2023年3月31日金曜日

【読書メモ】 瀬尾まい子『僕らのごはんは明日で待ってる』(幻冬舎文庫)

 登場人物はほぼ2人のみという、ザ・恋愛小説。重厚ではなく、甘美でもない。しかし2人の絆はしっかり伝わってくる。タイトルにもあるように、明日で待ってるごはんに向かって、前向きに歩んでいきたくなる。そういう元気をもらえる作品だ。

 恋愛小説なんだけど、テーマは「家族」だ。読み終えた後は、家族と食卓を囲んで
「瀬尾まい子、やっぱええよなあ~」
「たしかに~」
「え、わたしまだ読んでないねんけどっ」
なんて会話をしたくなるかも。

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