というわけで、ようやく読んだイシグロ作品。なるほど、ノーベル賞にふさわしい格調の高さだ(のような気がする)。色で言うならセピア色。しんと静まりかえった静寂が常に背景にある。ある女性が過去を回想する形で話が進むのも、この雰囲気に一役買っているのだろう。
悲しい物語なのだが、なぜか心が落ち着く一冊。

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53歳目前の2025年7月末に、人生で初めて全身麻酔の手術を受けた。その顛末をまとめておく。 ◆唾石発見◆ 転職を控えた今年(2025年)の2月に、行きつけの歯医者さんからクリーニングの案内が来た。東京に転職する前に、挨拶をかねて訪れたら、歯科衛生士のお姉さんに 「...
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