2011年10月13日木曜日

書評 『修羅の刻 宮本武蔵編&寛永御前試合編(壱)』(プラチナコミックス)

 コンビニに寄ったときに目に入ったのが運の尽き。ついつい買っちまった。『修羅の門』が第弐門となって復活して、改めて「陸奥圓明流はやっぱええなあ。また修羅の門も読み返したいなあ」と思っていたところに、修羅の門の外伝である『修羅の刻』を見つけ、衝動買いをしてしまった。

 『修羅の門』とは1990年前後に人気を博した格闘マンガ。無敗を誇る陸奥圓明流という古武術の継承者である陸奥九十九が、さまざまなライバルたちと死闘を繰り広げるというストーリー。格闘マンガ好きの方にはぜひともお薦めしたい。
 その外伝が『修羅の刻』で、陸奥九十九以前の陸奥圓明流の継承者たちの活躍を描いたマンガだ。本書は、宮本武蔵と闘った陸奥と、柳生十兵衛と闘った陸奥の物語である。

 中学生のとき『修羅の門』を見つけ、それをきっかけに月刊マガジンを毎月買うようになったことを思い出す。
 虎砲や双龍脚はできるようになる気がしなかった(当たり前や)。「でも、菩薩掌ならできるようになるかも」と思って練習を重ねたが、習得できなかったなあ(当たり前や)。




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