2020年11月23日月曜日

【中央競馬予想と与太話】東京スポーツ杯2歳ステークス(2020)~世紀末の名脇役~

 3日間開催最終日は東京スポーツ杯2歳Sが組まれている。昨年のコントレイルをはじめ、ワグネリアンやディープブリランテなどが勝っている大出世レースだ。

 このレースは重賞になってから今回で25回目だが、それ以前はオープン特別として行われていた。
 重賞になる2年前、1994年の勝ち馬がホッカイルソー。北海牧場の生産、所有馬で、母ホッカイラブリーというホッカイブランドの馬だ。3回目の新馬戦を勝ち、次走の500万条件戦で3着のステップでこのレースに出走。7番人気の低評価を覆して穴を開けた。
 翌年は三冠レースで4、4、3着と、すべて掲示板に載る頑張りを見せた。古馬になってからは中長距離の重賞の常連となり、日経賞とオールカマーを勝った名脇役だった。
 「ルソー」という馬名から「なんか賢そうな馬やなあ」と勝手に思っていたが、本当に賢かったかどうかは定かではない。

ホッカイルソー。賢そうだ(?)

 レースにいってみたい。この10頭から、今年も大物が出るのだろうか。
 その期待を込めて、本命は◎ダノンザキッド。前走の新馬戦は馬なりで3馬身差をつけた。降した馬も続々と勝ち上がっており、相手が弱かったわけではない。ジャスタウェイの代表産駒になってほしい。
 推奨穴馬はモメントグスタール。現在のところ、何と単勝万馬券。ここまで人気のない理由が分からない。

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