2018年開幕週の3日間開催の中日は、中山でフェアリーステークスが、京都で万葉ステークスが組まれている。
万葉Sは、JRAで残り少なくなった3000 m以上のレースの一つである。現在、3000 m超のレースは六つあり、重賞以外のレースは、この万葉Sだけだ。これだけ数が少なくなると「マラソンレースが得意です」という馬も出現しにくくなる。するとレースのレベルも下がり、「じゃあ、長距離レースは減らそうか」という悪循環。時代の流れとはいえ、寂しいのは私だけだろうか。
1999年まで、秋の京都に嵐山Sという3000 mのレースがあった。長い間、準オープンのレースとして行われており、菊花賞への裏街道的な位置づけのレースだった。メジロマックイーンがこのレースをステップに菊花賞を制したのだが、なんと嵐山Sは2着に負けているのだ。原因は覚えていないが、夏の函館を連戦した疲れがあったのかもしれない。
メジロマックイーンのような馬が埋もれてしまわないためにも、3000 m級のレースがこれ以上減らないでほしいものだ。
レースにいってみたい。
格上挑戦の馬も多く、ぶっちゃけ、レベルは低い。軽量馬の激走を狙おうと思ったが、ピンとくる馬がいない。それなら人気でも◎タマモベストプレイで仕方ないか。長距離実績は、このメンツなら1枚も2枚も上。ハンデも57 kg止まりなら、なんとか。
推奨穴馬はトウシンモンステラ。このメンバーなら一発があっても。
フェアリーSも、例年通り低レベルの様子。本命は◎スカーレットカラー。前々走、前走の勝ち馬がGIで1、2着。それを物差しにすれば、力は上位。
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