2020年7月18日土曜日

【中央競馬予想と与太話】函館2歳S~ダート1000 mで行われた年~

 今年は梅雨前線が上がったり下がったりせず本州にかかったままなので、よく雨が降る。そのため気温が低めなのは不幸中の幸いか。
 中央競馬は(あるはずだった)オリンピックのため、変則日程。阪神・福島・函館は3週目の今週で終わってしまう。

 そんな最終週の土曜の函館メインは函館2歳ステークス。今年の2歳戦の最初の重賞だ。
 このレースは今年で53回目を迎える老舗の重賞だ。ずっと芝1200 mで行われているのだが、1回だけ例外がある。1994年は函館の芝コース改修のため、ダートの1000 mで行われた。
 そのときの勝ち馬がダンツダンサー。今はなくなった「マル市」の馬だ。
 ダートの新馬戦を快勝し、ここに進めてきた。レースでは1番人気に応える5馬身差の圧勝。その後はOP特別で1勝を上げたにとどまったように、早熟だったのだろう。繁殖に上がったが、子どもは残せずに亡くなってしまったそうだ。
 馬主はもちろん「ダンツ」の山元哲二氏。現在も持ち馬がたくさん走っていて、今年もすでに6勝を上げている。息の長い馬主さんだ。

ダンツダンサー。netkeiba.comより

 レースにいってみたい。
 新馬・未勝利戦を逃げ切って勝った馬が多く、ペースは流れそう。本命は◎カイザーノヴァ。父のモーリスにJRA初勝利をプレゼントした孝行息子だ。その前走は後方からの差しきり勝ち。もう一丁を期待したい。連闘でテンションが上がらなければよいが。
 推奨穴馬はレディステディゴー。芝でもやれそう。

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