2019年12月26日木曜日

【読書メモ】米澤穂信『満願』(新潮文庫)

 2014年のミステリーランキング三冠を達成した短編集。表題作を含む六つの短編が収められている。どれも完成度が高く、「読ませる」のはさすが。各話ともオチが見事。しっかり話が閉じるだけでなく
「えっ、そこに着地するか!?」
という驚きもある。

 翌年も連続して「このミス」大賞を獲得したように、安心して読める作家だ。

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