2013年10月27日日曜日

予想の回顧 天皇賞・秋、スワンS 2013

 日曜は天皇賞・秋。
 やや重~重馬場を想定していたのだが、午前中からすでに良馬場に回復。すごいぞ、日本の競馬場。とうわけで予想も良馬場モードに修正。本命をジャスタウェイからジェンティルドンナに変えた。
 レースは予想通りトウケイヘイローがハナを切ったが、ジェンティルドンナがその直後につけたのは予想外。やや行きたがっている。しかも1000 mは58.4秒という淀みのない流れ。これで押し切ってしまうようなら相当に強い。
 直線を向いて、トウケイヘイローが早くも脱落。やはりペースが速かったようだ。
「これはジェンティルドンナも沈んでしまうかも…」
と心配していたところに、抜群の手応えで飛んできたのがジャスタウェイ。並ぶまもなく差しきって4馬身差の圧勝。流れが向いたにしても強かった。
 焦点は2着争い。本命を変えて馬券がハズレることは何としても避けたい。
「頑張れジェンティルドンナ
この声に応えてくれたのか、最後まで2着を守り通してくれた。よく頑張ってくれました。
 お陰様で馬連を本線で取った。

 土曜は京都でスワンS。
 ◎ラトルスネークは痛恨の出遅れ。前に行く馬ではないとはいえ、5馬身ほど出遅れたのは痛かった。レースもスローで流れ、ハナを切った馬が1着になる展開では、出番がなかった。ジリジリ伸びたが6着まで。

 今週は2戦1勝。当初の予想から本命を変えて、変える前の馬が1着に来てしまうという最悪の筋書きをジェンティルドンナが救ってくれた。

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2013年10月26日土曜日

2013 天皇賞・秋 オレの予想を聞いてくれよ

 今週は天皇賞・秋。JRAのCMでどの馬が取り上げられるのか注目していたら、正解はバブルガムフェローだった。サンデーサイレンスの2年目の産駒だ。2歳チャンピオンとなり、翌年のスプリングSを勝ったときには皐月賞、ダービーは確勝かと思ったのだが、ここで故障。毎日王冠で復帰した後は、菊花賞には向かわず天皇賞に出走し、3歳にしてこのレースを制したのだった。
 種牡馬としてはパッとしなかったのは意外だった。パワータイプで、重馬場やダートを得意とする子が多かったように思う。

 さてレースにいってみたい。
 古馬四強のうち、2頭はお休み(オルフェーヴル、ゴールドシップ)、1頭は怪我でリタイヤ(フェノーメノ)となれば、残る1頭のジェンティルドンナで仕方なかろう…と思っていたところにやってきたのが、台風27号。土曜の夕方時点で雨は上がっているようだが、馬場は芝・ダートとも不良。やや重程度までは回復するかもしれないが、かなり渋った馬場になりそうだ。そうなると思い出すのが今年の宝塚記念。ジェンティルドンナは、渋った馬場に苦しみ人気を裏切った(3着)。
 本命は◎ジャスタウェイ。ここ3走連続2着の成績が示すように、特に左回りでは堅実に差してくる。血統的には渋った馬場はよさそう。重馬場が吉と出ないか。
 推奨穴馬は、アンコイルド。左回り、重馬場ともに得意。

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2013年10月25日金曜日

2013 スワンステークス オレの予想を聞いてくれよ

 10月も下旬だというのに、また台風がやってきた。毎週のように台風が日本近海を通り過ぎていく。温暖化の影響なのだろうか。

 そんな土曜の京都メインはスワンS。マイルCSの前哨戦なのだが、近年は天皇賞や毎日王冠などの中距離路線に押され気味で、存在感が薄くなっていた。しかし昨年は、グランプリボスがここを1着して本番でも2着に頑張った。今年も有力馬を送り出せるか。

 さて、レースにいってみたい。冒頭にも書いたように台風でかなり雨が降った。馬場状態も考慮に入れて予想する必要がありそうだ。
 本命は◎ラトルスネーク。前走で準オープンを勝ったばかりの馬だが、素質は以前から評価されていた。それに加えて、前走が一皮むけたかのような勝ちっぷりだった。中団から進めて、直線で前が開くと、ズバッと伸びて0.7秒差の圧勝。もう一丁を期待したい。思ったよりも人気しそうだが、それだけ実力があるのだと、前向きに解釈しておく。
 推奨穴馬はサンカルロ。今年に入ってから凡走が続いているが、得意の1400 m、重馬場で復活がないか。

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2013年10月24日木曜日

書評 岩崎秀雄『〈生命〉とは何だろうか―表現する生物学、思考する芸術―』(講談社現代新書)

「合成生物学」、すなわち「人工生命を生み出してやろう」という学問分野があることをご存じだろうか。

 2010年、クレイグ・ベンターという生命科学者が
「人工生命を作っちゃいました」
と発表した。自分たちで一から合成したDNAを元に、人工細菌を生み出したのだ。とはいえこれは、たしかに人工DNAから生命が誕生したのだが、DNAが発現するシステムは既存の生物のものを利用した成果である。しかし、人工合成したDNAから生物が誕生したことは事実であり、広い意味で人工生命と言えなくはないだろう。
「でも、いまいる生物がいなければ、この人工生命は生まれないのだから、何か違うような…」
 そりゃそうだ。では、どこまでいけば「人工」生命と言えるのか、その線引きは難しい。
 もっと言うと、どういうものを作れば人工「生命」と言えるのか、その線引きはもっと難しい。それが本書の主題「〈生命〉とは何だろうか」なのだ。
 合成生物学者である著者が、この問いに真摯に答えたのが本書である。

 よくある生命の定義は「自己増殖能を持つ」というものだ。それなら、たとえばコンピューターで自己増殖能を持つプログラムを作れば、それは人工生命と言えるのか。これも一種の人工生命だとする考え方もある。
「でも、やっぱり実体がないとね」
 それなら、ポコポコ分裂する有機物を作れば、それは人工生命なのか。
「それは、生命というよりも『モノ』じゃないの?」
それも分かる。じゃあ、どこまでいけば生命といえるのか。結局ここに帰ってくる。

 著者は「科学」という観点に加え、「芸術」とうい面からも生命の定義に迫る。生命の本質を解き明かそうとする営みは科学に限らず、芸術もまたそうだというのだ。
 人工細胞を合成しようとする科学者としての営みと、芸術を通じて生命に迫るアーティストとしての営み。この二つの営みを行っている著者だからこそ見える観点がある。著者は科学者が(いちおう)本職なので、話の重点はそちらに置かれているが、芸術という観点を絡ませることによる、新たな見解が目を引く。

 もちろん本書だけで結論は出ないのだが、今後、「生命とは何だろうか」を巡る議論が、さまざまな形で巻き起こるだろうことは想像に難くない。
 生命とは、究極には物質でしかないのか、それとも物質だけでは生命は生まれないのか。この問いを考えるうえで、新たな視点を提供してくれる一冊である。



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2013年10月23日水曜日

書評 阿部恒久『ヒゲの日本近現代史』(講談社現代新書)

 ヒゲ、剃ってます? それとも、生やしてます?

 日本におけるヒゲの流行り廃りを論じた本。古代から現在に至るまで、ヒゲのあり方を歴史に剃って、いや沿って、考証する。別にあってもなくてもよいようなものに見えて、剃ることにも生やすことにも、それなりの背景や意義があることが分かって興味深い。

 いまの日本では、無精ヒゲが流行している。イチロー(ヤンキースに入団してから剃ってしまったが)や阿部寛が代表格か。一方、皇族に目を移すと、昭和天皇は生やしていたが、いまの天皇は生やしていない。皇太子は生やしていないが、その弟は生やしている。そういえば、政治家には生やしている人はあまりいない。著名なビジネスマンも、ヒゲは少数派だ。
 このように、ヒゲにも、個人的な趣味趣向だけでなく、いろいろな背景事情がからんでくることが垣間見える。
 どのような流れでこういう現状が定着したのかを、歴史を紐解くことによって明らかにしたのが本書である。もちろんヒゲ剃り機器の発達はヒゲ文化に影響を与えたが、それだけでなく、戦争、女性の社会進出、サラリーマンの増加などが大きくかかわっていることが分かる。

 かくいう私も、ブームに便乗して無精ヒゲを生やしている。家族などにはかなり不評である。なぜなら、かなりヒゲが薄いのだ。しばらくほうっておいても、モミアゲとあごヒゲがつながらないくらい薄いといえば分かってもらえるだろうか。だから、少々伸ばしたところで、まったく格好良くならない。
 それでも生やすのは、手入れが楽チンだからだ。一度整えれば、一週間はほったらかしておける。われながら「ホンマに無精やなぁ…」と思わないでもないが、無精ヒゲだからそれでよいのだ(意味不明)。
 でも、デメリットはある。最近、めっきりモテなくなった。え? それはヒゲのせいではないだろうって? それを言ってはいけません。



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2013年10月20日日曜日

予想の回顧 菊花賞、富士S、室町S 2013

 今週は菊花賞。
 ◎エピファネイアは好発を切る。スタートがよすぎたのか、1週目の4コーナーからスタンド前で行きたがるところを見せたが、1コーナーあたりで折り合いがついた。こうなれば、あとは独壇場。4コーナーで先頭に並びかけると、ズバッと伸びて5馬身差の圧勝。
 中団から差してきたサトノノブレスが2着に入ったため、馬券はハズレ。
 予想の段階でも書いたが、荒れる菊花賞の時代は終わったようだ。

 土曜は東京で富士S。
 ◎ガルボは押し出されるようにしてハナに立つ。競りかけてくる馬も、かかって行ってしまう馬もおらず、持ったままで直線を向く。願ってもない展開だ。残り400 mで満を持して追い出して粘り込みをはかったが、最後は力尽きて7着。結果論になるが、切れる馬ではないだけに、もう少し早めにスパートしてもよかったのかもしれない。

 土曜の京都メインは室町S。
 ◎ウインラーニッドは3、4番手から。いい手応えで直線へ。しかし、内を突いたがふさがれてしまいジエンド…と思いきや、立て直して外に出すと、しぶとく伸びて2着に来てくれた。お陰で、安かったが馬連を取った。馬は頑張ってくれたが、福永騎手はちょっとヘグったか。スムーズなら際どかっただろう。

 今週は3戦1勝で、1勝も本命サイドだが、他もチョロチョロ当たって、トータルはプラスを計上。この調子で有馬記念まで突っ走りたいものだ。

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2013年10月19日土曜日

2013 菊花賞 オレの予想を聞いてくれよ

 さあ今週は菊花賞。京都の誇るマラソンGIレースで、私も大好きなレースの一つだ。一時期はとんでもなく荒れたレースが続き、レースの格も落ちたように感じた時期もあったが、ここ3年連続で1番人気馬が連対。ここ2年は馬連も10倍以下と「荒れる菊花賞」は終わりを告げつつあるように思う。
 荒れるレースもときにはよいが、菊花賞はやはり「強い馬が勝つ」レースであってほしいものだ。

 さてレースにいってみたい。
 本命は◎エピファネイア。上にも書いたように1番人気馬は3年連続で連対中だし、単勝2倍を切る馬はここ10年で3戦3勝である。折り合いの不安は依然つきまとうが、厩舎の努力もあり、改善してきているようだ。あとは騎手次第だろう。福永騎手、頼みまっせ。
 相手は穴っぽいところを選びたい。このレース、穴を開ける馬の代表的なパターンが、夏に長距離の1000万条件を勝ってきた馬。今年はバンデがそれに当てはまるが、前々走でセントライト記念6着という成績が引っかかる。順番が逆なら買えるのだが。
 というわけで、相手はまずヤマイチパートナーラストインパクト。ともに前々走で1000万条件を勝ち、前走は神戸新聞杯で掲示板外というローテーション。神戸新聞杯の成績は気になるが、阪神と京都では要求される能力が違うということにしておきたい。
 あと2頭は、神戸新聞杯掲示板組からアクションスタータマモベストプレイ。神戸新聞杯4、5着の馬があまりに軽視されすぎていないか。

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2013年10月18日金曜日

2013 富士S、室町S オレの予想を聞いてくれよ

 台風一過、めっきり涼しくなった。朝晩は寒いくらいだ。GIシーズンを前に、みなさん風邪を引かないように気をつけましょう。ちなみに、わが家では息子(3歳)がさっそく風邪を引いた。

 そんな土曜の東京メインは富士S。その昔は、JRAには珍しい国際競争であり、外国馬がJCの叩き台にしたり、JC出走馬の帯同馬が出たりしていた。
 その頃はどんな馬が勝っていたのだろうと思ってさっそく調べてみると、外国馬の勝利は4回。その中にはトリプティクの名もある。GIを九つも勝った名牝で、このレースでの勝ちっぷりが評価されてJCでは1番人気に押されたのだが、4着に敗退した。走る姿は見たことがないのだが、ダビスタでけっこう強かったので印象に残っている馬だ。

 さて、レースにいってみたい。近年はマイルCSの前哨戦に位置づけられているが、本番との結びつきは薄い。今年も、そんな感じのメンバーだ。
 とはいえ低レベルというわけではなく、重賞の掲示板常連組に、生きのいい登り馬が加わった好メンバーと言えるだろう。
 その中から、本命は◎ガルボ。一時期ほどの勢いはないが、いつも堅実に走る。スローペースが見込まれるここは、ポンとハナを切って粘り込んでほしい。ポン掛け実績がないが、今回は追い切りの数をこなしているし、力は出せると見た。
 推奨穴馬は、同枠のカシノピカチュウ。ピカチュウのメンコが局地的に人気を博している馬だ。こういう馬にはつい肩入れしてしまうが、推奨理由はそれだけではない。前走は休み明けで距離も長かった。マイルに戻るここは期待大。馬券は、枠連で勝負するかもしれない。

 室町Sは、本来ならスリーボストンが抜けているのだろうが、休み明けで57 kgを背負う。人気も集中しそうだ。それなら◎ウインラーニッドを狙いたい。

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2013年10月16日水曜日

ボーリングに行ってきた(5歳、3歳の子どもを連れて)

 何を隠そう、わが家のお隣さんはボーリング屋さんである。もう少し正確に言えば、わがマンションの隣は商業ビルであり、パチンコ、カラオケ、ゲーセンなどとともにボーリング場が併設されているのだ。
 私はボーリングはけっこう好きなので、以前から行きたいと思っていたのだが、子どもが小さいためなかなか行けなかった。しかし子どもも大きくなり、そろそろ大丈夫だろうというわけで、先月の終わりにデビューした。

 最近のボーリング場には、ボールを転がせない子どものために、すべり台のようなものが用意してある。


頂点にボールをセットして「ドンッ」と押して転がすのだ。こんな感じで「さあ行け~」と、ボールを押し転がす。これなら小さい子どもでも楽しめる。


 これに気をよくしたのか、1カ月ほど後に
「また行きたい」
と言い出したので、調子に乗って2回目のボーリングに。1回目は弟(3歳)が優勢だったのだが、2回目は姉(もうすぐ6歳)のほうが調子がよかった。初めてスペアをとり、大喜び。


 ファミリーパックというセットがあり、大人一人と子ども一人が2ゲームずつ投げて1300円。これはお得だ。
 また行こう。早く、すべり台を使わずに自分で転がせるようになるといいね。



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2013年10月15日火曜日

書評 小川洋子『原稿零枚日記』(集英社文庫)

 現実と虚構、この世とあの世の境目を、プラプラ散歩した気分にさせてくれる小説。小川ワールド全開。

 書名から、小川氏の執筆活動をネタにしたエッセイ集だと思っていたが、全く違った。
 ある作家の日記という形で、さまざまな出来事が描かれる。取材で訪れた地で食べた苔料理、子ども時代に住んでいた家の話、「あらすじ教室」の講師をしたときの様子、妙ちくりんな健康スパランドでの体験などなど、独立しているようでいながら、一部がリンクしているような小話が収められている。
 (おそらく)小川氏の実体験を出発点にしているのだが、読み進めるうちに、読者はいつの間にか虚構の世界へと誘われる。どこまでが現実で、どこからが虚構なのか。あまりにも自然な成りゆきに、いつ現実の境界線を踏み越えてしまったのか気がつかないが、終わってみれば、小川ワールドにどっぷりと浸っているのだ。

 読み終えて現実世界に戻ってくると「ただいま」と言いたくなる。ちょっと変わった夢を見た後のような読後感の小説だった。



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2013年10月14日月曜日

予想の回顧 秋華賞、府中牝馬S、清水S 2013

 日曜の京都メインは秋華賞。本命は◎ウリウリ。先団のやや後ろで、飛ばしていく前の馬を見るかたち。絶好の位置取りに見えた。3~4コーナーもスムーズにさばき、直線を向いたときには
「よしッ」
と思ったが、失速して10着に終わった。現状の力の差だろう。
 勝ったメイショウマンボも強かったが、さらに目を引いたのが2着のスマートレイアー。最後の直線で怒濤の追い込みを見せた。出遅れがなければかなりの接戦だったのではないか。今後に注目したい。

 月曜は東京で府中牝馬S。本命の◎ハナズゴールは中団から。スローな流れにも折り合っているように見えた。ラストの瞬発力勝負は得意なので確勝気分でいたのだが、直線は伸びを欠きいて9着。前有利の流れだったにしても、不甲斐なかった。休み明けで、おとなしすぎたかもしれない。

 清水Sは◎アドマイヤドバイが直線で鋭く差し込んできたが4着まで。前に行った3頭がそのまま1~3着を占める流れでは厳しかった。ここまでスローになるとは…。

 今週は3戦0勝。トータルの収支も、土曜はプラスだったのだが、日・月とふるわず、3週連続でのプラス計上はならなかった。

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2013年10月13日日曜日

2013 府中牝馬S、清水S オレの予想を聞いてくれよ

 今週が3日間開催だということを、昨日まで気づいていなかった。出張中だったこともあるのだろうが、3日間開催が珍しくなくなり、あまり報道されなくなってきたことも原因ではないだろうか。
 北海道や小倉の開催を削減してこちらに充当しているわけだが、効果は出ているのだろうか。何度も書いていることだが疑問である。
 とはいえ、3日連続で競馬があること自体は楽しい。張り切って当てていきたい。

 そんな月曜祝日の東京メインは府中牝馬S。女王杯のメイン前哨戦である。ところが、本番との結びつきは非常に薄く、昨年の4着馬のレインボーダリアが久々に本番を制した。その前は、メジロドーベルまでさかのぼるらしい。

 さて、今年のレース。
 本命は◎ハナズゴール。前走は6着も、休み明けで牡馬相手に0.3秒差なら悪くない。二走目の上積みが見込め、距離短縮もいい。最適の府中1800 mで、インをズバッと差してほしい。
 相手は、人気だがアロマティコ、マイネイサベルを中心に狙う。
 推奨穴馬はレインボーダリア。GI馬が軽視されている。

 清水Sはアドマイヤドバイが本命。

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2013年10月12日土曜日

2013 秋華賞 オレの予想を聞いてくれよ

 金曜日は出張で、そのまま友人と飲みに行ったため、土曜の予想をアップできなかった。久しぶりに訪れたバーで、アイラ島のジンという珍しいお酒を飲ませてもらった。ちなみにそのバーのマスターも、私と同じく競馬好きの馬券下手である。

 そんな日曜日の京都メインは秋華賞。ブゼンキャンドルやブラックエンブレムの印象が強すぎて「超大荒れ」のイメージなのだが、意外にもたいがいは穏当に収まっている。
 さて今年はどうか。桜花賞馬はリタイア、その2着馬は前哨戦で大惨敗。オークス馬は前哨戦で4着、その2着馬もこれまた前哨戦で大惨敗。これらを抑えて、前哨戦を勝ったオークス3着馬と、前走で1000万条件を勝ち上がった登り馬が人気を集めるという構図。しかも前哨戦(ローズS)がかなりの重馬場で、どこまで参考にしてよいのか悩ましい。以上のように、人気ほどの差はなく、混戦模様と見る。

 というわけで、本命は思い切って◎ウリウリ…と思ったら、現時点で驚きの5番人気。ちょっと誤算だが、それだけ評価されていると前向きに捉えたい。前走は外回りで重馬場だったが、内回りの良馬場ならさらに良さが生きそう。馬群を割って伸びてきてほしい。
 推奨穴馬はローブティサージュ。2歳女王の復活があるかも。

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2013年10月6日日曜日

予想の回顧 京都大賞典・毎日王冠・デイリー杯2歳S 2013

 日曜の京都メインは京都大賞典。
 ◎ゴールドシップはスタートでヨレたのか、後方から。手綱をしごいて1コーナー手前で先団にとりつく。結果が分かっているからそう感じるのかもしれないが、同じ先行策でも宝塚記念のときとは違い、やっとのことで前につけたように見えた。推進力に欠け、ズブいのだ。3コーナー手前から早くも手が動き始めるが、スーッと上がっていけない。直線では伸びを欠き、5着。天皇賞春のリプレイのような結果に終わった。
 凡走の原因は何なのだろうか。私が本命にしたことが原因かもしれない(天皇賞春も本命だった)。次回(ジャパンカップ?)での取捨選択が悩ましい。
 馬券は、2着に入った推奨穴馬のアンコイルドの複勝を押さえていたが、当然トリガミ。

 東京では毎日王冠。
 ◎ジャスタウェイは中団の後ろから足を伸ばすが、前がなかなか止まらない。
「これは4着までか…」
と諦めかけていたら、残り50 mからグイッと伸びて2着に浮上。最後の力を振り絞ってくれたのか、前の馬の脚があがったのかは分からないが、よく頑張ってくれた。
 お陰様で馬券は馬連を本線でゲット。

 土曜の京都メインはデイリー杯2歳S。
 本命は◎アグネスドリーム。ポンとハナを切ったが、それほど楽には行かせてもらえず、1000 m通過が57.9秒のハイペース。それでもドドッと崩れず4着に頑張ったのは立派。馬券は外れたが健闘をたたえたい。

 今週は3戦1勝だが、30倍超の馬券を本線で的中したため、トータルの収支もプラスを計上。2週連続でプラスなんて、いつ以来だろうか。

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2013年10月5日土曜日

2013 京都大賞典・毎日王冠 オレの予想を聞いてくれよ

 開幕週の京都メインは京都大賞典。
 その昔はメジロマックイーンテイエムオペラオーといったトップ級の馬が秋の始動戦に選んだものだが、最近は寂しいメンバー構成になることが多いなあ…と嘆いたのが昨年のこと
 その声に応えてくれたのだろうか、今年はバリバリのGI馬が出走してきた。嬉しいことだ。そのバリバリのGI馬とは、もちろんゴールドシップ。この相手なら、まず取りこぼすまい。古馬になってから、私と馬券の相性が悪いのが唯一の懸念材料か。そんなジンクスを吹き飛ばすような圧勝を期待したい。
 相手もトーセンラーで仕方あるまい。面白くも何ともないが、この2頭を軸にせざるを得ない。
 推奨穴馬はアンコイルド。函館記念、札幌記念の好走はフロックではないだろう。京都も2戦2勝。

 一方、毎日王冠は混戦模様。本命は◎ジャスタウェイ。昨年の2着馬が軽視されている。8枠は誤算だが、11頭立てなら。

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2013年10月4日金曜日

2013 デイリー杯2歳S オレの予想を聞いてくれよ

 明日は娘の運動会があるのだが、どうやら雨模様。何とか持ってくれればよいのだが、どうなることやら。
 10月になり、京都・東京開催がスタート。競馬カレンダーも秋本番である。

 そんな京都競馬開幕初日のメインはデイリー杯2歳S。デイリーとはデイリースポーツというスポーツ紙のことだが、数あるスポーツ紙の中で、なぜかデイリーだけが重賞の名前になっている。報知杯やスポニチ杯はレースの副タイトルなのに、デイリーはメインタイトルに抜擢されているのだ。JRAと親密な関係にあるのだろうか?

 レースにいってみたい。
 この時期の2歳戦、何が来ても驚けない。特にこのレースは、新馬勝ち、未勝利勝ち直後の馬の活躍が目立つ印象。本命は◎アグネスドリーム。調教で抜群の動きを見せたこの馬に期待したい。開幕週で、前に行ける脚質は有利。前走、重馬場でぶっちぎった点も好材料だ。
 推奨穴馬は、同厩のネロ。追い切りでは◎アグネスドリームと併せ馬で、こちらが先着した。坂路で50秒を切るという猛時計は特筆もの。同じヨハネスブルグ産駒でも、人気のホウライアキコよりこちらのほうに妙味あり。

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2013年10月2日水曜日

書評 藤野英人『「起業」の歩き方』(実務教育出版)

 なるほど、どういう人が「起業」できる人種なのか、よく分かった。ちなみに、私は起業できる人種ではないことが分かった…。
「起業」とはどういうプロセスなのか、そのためにすべきことは何か、などが具体例を元にとても分かりやすく書かれた本である。

 著者の藤野氏が立ち上げた資産運用会社「レオス・キャピタルワークス」、ミネラルウォーターの宅配会社「ウォーターダイレクト」、医薬品のネット販売事業を展開する「ケンコーコム」。この3社を例に、創業から上場までのプロセスが語られる。

 How to本ではないし、会社を作って上場するための裏技が紹介された本でもない。会社を創業して上場に至までの心構えを説いた本だ。「どうすれば上場できるか」ではなく、「どのような人が上場できるか」が書かれているとも言える。
 起業するために必要な資質としては、たとえば次のようなことが挙げられている。

何を、どのようにして売りたいかがはっきりしている
 これは当たり前か。これがないと会社は始まらない。とはいえ中には「まず起業ありき」の人もいるだろう。「オレも孫さんや三木谷さんみたいになってやるぜ」という野望に燃えている人だ。しかしそれは順序が逆で、起業はあくまでも手段であり、目的をかなえるためのものなのだ。

銀座で飲んだり、外車を乗り回したりしたい人は向かない
 創業者が率先してジャブジャブ散財しているようでは、会社は成り立たない。

頭を下げること、コネを利用することなどが苦にならない
 起業するにあたり「身内や仲間に迷惑はかけられない」などと、近い人に頼ったり、頭を下げたりできないのは「本当の意味でプライドが高くないから」だそうだ。もちろん迷惑をかけてよいわけではないが、本気なら身内であろうと親友であろうと、頼れるべき人には頼るだろうと書いてある。

 なるほど、納得だ。他にもさまざまな資質が具体例とともに書かれている。将来、会社を興してみたいと考えている人はぜひ目を通しておくべきだ。「起業の現実」が体感できるだろう。

 さて私はというと、企業や上場などという大それたことは考えていないのだが「将来的には会社組織に属さずにやってみたいなあ」と漠然と考えている。でも、この歳(40を過ぎた)になって「漠然」と考えているようではダメだということがよくわかった。やるならやるで、具体的なプランを練っていかないと何も始まらないのだ。
 そのことに改めて気づいただけでも、本書を読んでよかったと思う。



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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...