G.W.も終わり、来週からは通常モード。G.W.で薄くなった財布を膨らませたいものだ。
そんな土曜の京都メインは京都新聞杯。どうしても菊花賞トライアルとしての印象が強い(まだ言うか)が、この時期に移ってからも有力馬を送り出している。2頭のダービー馬を排出し、昨年もサトノラーゼンがダービーで2着した。トライアルの青葉賞よりも好成績を残しているのは、関西馬の強さと無関係ではないだろう。
このレースは、今回で64回目と長い歴史をもつ。私が生まれた年の勝ち馬がタイテエム。もちろん現役時の走りは知らないが、貴公子いうニックネームだったらしい。菊花賞では結果が出なかったが、翌春の天皇賞を制してGI馬となったそうだ。テンポイントより4年先輩の、元祖貴公子だったと言えるだろう。
そして、タイテエムの主戦騎手だったのが須貝彦三・四郎の兄弟。彦三騎手は現在の須貝調教師のお父さんである。
レースにいってみたい。
本命は◎ブラックスピネル。強い相手と走ってきたが、いつも大崩れしない。ここまでの6戦で馬券圏内を外したのは、4着だったホープフルSだけという安定ぶりだ。なかなか勝ちきれないが、ここで結果を残して胸を張って本番へ向かってほしい。阪神よりも京都のほうがよさそう。
推奨穴馬は須貝厩舎つながりでエルリストン。今回と同じコースで勝っている。
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