2018年3月16日金曜日

【中央競馬予想と与太話】若葉S、フラワーC、ファルコンS~謎のローテーション~

 今週は気温が上がり、上着がいらないくらいのポカポカ陽気になった。週末は少し寒さが戻ったが、三寒四温で暖かくなっていくのだろう。
 そんな土曜は阪神で若葉ステークスが、中山でフラワーカップが、中京でファルコンステークスが組まれている。例年同様、三場のメインが3歳戦という、珍しい日だ。

 若葉Sは関西で行われる唯一の皐月賞トライアル。2000年に中山から阪神に移ってきた。
 いまからちょうど15年前、2003年の勝ち馬がアドマイヤグルーヴ。父サンデーサイレンス、母エアグルーヴの、日本ではこれ以上は望めない超良血馬で、エリザベス女王杯を連覇した名牝である。
 デビュー2連勝で迎えた3戦目に選んだのが、桜花賞トライアルではなくなぜかこのレースだった。たしかマイルは短いという理由でこのレースを選択したという記憶があるが、トライアルではないので、勝って賞金を加算しなければ桜花賞には出られない。物議を醸したローテだった。結果はハナ差で辛くも勝利。事なきを得たのだった。
 早世してしまい、5頭の産駒しか残せなかったのは残念。しかし、最後の産駒であるドゥラメンテが皐月賞とダービーを勝って鳴り物入りで種牡馬となった。ダイナカール、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴの血は、脈々と受け継がれてくことだろう。

 レースにいってみたい。
 GI馬が登場。かなり特殊なローテーションのように書かれた記事を見かけるが、長距離輸送なしで定量で出られるのだから、普通の選択肢だろう。本命はその◎タイムフライヤー。前走のGIでもお世話になった。もう一度本命に推す。前走、前々走のレベルが若干疑問だが、この相手なら。前につけたい。
 推奨穴馬はビービーデフィ。底を見せていない馬は押さえるに限る。

 フラワーCはメサルティム、ファルコンSは◎テンクウが本命。

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