2016年9月12日月曜日

【映画評】『イレブン・ミニッツ』(2016)

誰の人生にも平等に訪れる時間。17:00から17:11までの11分間の運命が交錯する


 17:00から17:11までの11分間。誰もがその11分間を通過する。さまざまな人間の11分間を切り取るとどうなるか。妻を寝取られる者、逆に寝取る者。ホットドッグを売る者もいれば、強盗を企む若者もいる。
 誰にとっても同じ長さの11分間。平等なはずの11分間。それが凝縮し、絡み合い、その結果は…。
 オチがいまいちよく分からなかったが、そこに持ってくるまでの演出が秀逸。神様の視点から人間関係を見ると、こんな感じなのかもしれない。

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