2011年10月4日火曜日

鳥なんばそばの「なんば」って何や? その1

 私はそばがけっこう好きである。関西はそばよりもうどんだとよくいわれるが、うどん屋よりもそば屋のほうが多い気がする。おそらく関東の人よりはたくさんうどんを食べるのだろうが、関西人のうどんとそばの消費量はどちらが多いのだろうか。意外とそばのほうが多かったりするような気がするのだが、誰か調べた人がいれば教えていただきたい。
ここのところ関西にも本格的そば屋(十割そばを出すような店)が増えてきた。一種のブームである。しかし、ざるそばに千円以上出すのは大蔵大臣の許可が必要なので、あまりそういう店には行かない(行けない)。

閑話休題。

そういうわけで、私はしばしば(それほど高くない)そば屋に行き、たいていはざるそば(または盛りそば)を注文する。私は、同じものを、関西ではざるそば、関東では盛りそばと呼んでいるのだと思っていたのだが、あるとき、関東のそば屋のメニューにざるそばを発見した。まるで、一人の女だと思ってつきあっていたのが、じつは二人の女性で「さあ、ざる子か盛り子か、どっちを選ぶの?」といわれたようなものだ。
その店では盛りそばよりもざるそばのほうが高かった。「いったい何が違うのか?」激しく気になったのも当然であろう。その後、「盛りそばに、きざんだノリがパラパラとかけてあるのがざるそばである。ノリをかけるだけで100円も高いとはけしからん」という記事を目にして私の疑問は解消したのだが、その記事が正しいのかどうかは確かめていない。この、ざるそば盛りそば問題も、機会があれば真偽のほどを確かめてみたい。

今日は本題にはいることができなかった。申し訳ない。「なんば」の謎は明日以降に解明していく。

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