷を冠したレースだ。他に世界遺産がレース名になっている例はあるのか調べてみると、清水S(清水寺)、春日特別(春日大社)、熊野特別(熊野古道)の三つが見つかった(他にもあるかもしれない)。選び方に基準がないというか、「なんでこの四つなん?」と感じるのは私だけだろうか。一県に一つということなのかもしれない。サイン馬券が好きな人は、これらのレースと関連づけるのもよいかも。

 レースにいってみたい。
 ダート1800 mの準オープン戦。冒頭にも書いたように明日は一日中雨らしいので、そういう馬場が得意な馬を狙いたい。
 本命は◎ミツバ。昨夏から1700~1800 mを中心に使われ始めてからは、10戦して掲示板を外したのは1回だけと、安定して走っている。重馬場の前走が3馬身半差の圧勝。昇級は形だけなので、ハンデもこんなものだろう。極端なスローにならなければ。
 推奨穴馬はキングノヨアケ、と思っていたらけっこう印がついている。すんなりなら怖い。

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2016年7月6日水曜日

【お父さんの週末料理】2016年7月2・3日~スパゲティは飲み物ではありません~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代半ば)、母(年齢非公表)、娘(小3)、息子(年長組)の4人である。


 7月2日(土) 

◆昼ご飯◆
 この日は息子と買い物に。息子が選んだ「本日の魚」はサンマ。冷凍物だが安くて美味しい。冷凍技術の発達のお陰だろう。塩焼きにして、4人で3匹を食べた。子どもたちは、上手に骨をとって食べる。
 ドリア風グラタンも作ったのだが、溶けるチーズの量が少なく、「焼きご飯」みたいになってしまった。
 他はサラダ、中華風スープ。

サンマの塩焼き。冷凍物だが美味しい

◆晩ご飯◆
 スーパーでタコを見た息子が「たこ焼き食べたいなあ~」とリクエストしたので、予定変更でたこ焼きに。娘は、前からやりたくて仕方なかった「たこ焼きの裏返し」を初めてやらせてもらって大満足。けっこう上手にできた。わが家ではプレーンに加え、キムチとチーズが定番。息子はリクエストしただけあって、たらふく食べた。
 他はサラダ、中華風スープ。

 7月3日(日) 

◆昼ご飯◆
 ポークステーキを一人1枚焼いた。ナイフとフォークの練習によいと思ったのだが、息子にはまだ早かった…。しかし上手に切れなくてグズったわりには、ぺろりと完食。一方、娘は脂身も「美味しい~」と食べてしまった。気持ちは分かるが、ラーメンの汁と同じで、あとで後悔するかも…。
 冷製パスタも作った。今回も「みんなのきょうの料理」から。「ちょっと味が足りないかなあ」と感じたのは大人だけで、子どもたちは飲み物のように完食。冷たい料理はビシッと味を決めるのが難しい。
 他はサラダ、コンソメスープ。

みんなのきょうの料理 オクラとトマトの冷製パスタ

◆晩ご飯◆
 つくねがメイン。これも「みんなのきょうの料理」から、軟骨の代わりにピーナッツを入れるレシピ。軟骨の代わりとは言えない気がするが、これはこれで美味。味噌味でずっしり食べ応えのあるつくねだ。弁当用に多めに作った。
 炭水化物は冷やし中華。せっかく作った半熟卵を入れ忘れたのは痛恨だった。また、意外にも娘が難色を示した。いつの間にかごまだれはイヤになったのだそうだ…。
 他はコンソメスープ。

つくねと冷やし中華

みんなのきょうの料理 しっかりつくね

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2016年7月5日火曜日

【映画評】『ジュラシック・ワールド』(2015)

分かっていても、ドキドキ・ハラハラ



 ご存じ『ジュラシック・パーク』三部作の続編、というか新編。ストーリーはあってないようなもの。凶暴な恐竜が檻から逃げ出して人間を襲うというパニック映画だ。
 パニック映画のストーリーは単純であればあるほどよい。恐竜が襲い、人間が逃げる。これで十分だ。この単純さを支えるのは圧巻の映像。誰が作り物(CG)だと思うだろうか。さまざまな恐竜たちが走り、飛び、食らう。
 本作のキモは、主役の恐竜が「かつて実在していた恐竜ではない」こと。遺伝子工学の発達により、T・レックスの遺伝子にさまざまな恐竜や他の動物の遺伝子をミックスさせ、より凶暴でどう猛な恐竜が作り出されたのだ。したがって「考えられないくらい知能が高い」という設定もOKなのである。
 もちろん『ジュラシック・パーク』で大活躍(?)したラプトルたちも登場。本作でも重要な役割を演じている。

 しかし(好みもあるだろうが)私は人を襲う恐竜は、でかい奴(ティラノとか)よりも小さい奴(ラプトルとか)のほうがよりスリルを感じる。次回作では、ぜひ遺伝子改変ラプトルを主役にしてもらいたい。

 夜のトイレが怖くなるので、寝る前にちゃんと済ませておくことを忘れないように。




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【書評】東野圭吾『分身』(集英社文庫)

突然、自分にうり二つの人間が現れたら



 1993年刊行の医療ミステリー。「突然、自分にうり二つの人間が現れたら」という大胆な設定のもと、「もうすぐ実現されそうな架空の医療技術」を軸に展開される。この「もうすぐ実現されそうな」というところが東野氏のうまいところ。架空の技術が違和感なくストーリーの柱となる。
 東野氏のお得意のパターンと分かっていても、息をつかせぬ筆力に、あれよあれよと読了。血のつながり、すなわち遺伝子の継承とは何かを鋭くえぐった一冊。

《あらすじ》
 自分にうり二つの少女が突然現れた。一人は大学教授の娘、もう一人は母と二人暮らしの少女。彼女たちは、何かの事情で別々に育てられた双子なのだろうか。自らの出生の謎を追う、二人の少女。いったい二人の身には何が起きたのか。
 親子とは何か、人はどこまで命を操作して許されるのか、医療技術の進歩は何を生み出すのか。さまざまな問題を喚起する、医療ミステリー。




分身 [ 東野圭吾 ]
価格:750円(税込、送料無料)

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2016年7月3日日曜日

【中央競馬予想の回顧】CBC賞、ラジオNIKKEI賞、豊明S(2016)

 今週はCBC賞。
 ◎エイシンブルズアイは抜けた1番人気。4、5番手でレースを進め、いざ直線へ。しかしまったく手応えがなく、ばったり止まって9着。人気の馬を本命にしてこの結果だと、へこみますなあ…。
 勝ったのはレッドファルクス。後方一気で突き抜けた。いまどき珍しい、芝・ダート兼用の馬だ。
 馬券は2着のラヴァーズポイントを押さえておらず、ハズレ。

 福島ではラジオNIKKEI賞。
 ◎ゼーヴィントスマートオーディンを抑えて1番人気。レースでは中団から、枠なりに内を突いてズバッと抜け出し、1馬身1/4差の完勝。秋が楽しみだ。
 馬券は2着のダイワドレッサーを押さえており、馬連をとった。35倍つけば御の字。

 土曜は豊明S。
 ◎グァンチャーレは4、5番手からしぶとく伸びて前を追ったが、逃げたタガノエスプレッソを捉まえられず、2着まで。1着の馬に流れが向いた。
 馬券はタガノエスプレッソを押さえておらず、ハズレ。

 今週は3戦1勝で、他のレースを含めても、当たったのはラジオNIKKEI賞だけだったのだが、そこそこついてくれたお陰で、チョロ負けで済んだ。

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2016年7月2日土曜日

【中央競馬予想と与太話】CBC賞、ラジオNIKKEI賞(2016)~CBCってどんな局?~

 今週は中京でCBC賞が、福島でラジオNIKKEI賞が組まれている。
 CBC賞についてはある程度の知識はあるのだが、そういえばその名前の由来であるCBCについてはあまり知らない。テレビ局なのか、ラジオ局なのかも知らないありさまだ。というわけで、ちょっと調べてみた。
 CBCの名前は中部日本Broad Castの頭文字をとったもので、テレビとラジオの両方をもつ、TBS系列の放送局なのだそうだ。重賞のレース名になっているくらいだから、きっと競馬中継を放送しているのだと思ったら、ラジオでちょろっと中継しているだけ。なぜ重賞に抜擢されているのかは、よく分からなかった。昔はがっつり中継していたのかもしれない。

 レースにいってみたい。
 格上挑戦の馬がちらほら見えるように、ぶっちゃけ、レベルはそれほど高くなさそう。それなら人気でも◎エイシンブルズアイには逆らえない。重賞勝ち、GI入着の実績は1枚も2枚も上。ハンデも57 kg止まりなら何とかしてくれるだろう。
 推奨穴馬は2頭。前々走以外はそれほど負けていないメイショウライナーと、オープン昇級後も差のない競馬を続けているラインスピリット

 ラジオNIKKEI賞は◎ゼーヴィント。54 kgは恵まれた。

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2016年7月1日金曜日

【中央競馬予想と与太話】豊明ステークス(2016)~夏の2歳単勝~

 今週から中京と福島が開幕。本格的な夏競馬の季節がやってきた。
 新馬戦の開始と同時に地味に行われているのが「夏の2歳単勝」。2歳戦の単勝の払い戻しを5%アップさせるというものだ。単勝が的中したら、その後もその馬を追いかけてもらおうという意図だろう。たしかに単勝が当たると続けて応援したくなる。
 また私は「払い戻し率のアップに勝るファンサービスはない」派なので、この手のキャンペーンは大歓迎だ。張り切って恩恵にあずかりたいが、今のところまだほとんど当たっていない…。



 そんな中京の土曜メインは豊明S。妻の実家が豊明に近いので、親近感がわくレースだ。親近感を的中につなげたいところ。
 芝1600 mの準オープン戦。この時期のこのクラスは降級馬が強い。このレースも例に漏れず降級馬が人気を集めそうだ。
 本命は◎グァンチャーレ。降級初戦の前走は少し不甲斐なかったが、もともと走るときとそうでないときがはっきりしている馬。今回は走る番だと期待したい。シンザン記念勝ちの1600 mはベストの距離。巻き返す。
 少頭数でもあり、推奨穴馬はナシ。人気どころで収まりそう。

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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...