2021年3月25日木曜日

【読書メモ】米澤穂信『王とサーカス』(創元推理文庫)

 太刀洗万智シリーズ第2弾。第1弾は未読だが、問題なく楽しめた。
 フリージャーナリストの太刀洗万智(たちあらいまち)がネパールの首都カトマンズを訪問中に、主要王族が皆殺しになるという大事件が発生する。一方で、太刀洗が取材した軍人も殺害されてさらし者になった。
 軍人殺害は、いったい誰が何のために行ったのか。その謎を解かねば、記事に軍人の件は載せられない。太刀洗は真相に到達できるのか。
 ラストの謎解きとどんでん返しはお見事。「真の犯人」がそこにいたとは。

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