2014年5月1日木曜日

小1の娘と4歳の息子にウルトラセブンを見せてみた

 娘が絵を見るのがけっこう好きなので、先日、佐川美術館を再訪した。すると「ウルトラマン創世紀展 ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ」という特別展示が行われていた。

ウルトラマン創世紀展 ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ,佐川美術館


◆私(父親)とウルトラマン◆
 いやいや懐かしい。小さい頃、ウルトラマンシリーズをよく見たものだ。
 ウルトラマンを見るようになったきっかけもはっきり覚えている。4~5歳頃のある日、友達に、夕方にウルトラマンが放送されていることを教えてもらったのだ。家に帰って新聞のテレビ欄でそれを確認。すぐさま母親に許可を求めたところ、OKが出た。
 最初に見たのは、たしか「帰ってきたウルトラマン」だったと思う。当時はなぜ「帰ってきた」なのかはよく分かっていなかった。その後も、同じ時間の再放送枠でウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンAなどを熱心に見た。
 印象に残っている怪獣は、ゼットン、ピグモン、エレキングあたりだ。おっと、忘れてはいけないのがジャミラである。

ジャミラ

服から頭を出さず
「ジャミラじゃ~」
とやって
「服が伸びるでしょっ」
と怒られた人も多いに違いない。

◆子どもに見せてみた◆
 佐川美術館のウルトラマン展で思い出を刺激された私は、さっそくウルトラセブンをレンタルした。けっこう貸し出されていたのは、私と同様にウルトラマン展に刺激された人が多かったためだろうか。


 そして子ども(小1の娘と4歳の息子)と一緒に見たところ、子どもたちが
「こーわーいー」
と騒ぎ出した。たしかに映像が陰鬱で、ちょっと怖い。さらに音楽も暗く、これも恐怖心をあおるようだ。またストーリーもけっこう複雑で、息子はあまり理解できなかった。
 ウルトラマンの出てくるシーンは最後の5分程度で、そこまではSFドラマ仕立てになっている。昔は特撮に手間や費用がかかったので、このような構成になっているのだろう。ウルトラマンが3分間しか戦えないのも、このあたりの事情によるのかもしれない。
 子どもの頃はそれが普通と思っていたのだが、改めて見てみると印象が違うものだ。いまの戦隊シリーズや仮面ライダーと比べると、ずいぶん雰囲気が違う。

 40年近く前に見ていた番組を、こうして子どもと一緒に楽しめるのだから、いい時代だ。懐かしいひとときを堪能した。

 後日、「こーわーいー」と騒いでいた息子が「また見たい」と言ってきた。ようわからん。

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