今週はいよいよ菊花賞。京都の誇る長距離GIで、大好きなレースの一つである。しかし、このところ長距離レースのレベルが下がり気味なのが気がかりだ。菊花賞の距離短縮なんてことにならないよう、菊花賞馬には今後も活躍してほしい。
今年は春の二冠馬がリタイヤ。このパターンで思い出すのが、キングカメハメハが神戸新聞杯後に故障した2004年。キングカメハメハはNHKマイルとダービーの変則二冠馬だったが、本番に出ていれば断然人気を背負っていただろうところは今年と同じ。
さて、その年に菊花賞を制したのはデルタブルース。(たしか)当時はまだ地方の所属だった岩田騎手を背に、好位から抜け出したのだった。デルタブルースは春のクラシックは未出走の、典型的な夏の登り馬だった。
レースに行ってみたい。
春の二冠馬が不在となれば、上記のように夏に力をつけた馬にもチャンスあり。本命は人気だが◎リアファル。てっきり2番人気と思っていたが、現時点ではリアルスティールを上回る1番人気。外枠も痛いし、一つ外に逃げ馬がいるのもマイナス材料だが、そこは鞍上の腕でカバーしてほしい。1コーナーまでに好ポジションを取りたい。
ハナにはこだわらなくても大丈夫だろう。それよりも問題は仕掛けどころ。瞬発力勝負は避けたい。あまり引きつけすぎずに、早めにスパートしてほしい。
推奨穴馬はベルーフ。同厩舎の2頭出しは人気薄を狙え。
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