今週は阪神で大阪杯、中山でダービー卿CTが行われる。
ダービー卿というのは、その昔にダービーというレースを作ったイギリスの貴族で、それがいまの「The Derby」、すなわち英ダービーの始まりである。という程度の知識はあるのだが、改めて調べてみると、少し勘違いをしていたことが分かった。
ダービー伯爵は世襲の貴族で、何代ものダービー伯爵がいるのだそうだ。上記の英ダービーを創設したのは第12代のダービー伯爵である。その後、第18代のダービー伯爵がJRAにトロフィーを寄贈し、それを記念して作られたのが当レースなのだ。現在は、その息子の第19代がダービー伯爵を継いでいる。
というわけで、このレースの「ダービー卿」と英ダービーを創設した人は、直系の先祖・子孫にあたるが、別人だったのだ。勉強になりました。
レースにいってみたい。予想は大阪杯を中心に。
GI馬が6頭という豪華メンバーが揃った。この時期に実績馬がそれなりの斤量で出られる中距離重賞がここしかなく、自然と集中してしまうのだろう。しかし、このうち次走に天皇賞・春を予定しているのはキズナのみ。寂しい話だ。ドバイやオーストラリアやシンガポールもよいけれど、有力馬の関係者には天皇賞をもっと盛り上げてほしいものだ。
本命はその◎キズナ。骨折明け2走目で、定石通り調子を上げてきた。唯一の心配は雨予報だが、ロンシャンでも勝っているし、こなしてくれないか。史上初の連覇を期待。
となると相手は絞りたい。復調著しいロゴタイプと、昨秋から一皮むけたエアソミュールが中心。牝馬のGI馬2頭は、牡馬相手は楽ではなさそう。評価を下げるが、馬場が悪化すればショウナンパンドラの出番があるかも。
推奨穴馬はデウスウルト。昨秋からの充実ぶりは見逃せない。阪神2000 mは最適の舞台か。この相手でも。
ダービー卿CTは◎コスモソーンパークが本命。7歳にして目覚めたのか、ここ3走は2→1→2着。中山も重馬場も得意。
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