2015年6月29日月曜日

イオンモールKYOTOへ行ってきた~息子(5歳)の成長(?)が侮れない~

 わが家はショッピングに出かけることはほとんどないのだが、先日はイオンモールKYOTOへ出かけた。大垣書店で自然科学書協会フェアなる催しをやっており、私がそれを見に行きたかったので家族を誘ったところ
「大きい本屋さん、行く行く~」
ということになり、家族4人(父、母、小2の娘、年中組の息子)で行ってきた。

<まずはゴーグル>
 わが家からイオンモールKYOTOまで、約1時間。まずはスーパースポーツXEBIOへ。前日のプール教室で見事に昇級した娘のご褒美に、新しいゴーグルを買った。娘が選んだのはパープルのミラータイプ。ミラータイプとは、レンズがミラー加工されたものだ。


プール教室でこれをつけている生徒を見て、秘かにあこがれていたらしい。イメージ通りのゴーグルを手に入れて、ご満悦だったようだ。
 その前日には、同時に昇級した息子が初めてのゴーグルを買った。昇級すればゴーグルが必要になることは知っていたのだが、何とすでにゴーグルを品定めしていたらしく、合格直後にプール教室でポケモンのゴーグルを購入。


いつの間にゴーグルを選んでいたのだろう。侮れない…。

<書店の前にトラップが>
 続いて大垣書店へ行くはずが、ペットショップを通りがかってしまった。可愛らしいニャンコがじゃれあっている。これは立ち止まらざるを得ない。
「可愛いねえ~」
と、ほのぼのタイムを満喫した。しかしチラッとお値段を見ると、目玉が飛び出た。こんなに高いのか。

<ようやく書店へ>
 メインの大垣書店へ到着。しかし、自然科学書協会フェアに興味があるのは、もちろん私のみ。フェア会場に私を置き去りにして、3人は児童書コーナーへ。自然科学書協会フェアは、かなり地味な印象。もう少しテーマを設けて本を集めてもよかったのでは。

 子どもたちは、プール教室の昇級のご褒美に、好きな本を1冊買ってよいことになっていた。娘は、数日前から散々迷ったあげく、怪盗ジョーカーの2巻を選んだ。



 息子は新しい本を見るたびに「これにする~」と吸い寄せられるのだが、最終的には妖怪ウオッチに落ち着いた。



あまりにも予想通りの結末。まあ、こんなものか。

 その後は、読書スペースで谷川俊太郎氏の『うんこ』の本などを読んだ。このような読書スペースがあるなんて、書店も様変わりしたなあ。


 私が子どもの頃はこんな優雅なスペースはなく、足が棒になるまでコミックを立ち読みしていたものだ。近所の書店で『どくされ球団』を全巻制覇したことを思い出す。いま思うとそうとう迷惑だっただろうが、邪険に扱うと他の書店に流れていくという理由からか、ある程度は黙認だった。時代ですなあ…。

 その後は、ユニクロで子どもたちのパジャマを買って帰路についたが、意外に疲れた。立っている時間が長いためだろう。
 目的としていた自然科学書協会フェアはほとんどオマケ扱いだったが、まあそんなものか。たまにはこういうのもあり、ということにしておこう。

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2015年6月28日日曜日

【お父さんの週末料理】2015年6月27日・28日~新メニューにチャレンジ~

 わが家では土曜、日曜の料理は主に父(私のこと)が担当している。そのメニューを絶賛(?)公開中。
 家族構成は父(40代前半)、母(年齢非公表)、娘(小2)、息子(年中組)の4人である。なお、朝ご飯はパンとヨーグルト程度で済ませているので、特別に何か作ったとき以外は省略する。

 今週は日曜の昼にくら寿司に行ったので、3回分。

 6月27日(土) 

◆昼ご飯◆
 鶏そばとコロッケ。

<鶏そば>
 2、3週間前に買った乾麺のそばが残っていたので、使い切った。ダシの取り方は下記の料理ブログを参考に。肉はゆらゆら茹でるといいダシが取れる。具は鶏モモ肉、タマネギ、シイタケ。今日も温玉を添えた。

科学者ママのお料理ノート 鶏ニラそばのお昼ごはん

<コロッケ>
 バロー名物、1個18円のコロッケ。


<サラダ>
 トマト、キュウリ、ズッキーニ、ナスの浅漬け、レタス。


<トビウオの刺身>
 トビウオを2匹買って、1匹は刺身にしてもらった。


―評 価―
 土曜の昼はプール教室の後なので、食いつきがいい。サラッと完食した。ナスの浅漬けは、ナスを切って塩とダシの素で揉んだだけだったのだが、意外に好評だった。トビウオも、上手に中骨まで取ってくれていたので、サクサク食べた。バローの魚屋さんは、いつも上手におろしてくれる。

◆晩ご飯◆
 今日は息子と買い物に行った。息子が選んだ「本日の魚」はトビウオ。

<トビウオのカレー揚げ焼き>
 3枚におろしたトビウオに、カレー粉と薄力粉を振って、多めの油で揚げ焼きに。付け合わせは、ナスとシイタケの素揚げ。

<トビウオの刺身>
 昼と同じ。

<鶏肉スープ>
 昼のそばのダシをスープに転用した。

<サラダ>
 トマト、キュウリ、ズッキーニ、ナスの浅漬け。

<白ご飯>
 普通の白ご飯。

<ササミのうまうまハム>
 今週の作り置きメニューは、久々に登場のうまうまハム。今回はササミで作った。味はチヂミのタレ味と、マヨ醤油味。作り方は下記参照。

お父さんの週末料理】2015年2月7・8日

―評 価―
 子どもたちはそれなりに魚好きなのだが、揚げ焼きにすると、より食べっぷりがよい気がする。久々のうまうまハムも好評だった。

 6月28日(日) 

◆晩ご飯◆
 今日は昼が遅めの時間でくら寿司だったので、軽めに。

<生春巻き>
 軽めと言えば生春巻き。具は鶏のササミ、サニーレタス、ズッキーニ、キュウリ、ニンジン、モヤシ、ナス。


<アボカドの冷製スープ>
 娘も息子もアボカドは苦手なのだが、日経新聞のかんたんレシピのコーナーで発見したメニューを作ってみた。ちょっと冒険的な一品。


日経新聞かんたんレシピ アボカドの冷製スープ

<白ご飯>
 普通の白ご飯。

―評 価―
 今日の昼はくら寿司で(私も含めて)たらふく食べ過ぎた。どうして回転寿司は食べ過ぎてしまうのだろう…。晩は軽めのメニューにして正解だった。
 しかし、チャレンジしたアボカドの冷製スープは見事に玉砕。特に息子は、鼻をつまんで3口飲んだだけでギブアップという、散々な結果だった。娘はスープを飲んだ後にすかさずお茶を飲むという、マナーからは大きく外れた食べ方だったが、何とか完食。娘いわく
「そのまま食べるよりはマシだった」
とのこと…。私はそうとう美味しくできたと思ったし、妻には好評だったのだが、子どもたちには受け入れてもらえなかった。もう、しばらくは作ることはなさそうだ…。昼にくら寿司で大食いしたわりには、生春巻きはよく食べたほうか。

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【予想の回顧】宝塚記念、グリーンS、東京ジャンプS(2015)

 今週は宝塚記念。
 本命の◎ラキシスはポンと出たのだが、前には行かず後方から。アララ。てっきり先行すると思っていたのだが、予定外だ。残り600 m手前からエンジンをかけ、4コーナーでは外へ。一瞬グイッと伸びかけたのだが、デニムアンドルビーにかわされたところで手応えがなくなり、9着。前につけられなかったのが痛かったか。とはいえ、同じようなところにいた馬が上位に来ているし、位置取りとしてはむしろよかったような気も。前走の評価が高すぎた(大阪杯のレベルはそれほど高くなかった)のかもしれない。
 勝ったのはラブリーデイ。使い詰めのローテーションと、得意のパンパン馬場ではないことで本命にはしなかった馬だ。2番手からグイッと抜けて見事にGI制覇。ラキシスにはこういう競馬を期待していたのだが…。
 1番人気のゴールドシップは2度目に立ち上がったところでゲートが開いて万事休す。あれだけ出遅れては、いくら何でも勝負にならない。記録よりも記憶に残る、この馬らしいレースだったと言えるのかもしれない。

 土曜は阪神でグリーンS。
 ◎ジャイアントリープは出たなりで後方につける。そのままの位置で、いい手応えで直線を向いた。
「さあ、阪神外回りの長い直線で、どこまで伸びるか」
という期待も虚しく、間を突こうとしたところでパッチンを食らって試合終了。あそこをうまく抜けられれば好勝負だったように思うのだが…。福永騎手、そりゃないぜ。

 東京では東京ジャンプS。
 ◎エイシンホワイティは1.4倍の抜けた1番人気。レースでは3番手につけ、いつでも前を捉まえられる構えだったのだが、3コーナーから追い通しで全く伸びず9着に惨敗。何があったのだろう。

 今週は3戦0勝。他がチョロチョロなので大怪我はしていないのだが、乗れませんなあ…。

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2015年6月27日土曜日

【予想と与太話】宝塚記念(2015)~記録より記憶~

 今週は上半期の総決算、宝塚記念。
 JRAのCMではタップダンスシチーが取り上げられている。5歳時の有馬記念で2着に入って穴を開けると、6歳時のジャパンカップでGI初制覇。翌年に7歳で宝塚記念を制して、これがCMに使われているわけだ。これほど晩成の馬も珍しい。
 そして、鞍上にいたのは佐藤哲三騎手。「お手馬」を育てることに心血を注いだ名騎手だった。落馬で残念なことになったが、今後は解説などで活躍してほしいものだ。

 レースにいってみたい。
 三連覇を狙う横綱、ゴールドシップが登場。前走で鬼門の天皇賞・春を勝ち、まさに順風満帆。単勝は1倍台か。しかしこの馬、ご存じの通りのクセ馬。
「もう凡走はないだろう」
「今回は鉄板」
というときにコロッと負けてしまう、馬券ファン泣かせの馬だ。今回はまさに泣かせどき(?)。このレースは沈没してもらって、記録よりも記憶に残る馬になってもらいたい。この馬が来たら諦める。
 本命は◎ラキシス。2番人気はやや誤算だが、メンバーを見渡せばそれも納得。馬場が回復傾向にあるのは一見不利なように見えるが、重馬場はゴールドシップも得意。むしろ良馬場のほうが勝機ありと見た。おおいに評価を上げた前走と同じ阪神コースで、その再現を期待。

 推奨穴馬はラキシスと同期の牝馬2頭、デニムアンドルビーディアデラマドレ。前者はいつ走るか分からない気分屋。後者は距離・馬場を問わない鬼脚が武器。牝馬の上位独占もあるかも。

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2015年6月26日金曜日

【予想と与太話】グリーンS、東京ジャンプS(2015)~カロリーオフ?~

 今週の宝塚記念で上半期の競馬は終了。来週からは本格的に夏競馬がスタートする。中京、小倉、新潟、福島、函館、札幌。旅打ちなんて贅沢を、いつかはしてみたいものだ。

 そんな土曜の阪神メインはグリーンS。新設のレースである。どういう意図で設置されたレースなのか、JRAの特別レース名解説で調べてみた。

グリーンは、英語で緑色、青々とした草地、草原、芝(ターフ)などの意味。緑色は競馬場の木々や芝コースなどをイメージすることから、JRA のシンボルカラーとなっている。

「だからどうした」と言いたくなる解説である。これからレッドステークスやブルー特別も作っていくつもりなのだろうか!?
 どういうつもりでこのレースを新設したのだろう。ちなみに昨年の宝塚記念前日のメインレースは三宮S(ダート1200 mの準オープン戦)。これが今年は三宮特別として1000万条件戦に降格になった(6/14に実施済み)。それを押しのけるようにしてこのレースが入ってきたわけだ。
 阪神2400 mはタフで実力が試されるコースなので、この距離のレースを増やしていくことには賛成だが、レース名はいただけないなあ。カロリーオフのビールを連想するのは私だけだろうか。

 レースにいってみたい。芝2400 mの準オープンのハンデ戦。降級馬はいない。
 それなら本命は◎ジャイアントリープ。昨夏にこのクラスに昇級してから苦戦が続いているが、手薄なメンバー構成と雨馬場を味方に快走してほしい。欲を言うなら、もう1 kg軽いハンデがほしかった。
 推奨穴馬は、穴というほどではないがモビール。重馬場はいいかも。

 東京ジャンプSは素直に◎エーシンホワイティ。中山GJに出てほしかった。

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2015年6月25日木曜日

【書評】涌井良幸『統計力クイズ―そのデータから何が読みとれるのか』(実務教育出版)

クイズ形式で手軽に統計センスを身につけられる


 全部で84の問いがあり、それに答えていくことによって統計的センスを身につけていく本。「問題」というよりも「クイズ」的な問いに仕立てられているので、スッと入っていける。答えが当たった・外れたも一興なのだが、解説を読むことによって統計的な考え方の理屈が分かるという仕組みになっている。

「オッ」と思ったクイズをいくつかあげておこう。

問題42 女の子ができるまで子供を産みたい(最大3人まで)。男女の生まれる数はどうなるか?
①女の子が男の子より多くなる確率が高い
②男の子が女の子より多くなる確率が高い
③女の子、男の子の数は変わらない

問題58 精度99%のガン検査、陽性反応で引っかかってしまうと…
「ガンにかかっている人の99%に陽性が出る検査で陽性が出てしまった…」という問題。
①検査結果から、99%の確率でガンと言える
②ガンであるか否かだから、50%の確率である
③これだけの情報では何とも言えない

ちなみに答えは両方とも③である。私も見事に間違えたのだが、解説を読むと答えが③になる理由がよくわかった。こんな感じで統計的な思考法を身につけていくのだ。

 このように、本書は統計的センスを養うための入門書としてはとてもよくできている。ただし「統計的な考え方をした結果、何が言えるのか」、すなわち「統計的な思考法をする意味」にはほとんど触れられていない。だから、統計に馴染みのない人が本書を読むと
「なるほどなるほど、答えがそうなることは分かった。それで?」
となってしまうかもしれない。
「統計的なものの考え方は大事だ」
ということがすでに分かっている人には、たいへん優れた入門書である。




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2015年6月22日月曜日

【書評】海老久美子『ハゲない、ナエない、デブらない 30代男のメシの食べ方』(GAKKEN SPORTS BOOKS)

「健康な食事」の基本は永遠に不変


 妻が図書館で、私のために借りてきてくれた本。私はすでに40代なのだが、たいへん参考になった。いまは事実上絶版になっているようだが、30代、40代のオトコは探し出してでも読む価値ありだ。
 著者の海老久美子氏は、現在は立命館大学スポーツ健康科学部の教授。同じ滋賀県民ということで、勝手に親近感を抱いていた栄養士さんが書いた本ということもあり、さっそく読んでみた。

30代後半から40代にかけての、ほぼすべてのオトコに共通の悩み、ハゲ・ナエ(勃たない)・デブ(肥満)。そして、いままでは気にかけていなくても問題なかった「健康」。これらの、大きな声では言えないけれど、実に切実な悩みに食事面から答えてくれる。
 それが、上から目線ではなく「アナタの考えも分かります。でもね…」というところから語られるので、気持ちよく読める。海老氏の読ませる文章との相乗効果で、するする読み終えてしまった。

 とはいえ、本書の主張に目新しいところはなく、基本は
「規則正しい時間に食べる」
「いろいろなものを食べる」
「ただし糖質・脂質の取りすぎには気をつける」
ことだ。
「なんや、当たり前やん」
なんだけど、結局、「健康な食事」の結論はこれなのだろう。本書は約15年前の本なのだが、その時代からいままで、いや大昔から未来永劫まで永遠に、食の基本はこれに尽きると断言できそうだ。逆に言うと「目から鱗」のような健康食事本は怪しい。

 ではなぜ、世の中には相変わらず健康食事本があふれているのか。それは結局
「分かっちゃいるけどやめられない」
からなのだ。特に30代ともなると、長年染みついた習慣を変えるのは難しい。もちろん私も「やめられない」ことだらけだ。
 本書はこの「分かっちゃいるけど」の部分を、より分かりやすく、説得力をもって、かつ楽しく説明してくれる。だから
「分かっちゃいるけどやめられなかったけど、やってみようかな」
という気にさせてくれるのだ。
 30代、40代の、健康が気になりはじめたオトコの「中年へ向けての食事入門書」に最適。ただし「分かっちゃいるけどやめられない」をやめられるかどうかは、アナタ次第である。




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【読書メモ】アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮新書)

 2020年のベストセラーをようやく読んだ。もっと早く読んでおくべきだった…。   スマホがどれだけ脳をハックしているかを、エビデンスと人類進化の観点から裏付けて分かりやすく解説。これは説得力がある。   スマホを持っている人は、必ず読んでおくべきだ。とくに、子どもを持っている人...