土曜の東京メインは富士ステークス。昔は「外国招待馬や地方馬が出てくるオープン特別」だった。今では考えられない、不思議な位置づけのレースだったのだ。
調べてみると、設立当初はジャパンカップに招待された馬のステップレースだったらしい(その時代、まだ私は競馬をしていなかった)。その後、ジャパンカップと同じ週に行われるようになったが、ジャパンカップ招待馬の帯同馬が出走できるようにと、国際競争のまま据え置きにされたそうだ。しかし、外国馬や地方馬が勝負に絡むことはほとんどなく、この頃から競馬をしはじめた私は「何かヘンなレースやなあ…」と思っていた。
今では日本でも国際レースが珍しくなくなり、富士Sも「ヘンなオープン特別」から、「マイルCSの前哨戦」へと、いつの間にか出世(?)した。
しかし、JRAの思惑とは裏腹に、ここをステップにマイルCSを制した馬はまだ1頭(トウカイポイント)しかいないらしい。近年は天皇賞をステップにした馬が圧倒的に強いもんなあ…。
今年もそれっぽい馬が揃った。ここを勝てば本番(マイルCS)で穴人気になりそうなレベルの馬が顔を揃えた印象だ。さて、穴人気の権利を手に入れるのはどの馬か(そんな権利いらんわ)。
このレース、本命候補に考えていた馬が同枠に入った。7枠、エイシンアポロンとゴールスキーである。エイシンは長期休み明けの前走で好走。実力馬の復活を印象づけた。GII(京王杯2歳S)の勝ち馬で、重賞で2着すること4回(そのうち1回は朝日杯GI)。これだけの実績馬が56 kgで走れるのだから狙わない手はないだろう。もう1頭のゴールスキーは、ムラ駆けだが昨年のマイルCS3着馬。走る気さえ出せば圧勝もあるか。というわけで、このレースは枠連で勝負する。
推奨穴馬はブリッツェン。休み明けで人気を下げているようだが、鉄砲は得意。あれよあれよの逃げ切りがあるかも。
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