2018年9月27日木曜日

【読書メモ】住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)

 男女の軽妙な会話を軸に話が進む。そして、その背後に見えるのは死の影。軽妙でありながらも、どこか重い雰囲気。そう、村上春樹小説と同じ香りのする作品だ。おそらく、村上氏の大きな影響を受けているのだろう。
 本作もまた草食系男子が登場。
「こんな男子高校生、いないだろ」
と思ってしまう私の感覚が古いのだろうか…。

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