2014年3月9日日曜日

予想の回顧 弥生賞、チューリップ賞、オーシャンS 2014

 日曜は中山で弥生賞。
 ◎トゥザワールドは中団やや後ろでピタリと折り合う。お利口さんな馬だ。3、4コーナーでは外をマクり、直線入り口で早くも先頭に立ち、どんどんリードを広げる。楽勝体勢に入ったと思いきや、飛んできたのがワンアンドオンリー。最後はハナ差でトゥザワールドがしのいだ。
 トゥザワールドが最後に詰め寄られたのは、早く抜け出しすぎたためだろう。着差以上の強さだったと思う。
 とはいえ、最速の上がりで追い込んできたワンアンドオンリーも立派。昨年のラジオNIKKEI杯2歳Sのレベルが低くはなかったことを示した。
 馬券は、ラジオNIKKEI杯組を軽視していたため、ハズレ。

 土曜の阪神メインはチューリップ賞。
 ◎ハープスターは後方2番手をのんびり追走。3コーナー過ぎから仕掛け、予定通り大外を回って直線へ。追い出されると一気に前を抜き去って、2馬身半差の完勝。ここでは力が違った。
 確かに今回は完勝だったが、この競馬でいつまで通用するか。同厩の先輩、ブエナビスタを思い出す。ブエナビスタも3歳春までは後方一気の競馬でGIを三つ勝ったが、その後は取りこぼしが続き、鞍上を変えて脚質転換を図った。ハープスターも、いずれはそうする日が来るだろうと思う。松田博師は、牝馬には競馬を教えないというポリシーでもあるのだろうか。
 2着に相手本線のヌーヴォレコルトが入ってくれたお陰で、安かったが馬連を取った。

 オーシャンSは◎ハクサンムーンが予定通りハナへ。楽な手応えで4コーナーを回った時点で勝負あったと思ったのだが、取らぬ狸の皮算用だった。追い出されても反応せず、13着に沈んだ。休み明けのポカか、それとも力が落ちたのか。次走の取捨選択が難しい。
 勝ったのはスマートオリオン。想定段階では相手筆頭候補だったのだが、中山1200 mで不利な内枠を引いたので蹴飛ばしていた。内をスルスルと突き抜けたノリマジックに、またもしてやられた。
 横山典騎手はここ4週間で三つ目の重賞勝ち。新たな境地にでも達したのだろうか。

 今週は3戦1勝で1勝も本命馬券。最終馬連の恩恵もなく、トータルもイマイチの結果に終わった。開催が替わってツキも変わってしまったか。巻き返しを図りたい。

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