2016年4月10日日曜日

【中央競馬予想の回顧】桜花賞、阪神牝馬S、ニュージーランドT(2016)

 今週は桜花賞。
 ◎シンハライトは中団馬群の外。3コーナー過ぎから徐々に進出すると、4コーナーでは人気のメジャーエンブレムと並ぶ位置に。瞬発力勝負ならこちらが一枚上。メジャーエンブレムを競り落とし、外から追撃してきたアットザシーサイドを突き放す。
「勝った」
と思ったところに飛んできたのが、ジュエラー。最後は首の上げ下げの大接戦に。シンハライトが残ったように見えたのだが、結果はハナ差でジュエラーがかわしていた。このハナ差がデムーロと他の騎手との違いなのか。
 馬券は馬連を本線でとった。10倍近くつけば御の字。

 4着のメジャーエンブレムにも触れておきたい。予想の段階でも書いたのだが、今まで戦ってきた相手が軽かったのかもしれない。結果論ではなく、ちょっと人気しすぎだったような。

 土曜は阪神牝馬S。
 ◎スマートレイアーはポンと出て先団へ。番手につけるかと思ったら、3コーナー手前ではハナに立っていた。ペースも遅く、楽な手応えで直線へ。後続を引き離してセーフティリード、と思ったところに飛んできたのがミッキークイーン。最後は、何とかクビ差しのいで見事に1着。前走に続いて逃げ切り勝ちを収めた。後ろから行っていた馬が、古馬になって先行脚質に転換して成功するとは珍しい。
 馬券は馬連をとったが、350円ではトリガミ。

 中山ではニュージーランドT。
 ◎レインボーラインはスタートがひと息で、どんどん前に入られて後方から。内をさばいてそれなりに伸びたが、5着まで。有利と思っていた内枠が、逆にあだとなったか。
 勝ったのはダンツプリウス。中団から徐々に進出して抜け出し、2着馬の猛追をハナ差しのいだ。器用な立ち回りが勝因か。ブライアンズタイムの実質ラストクロップが、父に捧げる重賞勝ち。

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